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報道発表資料  2019年08月23日  生活文化局, 公益財団法人東京都歴史文化財団

Tokyo Tokyo FESTIVAL スペシャル13
最新企画概要等についてのお知らせ

ロゴ画像

東京都と公益財団法人東京都歴史文化財団は、Tokyo Tokyo FESTIVALの一環として、「Tokyo Tokyo FESTIVAL企画公募採択事業」を実施します。2019年9月からいよいよ本番を迎えますので、最新企画概要等についてお知らせします。

1.新名称について

この度、本番開始に合わせ、Tokyo Tokyo FESTIVAL企画公募で採択した13事業を総称する新名称を「Tokyo Tokyo FESTIVAL スペシャル13」に決定しました。2,436件もの応募から選ばれた13事業であるという特別感を表現するとともに、誰にでも覚えやすく親しみやすい名称としました。

2.最新企画概要について

オリンピック・パラリンピックが開催される2020年に向けて「Tokyo Tokyo FESTIVAL スペシャル13」が今秋から本格始動します。以下のとおり最新企画概要をお知らせしますので、ぜひご注目ください。

最新企画概要 ※事業名五十音順

事業名:「The Constant Gardeners」 企画者:Jason Bruges Studio(イギリス)

開催時期

2020年夏

会場

上野恩賜公園

日本の禅庭園に見られる日本文化・美術の歴史を、世界的な視野で再構成し、ロボット工学を活用して表現。アスリートの動作を取り込んだロボットアームの動きにより、刻々と変化する日本庭園を創り上げます。
上野公園を舞台として、ロボット工学と日本の庭園文化、そしてスポーツを融合させたインスタレーションを展開します。

事業のイメージ画像1

事業名:「隅田川怒涛」 企画者:特定非営利活動法人トッピングイースト

開催時期

「春」2020年4月中旬 「夏」2020年8月中旬

出演アーティスト

コムアイ、蓮沼執太、ほか

隅田川をひとつの舞台と見立てる音楽&アートフェスティバル。日本を代表するアーティストが、音楽、パフォーマンス、インスタレーション等を「春」と「夏」の2回にわたって展開します。200年前の江戸期の華やぎを想い、この地の永い歴史に尊敬の念を込め、芸術表現活動を通じて人々が怒涛のように混ざり合っていく姿を描くプロジェクトです。

事業のイメージ画像2

一般財団法人北斎館

事業名:「世界無形文化遺産フェスティバル2020」 企画者:公益社団法人全日本郷土芸能協会

開催日

2020年4月18日(土曜日)、19日(日曜日)

会場

日比谷公園大音楽堂・小音楽堂

世界から無形文化遺産が集結するフェスティバル。世界各地に伝承されている伝統文化や芸能を集め、人々の交流を通じて文化の多様性と共生の意義を伝え、文化の未来への継承につなげます。世界五大陸から「セトの多声歌唱」(エストニア共和国)、「ガリフナの歌と踊り」(ホンジュラス共和国)、「エチオピアの民族芸能」(エチオピア連邦民主共和国)、「ガヨの伝統舞踊“サマン”」(インドネシア共和国)、「東ブータンのヤクの踊り」(ブータン王国)、「トンガの歌と踊り“ラカラカ”」(トンガ王国)を招聘するほか、東北の芸能として「鹿踊」(岩手県)、「秋保の田植踊」(宮城県)、「じゃんがら念仏踊り」(福島県)を招聘し、東北の復興を祈るとともに無形文化遺産の価値を発信します。
※招聘芸能は予定

事業のイメージ画像3

事業名:「DANCE TRUCK TOKYO」 企画者:全日本ダンストラック協会

開催時期

2019年9月5日(木曜日)~2020年8月頃

実施地域

東京都区部・多摩地域・島しょ

輸送トラックの荷台を使用するモバイルの「DANCE TRUCK」を、東京都区部・多摩地域・島しょの様々な場所15か所で展開します。多分野の先鋭的なアーティストが多数参加。ソーラートラックの極小空間を身体/光/音で一体となる装置に変容させ、周りの環境とも呼応するパフォーマンスで見慣れた都市の風景を一変させます。
※【2019年開催概要】参照

