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報道発表資料  2019年02月14日  建設局, (公財)東京動物園協会

多摩動物公園

【お知らせ】動物脱出対策訓練を実施します オランウータンが園内に逃げ出した?!

多摩動物公園(園長 永井清)では、災害などの緊急事態に備えた動物脱出対策訓練を定期的に行っています。今回はオランウータンの脱出事故を想定し、脱出動物の捕獲訓練を実施しますのでお知らせします。

イベントの様子の写真
前回(平成29年)の様子

1.日時

平成31年2月22日(金曜日)
13時30分~14時30分[小雨決行]

2.場所

アジア園慰霊碑から正門付近一帯

3.脱出想定動物

オランウータン1頭(当園職員がオランウータンに仮装)

4.訓練概要

「地震によりアジア園オランウータン舎運動場へ倒木があり、枝を伝ってオランウータン1頭が観覧通路側に脱出した」と想定し、脱出動物の追跡捕獲・負傷者救護などの訓練を行うものです。

※この訓練は、当園と恩賜上野動物園が毎年交互に実施しています。
※訓練時間中は一般来園者の方々の訓練エリアへの立ち入りを制限いたします。

5.動物脱出対策本部及び職務

本部及び職務のイメージ画像

※訓練参加予定人員:(公財)東京動物園協会 多摩動物公園職員など約70名

6.過去の訓練状況(当園のみ)

実施年月日 脱出想定動物
昭和55年(1980年)3月21日 ライオン(ヤギで代替え)
昭和57年(1982年)3月10日 トラ(着ぐるみ使用)
昭和61年(1986年)3月5日 ゴリラ(着ぐるみ使用)
平成3年(1991年)3月8日 オランウータン(仮装)
平成5年(1993年)3月12日 ライオン(着ぐるみ使用)
平成7年(1995年)3月24日 ヒグマ(着ぐるみ使用)
平成9年(1997年)3月18日 ライオン(着ぐるみ使用)
平成11年(1999年)3月11日 アムールトラ(着ぐるみ使用)
平成13年(2001年)3月1日 チンパンジー(着ぐるみ使用)
平成15年(2003年)3月10日 ユキヒョウ(着ぐるみ使用)
平成17年(2005年)3月7日 ライオン(着ぐるみ使用)
平成19年(2007年)2月27日 オランウータン(着ぐるみ使用)
平成21年(2009年)2月24日 シロオリックス(着ぐるみ使用)
平成23年(2011年)2月22日 アムールトラ(着ぐるみ使用)
平成25年(2013年)2月1日 グレビーシマウマ(着ぐるみ使用)
平成27年(2015年)2月10日 ユキヒョウ(着ぐるみ使用)
平成29年(2017年)2月7日 チンパンジー(着ぐるみ使用)

【イベント情報】
1.Visit ほっと Zoo 2019「みてみよう 日本の動物 ここがすごい!キーワードクイズラリー」を開催!

多摩動物公園では、都立動物園・水族園の冬のキャンペーン「Visit ほっと Zoo 2019」のテーマである「みてみよう 日本のいきもの ここがすごい!」にあわせて、日本の動物をテーマにしたキーワードクイズラリーを開催します。
園内で展示している日本産動物を観察しながらクイズに挑戦し、「あいことば」を完成させます。応募フォームに「あいことば」を記入し応募すると、抽選で100名様にイヌワシを守る森の間伐材でつくったオリジナルコースターが当たります。キーワードクイズラリーに参加して、日本の動物たちの「すごい!」をぜひ発見してください。

(1) 期間

平成31年2月16日(土曜日)~3月31日(日曜日)
クイズラリーシート配布時間 各日9時30分~(定員に達し次第終了)

