2019年　春季賃上げ要求・妥結状況について（中間集計）
（令和元年5月16日現在）

東京都は例年、都内の1,000労働組合を対象に、春季賃上げ要求・妥結状況を調査しております。
このたび、中間集計結果（令和元年5月16日現在）がまとまりましたのでお知らせします。なお、今期の最終的な調査の報道発表は、7月1日を予定しています。

調査結果（中間集計）の特徴（令和元年5月16日現在）

既に妥結した労働組合のうち、前年妥結額と比較可能な253組合の平均妥結額は6,086円で、これは平均賃金（315,758円・39.7歳）の1.93％に相当します。同一労組の前年妥結額（6,569円）との比較では、金額で483円減少（7.35％減）しました。
産業別・業種別妥結金額の分析対象（5組合以上）となった21業種のうち、対前年比が最も高かったのは、「サービス業（その他）」（12.51％）、以下「機械器具製造業」（7.11％）、「印刷・同関連」（4.25％）となっています。一方、対前年比が最も低かったのは、「その他運輸」（-47.65％）、続いて「道路貨物運送」（-22.75％）、「建設業」（-12.88％）となっています。