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報道発表資料  2019年12月05日  建設局, (公財)東京動物園協会

多摩動物公園情報
アムールトラの「イチ」を受け入れます

多摩動物公園(園長 渡部浩文)では、このたびアムールトラの「イチ」(メス)を周南市徳山動物園(山口県周南市)から受け入れますので、お知らせします。

1.受け入れるアムールトラ

  • 名前
    イチ
  • 性別
    メス
  • 年齢
    4歳
  • 生年月日
    2015年6月11日 徳山動物園生まれ

写真

アムールトラ「イチ」
(写真提供:徳山動物園)

2.受入予定日

令和元年12月18日(水曜日)

3.経緯

当園では飼育園館同士で相互協力しながら、希少動物アムールトラの繁殖を進めています。このたびアムールトラの新たなペア形成や繁殖を目指すため、周南市徳山動物園からブリーディングローン【注】によりイチを受け入れることになりました。

【注】ブリーディングローン
繁殖を目的とした動物の貸借契約のこと。動物園間で個体を移動させることによって新たなペアの形成を促し、繁殖を目指すことを目的としています。

4.当園での飼育状況(令和元年12月5日現在)

3頭(オス2、メス1) ※今回受け入れるイチは含みません。

5.国内の飼育状況(平成30年12月31日現在)

23園館 56頭(オス22、メス34)
※資料:アムールトラ国内血統登録台帳【(公社)日本動物園水族館協会】

参考

アムールトラ(食肉目 ネコ科)
(ワシントン条約附属書1、IUCNレッドリスト:EN(絶滅危惧種)、東京都ズーストック種)

  • 学名
    Panthera tigris altaica
  • 英名
    Amur tiger
  • 分布
    アムール(ロシア)、ウスリー(ロシア)、中国東北部
  • 生息地
    森林性で針葉樹林に生息
  • 生態等
    別名シベリアトラ。ネコ科最大の動物。棲む地域によって9亜種に分類され、アムールトラはその1亜種。アムールトラは森林で単独で生活し、同性個体間でなわばりを守ります。毛皮や漢方薬の材料としての乱獲、森林伐採などによる生息地の減少により生息数は非常に少なくなっています(推定330~390頭)。交尾期は11月~4月ごろ(飼育下では周年繁殖可能)で、妊娠期間は100~108日。通常2~4頭を出産します。子は1歳半頃に親離れし、3~5歳で性成熟に達します。成獣で体長170~230センチメートル、尾長100~120センチメートル、体重100~300キログラム。メスはオスより小型。

※「附属書1」の数字の正しい表記はローマ数字です。

問い合わせ先
(公財)東京動物園協会
多摩動物公園教育普及課
電話 042-591-1611(代表)17時00分まで
建設局公園緑地部管理課
電話 03-5320-5365

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