事業のイメージ画像4

photo by bozzo

事業名:「TOKYO SENTO Festival 2020」 企画者:TOKYO SENTO Festival 2020 実行委員会

開催時期

2020年春~

会場

都内銭湯

伝統的な人々の憩いの場・コミュニティーである日本独自の“銭湯文化”を世界に発信し、2020年を多くの人々と共に盛り上げるアートプロジェクト。漫画家やグラフィックアーティストなど、日本を代表する多様なアーティストが参加し、「ホッとするアートな銭湯!」と身も心も熱くなる参加型イベントです。日本の伝統文化「銭湯」から世界に向けて、アッツアツの日本文化の発信と、心温まる人々の交流を作り出します。

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事業名:「TOKYO REAL UNDERGROUND」 企画者:特定非営利活動法人ダンスアーカイヴ構想

開催時期

2020年4~6月頃

東京の地下空間を舞台に繰り広げられる、実験的芸術のフェスティバル。東京という巨大都市の歴史的な時間と空間を「アンダーグラウンド」というキーワードで探索し、多様で意外性のあるプログラムを展開します。戦後の日本に生まれ、世界に広まった舞踏/Butohを中心に、それに影響された様々な表現を、現代の地下空間で再生します。

事業のイメージ画像6

事業名:「パビリオン・トウキョウ2020」 企画者:パビリオン・トウキョウ2020実行委員会

開催時期

2020年6月6日(土曜日)~9月13日(日曜日)

参加建築家等

石上純也、妹島和世、平田晃久、藤本壮介、藤森照信、藤原徹平、会田誠 ※建築家、アーティスト各五十音順

世界各地で活躍する日本人の建築家6名とアーティスト1名が、独自のパビリオンを設計し、国内外からの観光客や住民に未来の建築やアートとして紹介します。パビリオンは新国立競技場を中心とする半径約3キロメートル圏内に設置され、期間中見学ができますので、地図を片手に宝さがしのように、あるいは散歩のかたわらに巡ることができます。

事業のイメージ画像7

「焼杉のひさし」(仮称) 設計:石上純也<本プロジェクト案>

事業名:「光の速さ The Speed of Light」 企画者:Marco Canale(アルゼンチン)

公演時期

2020年5~6月頃

アルゼンチン出身の演劇/映像作家マルコ・カナーレによる演劇プロジェクト。東京をリサーチし、そこに暮らす高齢者へインタビューを行い、彼らの記憶や体験を基にした物語や東京という土地に紐づく歴史に焦点を当てます。高齢者が実際に出演するツアー型の演劇作品を中心に、短編動画とドキュメンタリー映像によって補完しながら、東京という都市を様々な角度から見つめ、その先の未来をも想像させる作品を制作します。

事業のイメージ画像8

事業名:「放課後ダイバーシティ・ダンス」 企画者:ADD実行委員会

開催時期

2019年9月~2020年8月

実施地域

国立市、日の出町、ほか

地域と連携し、舞踊を通した新たな地域文化のプラットフォームを創出するプロジェクト。年齢や性別、国籍や体の違いを超えた多文化共生型のダンスを子供達と創作します。菅原小春や砂連尾理など一線で活躍するプロダンサーや、地域内で様々なダンスに関わる人などによるワークショップを行い、子供達自身が振付を行うことで、「創る」楽しさを伝えます。

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さいたまスーパーアリーナの青少年育成事業 身体表現ワークショップ「チームたまーりん」より撮影 (C)植田洋一

事業名:「まさゆめ」 企画者:目[mé]

開催時期

2020年夏

現代アートチーム目[mé]による、世界中から募集した候補から選ばれた「顔」を東京の空に浮かべるアートプロジェクト。2019年3月~6月に行った「顔募集」では世界中から1,400名以上のエントリーがあり、6月に行われた選定のための参加型公開ミーティング「顔会議」にはライブ配信も含めて延べ3,400名が参加・閲覧しました。選ばれた「顔」を立体物として造形し、2020年夏の東京の空に掲揚します。

事業のイメージ画像10

(c)目[mé]

事業名:漫画「もしも東京」展 企画者:漫画「もしも東京」展実行委員会

開催時期

2020年夏

会場

東京都現代美術館

現在の日本を代表する漫画家たちが、“もしもの東京”をテーマに、今までにないそれぞれの「東京」を描く展覧会。

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事業名:「Light and Sound Installation“Coded Field”」 企画者:ライゾマティクス

開催日

2019年11月16日(土曜日)

