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報道発表資料  2019年08月29日  生活文化局

つえを購入する時は、品質が確保されたものを選びましょう!
つえの安全性に関する商品テストを実施しました

高齢者の生活を支えるつえ。手軽に購入される方も多いと思います。
一方で、「使用中、折り畳みつえのつなぎ目が陥没。はずみで転倒し、左手指を骨折した。」、「使用中につえが折れて転倒。家具の角で頭を打ち、こぶができ、首・背・腰を捻挫し、入院治療をした。」といった事故事例も見られます。
そこで、東京都では、強度の試験等により、つえの安全性に関する商品テストを実施しました。
今回の結果を踏まえて、消費者へのアドバイスや関係団体への要望などを行います。

商品テスト結果

1 対象商品【報告書P.2~4】

都内の店舗、インターネットにて販売されている1000円(税抜)以下のつえの中から、主として高齢者が使用すると想定される、6検体を選定。5検体は折り畳み式で長さ調節が可能な商品、1検体は折り畳み、長さ調節ともにできない商品で、いずれもSGマーク【注1】の表示はありませんでした。
【注1】SGマークは、構造・材質・使い方などからみて生命又は身体に危害を与える恐れのある消費生活用製品について、一般財団法人製品安全協会が製品ごとに制定する任意の安全基準であるSG基準に基づく、認証済み製品に表示される。

商品テストの画像1

2 強度試験【報告書P.7~9】

任意の安全基準である「棒状つえのSG基準」【注2】を参考に、以下の3種類の強度試験を行ったところ、6検体中5検体が基準を満たさず、破損や変形が見られました。
【注2】棒状つえのSG基準は、令和元年5月1日に改正されたが、本テストにおいては、実施時期(平成30年12月)の基準で試験を行った。

商品テストの画像2

3 表示調査【報告書P.5~6】

6検体中4検体には「補助的に使用する」旨の記載があり、「全体重を支えることができない」などの用途等に関する注意表示がありましたが、2検体には記載がありませんでした。

消費者へのアドバイス

品質が確保されたつえを選びましょう。

今回テストしたつえには、任意の安全基準であるSG基準に相当する強度を満たさない製品があり、製造事業者等による強度試験の有無を確認できない製品もありました。
安全に使用するため、品質が確保されたつえを選びましょう。強度など安全や信頼性が確認された製品に表示されるSGマークは、品質を判断する参考になります。

SGマークの画像

用途等を確認し自分に合ったつえを選びましょう。

今回テストしたつえには、「自立歩行できる方が歩行補助のために使用する」、「身体の全体重をかけると破損のおそれがある」という注意表示があるものがありました。特に、立ち座り時はつえに力がかかりやすく、歩行時よりも折れやすくなります。
つえによっては、つえへの依存度が高い方に不向きなものもあるので、身体の状態に合ったつえを選びましょう。

取扱説明書等を確認し、正しく使いましょう。

取扱説明書等で使用前の点検方法や、使い方などを確認することが事故の未然防止につながります。使用前に取扱説明書を確認し、正しく使いましょう。不明な点などがある場合は、購入時や使用前に店員、販売事業者等に確認をしましょう。

要望・情報提供

要望

一般社団法人日本福祉用具・生活支援用具協会に対して、SGマーク表示商品の普及促進を要望します。

情報提供

消費者庁、経済産業省、独立行政法人国民生活センター、独立行政法人製品評価技術基盤機構、一般財団法人製品安全協会、インターネット関係事業者に対して、本結果について情報提供を行います。

※報告書は東京くらしWEBホームページからダウンロードできます。

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問い合わせ先
生活文化局消費生活部生活安全課
電話 03-5388-3055

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