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令和6年(2024年)2月29日更新

報道発表資料

障害と情報保障手段の種類に関する認知度

Q9 障害のある方が分かりやすく利用しやすい情報保障の手段は、障害の種別や程度によって、異なります。
あなたが知っている情報保障の手段を、次の中からすべて選んでください。

(MA)(n=478)

グラフの画像

  • 視覚障害の方向け
    1. 点字(視覚障害・盲ろう※1の方向け)
    2. 拡大文字
    3. テキストデータ※4
    4. 音声コード※2
    5. デイジー※11
  • 聴覚障害の方向け
    1. 手話
    2. 手振り・身振り
    3. 筆談
    4. 要約筆記※9
    5. ヒアリングループ※10
    6. 読話・口話
  • 盲ろうの方向け
    1. 手書き文字
    2. 触手話※8
    3. 指点字※3
  • 知的障害・精神障害・発達障害の方向け
    1. ルビ版※6、分かりやすい版※7の作成
    2. コミュニケーション(支援)ボード※5
  • ※1 盲ろう
    目(視覚)と耳(聴覚)の両方に障害を併せ持つ方
  • ※2 音声コード
    QRコードと同じ印刷物上の切手大の二次元コードで、活字文字読み上げ装置やアプリなどで読み取ると、文書を音声に変換して読み上げます。

図1

  • ※3 指点字
    盲ろうの方の指を点字タイプライターの6つのキーに見立てて、左右の人差し指から薬指までの6指に直接打つ方法です。

図2

  • ※4 テキストデータ
    データの文字やイラストをテキスト形式で作成する方法で、パソコン、タブレット、スマートフォン等の電子機器の音声読み上げ機能(スクリーンリーダー)を使って内容を把握できます。
  • ※5 コミュニケーション(支援)ボード
    文字やイラストが載っているボードで、文字盤やイラストを指さしてコミュニケーションをすることで、障害者の意思や要望を確認することができます。

図3

  • ※6 ルビ版
    漢字にひらがなのルビを振って、漢字がわからない方も読めるようにした資料を指します。
  • ※7 分かりやすい版
    図やイラストを使用したり、簡単な言葉に書き換えることで、分かりやすくした資料を指します。

図4

  • ※8 触手話
    話し手が手話を表し、盲ろうの方がその手に触れて伝える方法です。

図5

  • ※9 要約筆記
    話の意図をつかんで要約し、手書き・パソコンにて文字におこし、聴覚障害の方に伝える方法です。
  • ※10 ヒアリングループ
    補聴器や人工内耳を使っている中途失聴難聴の方向けの設備で、補聴器や人工内耳の音質が良くなる設備です。

図6

  • ※11 デイジー
    デイジー(DAISY)という音声媒体にデータを変換する方法です。専用の再生機や専用ソフトをインストールしたパソコン、タブレット、スマートフォン等の電子機器によってディスクを再生し、内容を把握します。

図7

調査結果の概要

知っている情報保障の手段を聞いたところ、「点字(視覚障害・盲ろうの方向け)」(96.2%)が9割半ばで最も高く、以下、「手話」(93.3%)、「筆談」(88.1%)、「手振り・身振り」(56.7%)などと続いている。

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