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報道発表資料  2019年11月15日  建設局, (公財)東京動物園協会

多摩動物公園情報
アムールトラの「アイ」を移動します

多摩動物公園(園長 渡部浩文)では、このたびアムールトラの「アイ」(メス)を九州自然動物公園(大分県宇佐市)へ移動しますので、お知らせします。

アムールトラの写真

アムールトラ「アイ」
(撮影日:令和元年9月28日)

1.移動するアムールトラ

  • 名前
    アイ
  • 性別
    メス
  • 年齢
    9歳
  • 生年月日
    2010年7月7日 多摩動物公園生まれ

2.移動予定日

令和元年11月20日(水曜日)

3.移動先

九州自然動物公園

4.経緯

当園では飼育園館同士で相互協力しながら、希少動物の繁殖を進めています。
今回は、当園からアイを移動して九州自然動物公園のオスと新たなペア形成や繁殖を目指すため、ブリーディングローン【注】により移動を実施することになりました。

【注】ブリーディングローンについて
繁殖を目的とした動物の貸借契約のこと。動物園間で個体を移動させることによって新たなペア形成を促し、繁殖に寄与することを目的としています。

5.当園での飼育状況(令和元年11月15日現在)

4頭(オス2、メス2) ※今回移動する「アイ」を含みます。

6.国内の飼育状況(平成30年12月31日現在)

23園館 56頭(オス22、メス34)
※資料:アムールトラ国内血統登録台帳【(公社)日本動物園水族館協会】

参考

アムールトラ(食肉目 ネコ科)
(ワシントン条約附属書1、IUCNレッドリスト:EN(絶滅危惧種)、東京都ズーストック種)
※「附属書1」の正しい表記はローマ数字です。

  • 学名
    Panthera tigris altaica
  • 英名
    Amur tiger
  • 分布
    アムール(ロシア)、ウスリー(ロシア)、中国東北部
  • 生息地
    森林性で針葉樹林に生息
  • 生態等
    別名シベリアトラ。ネコ科最大の動物。棲む地域によって9亜種に分類され、アムールトラはその1亜種。アムールトラは森林で単独で生活し、同性個体間でなわばりを守ります。毛皮や漢方薬の材料としての乱獲、森林伐採などによる生息地の減少により生息数は非常に少なくなっています(推定330~390頭)。交尾期は11月~4月ごろ(飼育下では周年繁殖可能)で、妊娠期間は100~108日。通常2~4頭を出産します。子は1歳半頃に親離れし、3~5歳で性成熟に達します。成獣で体長170~230センチメートル、尾長100~120センチメートル、体重100~300キログラム。メスはオスより小型。
問い合わせ先
(公財)東京動物園協会
多摩動物公園教育普及課
電話 042-591-1611(代表)17時00分まで
建設局公園緑地部管理課
電話 03-5320-5365

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