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報道発表資料  2019年03月27日  生活文化局

住宅・土地

バリアフリー仕様の都営住宅

私は長年都営住宅に応募し、ようやく入居することになりました。
先日、住宅の下見に行って気になるところが幾つかあったので、鍵を返却するときに住宅供給公社府中窓口センターに申し出ました。
バリアフリー仕様の部屋にもかかわらず、室内全体はそのような仕様ではなく、部屋は畳、玄関にもスロープはなく、後付けされた手すり、深い浴槽など、いろいろと申し上げたところ、答えは「収入の少ない方に安いお値段で提供していますので」「でも住めますよね」というような態度や言い方でした。
そもそもバリアフリー仕様なので応募したのに、修繕工事費も入居者負担です。

説明

このたびは、都営住宅の入居にあたり、御不快な思いをされたことにつきまして深くおわび申し上げます。
東京都住宅供給公社(以下、「公社」という。)では、日ごろから、下見のお客さまからお問合せがあった際には、募集パンフレットの記載内容に関して丁寧に説明を行い、住戸の状況について御理解をいただいているところです。公社では、今回いただきました御指摘の対応は確認できませんでしたが、担当する職員全員に対して、丁寧な説明に努めるよう徹底いたしました。
なお、定期募集では、高齢者等が日常生活を支障なく営むことができるために国が必要と定めた基準の措置が講じられている住宅を、バリアフリー仕様住宅として募集しております。これは、募集パンフレットに記載のとおり、おおむね平成3年度以降に建設され、室内の段差が解消されている住宅を指します。また、ほとんどのバリアフリー仕様住宅には、浴室や玄関などに手すり等も設置されています。これらに加えて住戸内の改善を御希望の方につきましては、住宅模様替え申請等をいただいたうえで個別に認めているところです。住宅模様替え申請は、身体障害などのやむを得ない事情があり、住宅管理上支障がないと認められる場合に許可するものであり、改善にかかる費用につきましては入居者負担となります。
今後とも、質の高いお客さま対応を心掛け、都民サービスの更なる向上に努めて参りますので、何とぞ、御理解くださいますよう、よろしくお願いいたします。
(都市整備局)

都営住宅入居者のペット飼育に対応して(近隣住民から)

都営住宅で大型犬を飼っている入居者がいます。この入居者は大型犬を公園等で散歩させていますが、糞の始末を一切せず、垂れ流しを日常的に行っており、近隣住民は非常に迷惑しています。警察も対応してくれません。
もともと都営住宅入居者は、ペットは飼えないはずです。対応をお願いします。

都営住宅入居者のペットに対策を(居住者から)

私は都営住宅に住んでいますが、隣人が犬を飼っていて、飼主が不在の時はずっと吠え続け、夜中でも吠えていることもあり、困り果てています。
本来、動物飼育は禁止のはずですが、飼っている家庭は非常に多く、近隣の迷惑になっていることもあります。
都営住宅で調査して、飼っている場合は対策をとっていただきたいです。今後ペットを飼う人がいなくなるよう、十分な対策をとってください。

説明

このたびは、都営住宅における動物飼育に関する御意見をいただき、ありがとうございます。
都営住宅の入居者は、公営住宅法及び東京都営住宅条例に基づき、住戸を正常な状態において維持しなければならない義務を負っております。
犬、猫などの動物の飼育は、鳴き声、抜け毛、ふん尿等が他の入居者の迷惑となり、平穏な使用を妨げ、また動物の飼育による住戸や共同施設の汚損等が入居者の義務に違反することから、都は都営住宅における動物の飼育を禁止しております。
具体的には、募集時にパンフレットで動物飼育をお断りしている旨を周知するとともに、入居時には「住まいのしおり」を配布して説明を行い、動物を飼育しない旨の確認書を提出していただいております。
また、入居後も、入居者向けの広報紙「すまいのひろば」や団地内掲示板へのポスター掲示により注意喚起をするとともに、団地自治会にチラシを回覧してもらうなど周知に努めております。
今回いただいたお声のように、動物飼育が判明した場合には、個別訪問により、都営住宅における動物飼育は禁止されていることを改めて説明し、飼育をやめるよう指導を行っております。また、その際、親族への引き取りの依頼、里親を仲介する民間団体の紹介などを行っているところでございます。
今後とも、皆さまが安心して快適な生活を送れるよう適切に取り組んで参りますので、御理解くださいますようお願いします。
(都市整備局)

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