(2) 配布場所

ウォッチングセンター1階

(3) 配布数

平日:先着100名 土曜日・日曜日:先着500名

(4) 内容

ウォッチングセンター1階でクイズラリーシートを配布します。
園内9ヵ所をまわりながらクイズに挑戦し、キーワードを集めてください。

(5) 対象動物

イノシシ、ノウサギ、タヌキ、モグラ、フクロウ、イヌワシ、キジ、サキシマカナヘビ、タガメ

クイズシートとパネルの画像1
クイズシート表紙とクイズパネル クイズシートとパネルの画像2

(6) プレゼント応募方法

キーワードラリー参加後、完成した「あいことば」をお答えいただいた正解者の方の中から、抽選でイヌワシの保全活動を行っている森の間伐材でつくったオリジナルの木製コースターセットをプレゼントします。当園ホームページの受付フォームからお申し込みください。
郵便番号・住所・氏名(ふりがな)・年齢・電話番号と完成した「あいことば」を添えて、2つの質問への回答を記入してお申し込みください。あわせて、今後のプログラム改善のためのアンケートにもご協力ください。

コースターの画像
コースター(イメージ)

質問1)

クイズラリーに参加して印象に残った「すごい」はなんでしたか。
1)イノシシ 2)ノウサギ 3)モグラ 4)タヌキ 5)フクロウ 6)イヌワシ 7)キジ 8)サキシマカナヘビ 9)タガメ

質問2)

クイズラリーに参加して困ったことはなんですか。 ※複数回答可
1)ポイントが多かった 2)クイズが見つからなかった 3)問題が難しかった 4)動物が見えにくかった 5)その他(自由記述)

  • アンケート
    今回のクイズラリーについてご意見があればご記入ください。 ※自由記述
  • プレゼント
    オリジナル木製コースターセット 100名様

受付フォーム(外部サイトへリンク)

QRコードの画像
受付フォームのQRコード

【問い合わせ先】

多摩動物公園 教育普及係 電話 042-591-1611(代表)
※受付時間は8時30分~17時00分

※お申込みの際ご提供いただいた個人情報は、当該イベントに関するご連絡のみに使用します。
また、データの保管や削除など、個人情報については厳重な管理をいたします。
※応募は期間中、おひとり様につき1回限りとします。
なお、当選者の発表はプレゼントの発送をもってかえさせていただきます(発送は平成31年4月上旬頃を予定しています)。
※お申込みの際は、(at)tokyo-zoo.netからのEメールを受信できるよう、迷惑メールフィルターやメールソフトを設定してください。特に携帯電話からお申し込みの方はご注意ください。
なお、お申込み後に自動返信メールが届かない場合は、多摩動物公園 教育普及係までご連絡ください。
※迷惑メール対策のため、メールアドレスの表記を変更しております。お手数ですが、(at)を@に置き換えてご利用ください。

【イベント情報】
2.野生生物保全センター講演会「アライグマとどう向き合うか?」を開催!

多摩動物公園内にある野生生物保全センターが中心となり、都立動物園・水族園の4園では、希少な野生生物を守るために、さまざまな取組みを行っています。このたび、野生生物保全センターによるアライグマをテーマとした講演会を開催します。
特定外来生物に指定されているアライグマは近年、東京都内でも確認されるようになり、さまざまな問題が起きています。講演会では、フィールドでアライグマの調査研究を行っている日本獣医生命科学大学の加藤卓也氏をお招きし、アライグマが国内に定着している現状や問題点とその対策、そして課題についてお話をしていただきます。
また、園内で行っている野生動物調査でも野生のアライグマが確認されており、両生類などへの影響が心配されています。園内での状況や両生類の保全の取組みについて、職員から報告します。ぜひご参加いただき、アライグマをとりまく問題について理解を深めていただけたらと思います。

アライグマの写真
野生のアライグマ
(撮影:加藤卓也氏)

(1) 日時

平成31年3月10日(日曜日) 13時30分~15時30分

(2) 場所

ウォッチングセンター内 動物ホール

(3) 対象

小学生以上(小学生は保護者同伴)

(4) 定員

200名 ※事前申込制(先着順)

(5) 参加費

無料(入園料も無料となります)

(6) 内容

講演1「アライグマとどう向き合うか」

加藤卓也氏(日本獣医生命科学大学 講師)

