「TOKYO縁結日2017」

平成29（2017）年3月4日（土曜）、結婚応援イベント「TOKYO縁結日　2017」が都内で開催され、小池知事が出席しました。

このイベントは、誰もがいきいきと活躍できる「ダイバーシティ」の実現に向けて、結婚を希望する人達にさまざまな情報を提供し、一歩を踏み出す機会とする、また、社会全体の結婚応援の気運を醸成するため、都として初めて開催したもので、約3,000人が来場しました。

始めに知事は、会場内に設置された結婚支援に関するパネルや、行政機関や結婚関連企業等の出展ブースを加藤勝信　内閣府特命担当大臣（少子化対策）と視察しました。

次に、主催者挨拶で知事は、未婚化、晩婚化が進んでいると言われる中で、「結婚するかしないかは、それぞれの人生における選択肢の一つ」とした上で、「皆さんが結婚しないことを望んでいるのであれば、未婚率の上昇はその結果。しかし、実際には平成27年の国の調査において、男女とも約9割の人がいずれは結婚しようと考えており、決してあきらめているわけではない」と述べました。そのことを踏まえ、「結婚を望んでいる人達の結婚に関する疑問・不安を解消して、結婚に向けて一歩踏み出すきっかけにしていただき、また、社会全体で結婚を希望する方々を応援する」とイベントの趣旨に触れた上で、東京2020大会を誰と一緒に観たいかといった、具体的な目標・イメージを持つことも大切だと話しました。
また、ライフ・ワーク・バランスの観点から「長時間労働は改め、もっと人生を楽しんで、仕事は効率よく進める。その上で、自分のスキルアップや出会いの時間を大切にする」と述べ、今後、テレワークについても定着させたいとしました。
さらに、子育ても仕事も両立できる東京にしなければならないとして、「保育サービスの拡充を覚悟をもってやる。来年度予算にも盛り込み、待機児童対策にしっかりと取り組んでいく」と話し、結婚支援に関して「これからも切れ目のない政策をしっかりとやっていきたい」と語りました。