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報道発表資料  2019年08月27日  建設局, (公財)東京動物園協会

葛西臨海水族園情報
オウサマペンギンのヒナ、すくすく育っています!

葛西臨海水族園(園長 錦織一臣)では、このたび平成25年9月以来となるオウサマペンギンのヒナが1羽生まれましたので、お知らせします。

ヒナの写真

親に抱かれるヒナ
(撮影日:令和元年8月17日)

1.生まれたオウサマペンギン

孵化日

2019年8月6日(火曜日)

羽数

1羽

性別

不明

両親

母親
レイ 7歳
2012年1月10日 アドベンチャーワールド生まれ

父親
ソラ 8歳
2011年8月15日 当園生まれ

2.経緯

当園では、平成27年4月21日に「ウメ」(オス)と「ミカン」(オス)を、翌28年4月8日に「レイ」(メス)を、それぞれアドベンチャーワールド(和歌山県西牟婁(にしむろ)郡白浜町)から搬入して以降、当園の個体との間で繁殖を試みてきました。
今年5月8日に繁殖と避暑を兼ねて冷房完備の非公開エリアの部屋に移動したところ、6月13日に産卵が確認されました。その後、両親で交代しながら抱卵を続け、産卵から54日目の8月6日に孵化(ふか)しました。
両親のソラとレイは、どちらも今回が初めての繁殖ですが、2羽ともにエサを与える様子が確認され、ヒナはすくすくと成長しています。

3.公開予定日について

育雛(いくすう)の様子は観覧エリアに設置した専用のモニターでご覧いただけますが、屋外での展示はヒナの体が十分大きくなってから行う予定です。公開日は、決まりしだい葛西臨海水族園ホームページ(東京ズーネット)(外部サイトへリンク)にてお知らせします。

4.当園での飼育状況(令和元年8月27日現在)

8羽(オス4、メス3、不明1) ※今回孵化したヒナを含みます。

5.国内の飼育状況(平成30年12月31日現在)

22園館 282羽(オス145、メス115、不明22)

参考

オウサマペンギン(ペンギン目ペンギン科)
(東京都ズーストック種)

  • 学名
    Aptenodytes patagonicus
  • 英名
    King Penguin
  • 分布
    南緯45~55度に位置する亜南極の島々
  • 生態等
    体長は85〜95センチメートル、体重は10〜16キログラム。コウテイペンギンに次ぐ大きさのペンギンです。野生では水深100~300メートルまで潜水して、魚やイカなどを採食します。遊泳速度は平均毎秒2.1メートル。
    産卵は葛西臨海水族園では5月~7月に見られ、巣はつくらず、雌雄が交代で卵を足の上に乗せて抱卵嚢(ほうらんのう)(お腹の皮膚のたるみ)をかぶせて温めます。孵化までの日数は52日~58日。ヒナは灰色がかった茶色の毛が密生していて、この綿羽は生後約10~12ヵ月齢まで維持されます。巣立ちは約1年後で、孵化後約3年目の換羽時に、成鳥と同じ姿になります。
問い合わせ先
(公財)東京動物園協会葛西臨海水族園教育普及係
電話 03-3869-5152(代表)17時00分まで
建設局公園緑地部管理課
電話 03-5320-5365

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