平成25年6月27日更新第11回東京都安全・安心まちづくり協議会総会について
平成25年（2013）年6月27日（木曜）、猪瀬知事は、都庁で開催された第11回東京都安全・安心まちづくり協議会総会に出席しました。
知事は挨拶の冒頭で、「都内の刑法犯認知件数は、平成15年から10年連続で減り続け、10年間で4割減少しています。しかし、件数は減っているものの『母さん助けて詐欺』などの名称で被害防止が呼びかけられている振り込め詐欺は都民に身近な犯罪でどんどん増えています。」と述べ、東京の安全・安心の確保に向けた取組を今後さらに強化していく必要があるとしました。
また、警視庁の twitter で犯罪情報を即時ツイートしているようにスピード感が大切であるとも述べるとともに、先日治安状況を視察した渋谷地区での地元ボランティアとの協力を例に挙げ、地域全体が一緒に防犯をしている雰囲気によって犯罪を抑止できるので、「引き続き、地域における防犯活動や子供の安全確保に向けた取組を支援するなど、都民が安全で安心して暮らすことができる東京の実現に、全力を尽くしていきます。」と話しました。
さらに、2020年のオリンピック・パラリンピック招致において、東京が世界で最も安全で先進的な大都市であることをアピールしていることにも触れ、招致ができれば少しも気を許すことなく、安全・安心を社会の総力の結集によって実現していくと述べました。
