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報道発表資料  2019年03月27日  生活文化局

医療

都立神経病院の看護体制の改善を

現在、都立神経病院に検査入院をしている者の家族です。
患者本人は入院の3日前まで家で3食食べていたのですが、医師から、嚥下困難なので鼻腔栄養を望まないなら、体制の関係で1日1食しか出せないと言われました。
何回か入院している方に聞いたところ、人手が足りなくて食べさせることができないのがいつものことで、意見を言うにも難病でいつお世話になるか分からないので言えない、病院の窓口に言っても変化がないとの声がありました。
私は、余命宣告を受けた親が毎食私も食べたいと看護師さんに言っていると周りの方から聞いて身が裂ける思いです。
是非、病気の方が安心して1日3食食べることができる病院にしてください。
また、ベッドから落ちている患者さんも見掛けました。食だけでなく安全管理もお願いします。

説明

都立神経病院は、患者さん、御家族のお気持ちに沿った医療、療養環境の提供に努めているところです。しかし、このたびは、患者さんの御家族に誤解や御不安を与えてしまうような説明を行ったということで、大変申し訳ありませんでした。
当院では、様々な神経・筋難病の患者さんの診断や治療を行っております。神経・筋難病では、運動障害、コミュニケーション障害、呼吸障害、嚥下障害等をきたすため、職員は少しでもその人らしく生活できることを目指し、日々診療や看護を実践しております。
特に嚥下障害で経口摂取が難しい患者さんに対しては、医師(耳鼻科・歯科を含む)の他、摂食・嚥下認定看護師、リハビリ科や栄養科等がチームで対応し、できるだけ経口摂取を継続できるよう取り組んでおり、当院の看護体制を理由に患者さんの食事を制限するということはありません。病状の経過による高度の嚥下障害で、窒息等のリスクが著しい方には、患者さんや御家族の御希望があっても、経口での食事を提供できない場合がございますので、御理解くださいますようお願いいたします。
また、患者さんの残存機能を生かした支援を行うため、できるだけ身体抑制をしないように努めておりますが、その上で、ベッドからの落下防止などの安全管理についても一層の取組を進めて参ります。
今回の御意見を受け、分かりやすく丁寧に説明を行うよう、都立神経病院全職員に改めて注意喚起をいたしました。このたびは貴重な御意見をいただきありがとうございました。
(病院経営本部)

特定医療費指定難病受給者証の交付遅れへの苦情

私は、特定医療費指定難病受給者証の交付を受けています。新しい受給者証の交付を申請しましたが、今持っている受給者証の期限が切れた後に、新しい受給者証が遅れて届きました。受給者証の期限が切れていた時期に病院へ行かなければならなく、その時高額な医療費を支払いました。

説明

このたびは、「特定医療費(指定難病)受給者証」の更新時期までに新しい受給者証が届かなかったとのことで、御不便をお掛けいたしました。
難病医療費助成の支給認定については、できる限り早期に受給者証を交付できるよう努めておりますが、法令に定められた審査項目が多数あり、認定審査に高度な専門性を要する事項もあることから、約3か月の処理期間をいただいております。そのため、更新申請の御案内につきましても、早めにお届けしているところです。
しかしながら、提出期限後の更新の申請や申請書類に不足があった場合では、お持ちの受給者証の有効期限内に、新しい受給者証をお届けできないこともございます。
なお、新しい受給者証が届くまでの間にお支払いになった、助成対象となる医療費等については東京都に請求することができます。請求方法については、新しい受給者証に同封されている御案内を御参照ください。
今後も引続き、できる限り早期に受給者証を交付できるよう事務処理を進めて参りますので、何とぞ、御理解賜りますよう、お願い申し上げます。
(福祉保健局)

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