会場

浄土宗大本山増上寺ほか

最新のメディアテクノロジーと通信技術による、新しい光と音を用いたパブリックアートプロジェクト。参加者が持つデバイスの光と音が、高精度な位置情報技術により完全に同期する、今までにない体験型インスタレーションとともに、ライブパフォーマンスをお楽しみいただけます。
※【2019年開催概要】参照

事業のイメージ画像12

画像提供:ライゾマティクス

※残りの1件はシークレットとして、後日発表予定です。
※事業名・企画内容は今後変更になる場合があります。

2019年開催概要

Tokyo Tokyo FESTIVAL スペシャル13のうち、以下2つの事業が2019年に本番を迎えます。

「DANCE TRUCK TOKYO」 企画者:全日本ダンストラック協会

2019年は9月5日(木曜日)から5か所で開催します。

  1. 新宿区立新宿中央公園 水の広場 (新宿区西新宿2丁目11)
    日時:2019年9月5日(木曜日)18時30分~20時30分
    <プレパフォーマンス>
    会場:東京都庁都民広場
    日時:2019年9月5日(木曜日)17時00分~(15分程度)
  2. 東京都中央卸売市場 足立市場 (足立区千住橋戸町50)
    日時:2019年9月22日(日曜日)18時00分~19時00分、20時00分~21時00分 ※2部入替制
  3. 狛江 多摩川河川敷 (狛江市猪方4丁目付近)
    日時:2019年10月12日(土曜日)18時00分~20時00分
  4. 渋谷 宇田川町空き地(渋谷区宇田川町3丁目5)
    日時:2019年10月26日(土曜日)及び27日(日曜日)18時00分~20時00分
  5. 府中 けやき並木通り(府中市宮西町1丁目付近)
    日時:2019年11月4日(月曜日・振替休日)16時30分~18時00分

※各公演の出演者や雨天時の対応、その他プログラムの詳細は「DANCE TRUCK TOKYO」公式ホームページ(外部サイトへリンク)で随時お知らせします。

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Light and Sound Installation“Coded Field” 企画者:ライゾマティクス

リオ大会閉会式での東京2020大会プレゼンテーションの映像・演出技術開発を手掛けたクリエイター集団・ライゾマティクスが企画したプロジェクトであり、増上寺周辺を舞台に、最新のメディアテクノロジーと通信技術を組み合わせた光と音のアート空間を創出します。参加者は、今回新たに開発されたバルーン型デバイスを持って会場を回遊しながらインスタレーションを体験できるほか、ライブパフォーマンスをお楽しみいただけます。

<公演概要>
会場:浄土宗大本山増上寺ほか
日時:2019年11月16日(土曜日)18時00分~21時00分(予定)
※申込方法など詳細は今後発表します。
公式ホームページ(外部サイトへリンク)

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「Tokyo Tokyo FESTIVAL」とは

オリンピック・パラリンピックが開催される2020年に向けて東京を文化の面から盛り上げるため、多彩な文化プログラムを展開し、芸術文化都市東京の魅力を伝える取組です。

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「Tokyo Tokyo FESTIVAL」公式ホームページ(外部サイトへリンク)

「Tokyo Tokyo FESTIVAL スペシャル13」とは

斬新で独創的な企画や、より多くの人々が参加できる企画を幅広く募り、Tokyo Tokyo FESTIVALの中核を彩る事業として、東京都及び公益財団法人東京都歴史文化財団アーツカウンシル東京が実施するものです。
国内外から応募のあった2,436件から選定した13の企画を、「Tokyo Tokyo FESTIVAL スペシャル13」と総称し、オリンピック・パラリンピックが開催される2020年に向けて、順次展開していきます。

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「Tokyo Tokyo FESTIVAL スペシャル13」ホームページ(外部サイトへリンク)

「2020年に向けた実行プラン」事業
本件は、「2020年に向けた実行プラン」に係る事業です。
「スマート シティ 政策の柱8 芸術文化の振興」

本件は、「ホストシティTokyoプロジェクト」に係る事業です。
「カテゴリー:魅力発信 プロジェクト名:東京文化プログラムの拡充・推進」

問い合わせ先
生活文化局文化振興部企画調整課
電話 03-5320-7736
公益財団法人東京都歴史文化財団アーツカウンシル東京
電話 03-6256-8432

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