都政改革本部会議（第7回）

平成29（2017）年3月31日（金曜）、都政改革本部会議（第7回）が都庁で開催され、小池知事が出席しました。

冒頭知事は、平成29年度予算が全会一致で可決されたことを受けて、セーフ　シティ、ダイバーシティ、スマート　シティの3つのシティ作りの実現を着実かつスピーディに進め、都民の期待に応えていきたいとした上で、「29年度は、これまでの取組みをベースに、さらにグレードアップ、レベルアップして欲しい」、「都民ファースト、ワイズスペンディング（賢い支出）の観点から、これまでの組織や制度・政策の全てを包括的に見直して『2020改革』に取り組み、都庁の機能強化を図っていきたい」と話しました。また、「一歩一歩の改革の積み重ねによって、東京大改革が達成できます。引き続き、創意工夫、実践をお願いします」と述べました。

今回は、「自律改革」、「内部統制」、「2020改革」の3点について報告がありました。

【自律改革】
○環境局、病院経営本部、港湾局、会計管理局から、それぞれの取組状況について報告
【内部統制】
○プロジェクトチームを中心にさまざまな検討が行われ取りまとめた、「入札契約制度改革の実施方針」について報告
【「2020改革」】
○平成29年度から新たに「しごと改革」、「見える化改革」、「仕組み改革」の3つの改革を柱に取り組む「2020改革プラン（仮称）」の策定スケジュール等について報告

最後に、知事は、これまでの行政改革は「引き算」で、人を減らし、予算を減らした結果、一人あたりの仕事が増えるということの繰り返しでしたが、都民目線と賢い支出をベースに働き方改革、仕事のやり方改革という化学変化を目指したいとした上で、「『都庁やるね』という評価をいただけるように、職員自身もやりがいを感じていただけるように頑張っていきたい。私自身も初心を胸に、これからも都政に向かっていきます」と決意を述べました。

当日の会議詳細は、都政改革本部ホームページをご覧ください。