  • 要旨
    昨年、アライグマが都心の街中に出没した騒動は、記憶に新しい方も多いことでしょう。アライグマは、メディアの影響により1980年代をピークに米国から大量に輸入され、一般家庭も含め各地で飼育されていました。これらの飼育個体が逃げ出したり、捨てられたりしたことによって、今では日本への定着に成功しています。環境省が平成30年に示した分布調査では、約10年前に比べて3倍近くに広がったことがわかりました。
    外来種であるアライグマは、日本に在来の野生生物を捕食するなどの影響が危惧されると同時に、すでに農作物の食害や家屋への侵入被害のように大きな損失も引き起こしています。さらに、人の生活圏へうまく適応しているので、最近では共通感染症を媒介するおそれも指摘されています。
    広域的かつ多様化するアライグマの問題に対して、いま求められることは何でしょうか。アライグマの生態や各種の問題、対策の実際と課題から考えていきたいと思います。
  • 加藤氏プロフィール
    昭和57年東京生まれ。獣医師、博士(獣医学)。日本獣医生命科学大学獣医学部講師で、野生動物学研究室に所属。研究対象として、外来動物(とくにアライグマ)の生態や野生動物における共通感染症の問題に取り組む。
    現在、日本野生動物医学会幹事、東京都外来鳥獣(アライグマ・ハクビシン)防除対策検討委員会委員、神奈川県アライグマ防除実施計画検討委員会委員、山梨県特定外来生物(アライグマ)対策検討会委員などを務める。
    主な著書として『野生動物管理のためのフィールド調査法 哺乳類の痕跡判定からデータ解析まで』(京都大学出版会、分担執筆、平成27年)、『野生動物管理 理論と技術 増補版』(文永堂出版株式会社、分担執筆、平成28年)がある。

講演2「多摩動物公園内におけるアライグマの出現状況と両生類の保全活動」

古橋保志(多摩動物公園 教育普及課 昆虫園飼育展示係)

(7) 応募方法

往復はがきまたはEメールで以下のとおりお申し込みください。

  • 往復はがき
    往信面に参加希望者全員の氏名(ふりがな)・年齢、代表者の住所・氏名・電話番号を記入し、返信面に代表者の住所・氏名を明記のうえ、以下の宛先までお申し込みください。
    • 宛先
      〒191-0042 日野市程久保7-1-1
      多摩動物公園「アライグマ講演会」係
  • Eメール
    raccoon(at)tokyo-zoo.net宛に、件名を「アライグマ講演会参加希望」とし、本文に参加希望者全員の氏名(ふりがな)・年齢、代表者の住所・氏名・電話番号を記入してお送りください。
    お申し込みの際は、(at)tokyo-zoo.netからのEメールを受信できるよう、迷惑メールフィルターやメールソフトを設定してください。特に携帯電話からお申し込みの方はご注意ください。
    ※迷惑メール対策のため、メールアドレスの表記を変更しております。お手数ですが、(at)を@に置き換えてご利用ください。

※お申込みの際ご提供いただいた個人情報は、当該イベントに関するご連絡のみに使用します。
また、データの保管や削除など、個人情報については厳重な管理をいたします。

(8) 締切

平成31年3月8日(金曜日)送信分まで有効
※はがきは締切り当日必着、Eメールは8日(金曜日)送信分まで有効。
※2月14日(木曜日)から募集を開始し、先着順で受け付けます。
締切前に定員に達した場合は、多摩動物公園ホームページ(東京ズーネット)(外部サイトへリンク)でお知らせします。

【イベント情報】
3.「動物園ふしぎ発見教室」参加者募集!

当園では、春休みに、動物園で飼育されている動物たちをじっくり観察しながら動物の体やくらしについて学ぶ「動物園ふしぎ発見教室」を開催します。
こちらは昨年夏に実施したサマースクール「動物3、4年生コース」と同様のプログラムです。夏休みに参加できなかった方、もう一度参加したい方、ぜひご応募してください。

(1) 日時

平成31年3月23日(土曜日)、24日(日曜日)
各日9時00分~15時00分
※1日コースを2回開催します。

(2) 対象

小学3、4年生
※平成31年2月現在の学年のお子様が対象です。

(3) 定員

各回25名 ※事前申込制(先着順)

(4) 内容

午前中は、4種類の小動物の体のつくりや動きをじっくり観察します。午後は、午前中に観察した経験を活かしながら、園内の大きな動物を観察します。その後、1日を通して自分で発見できたことを班の中でふりかえり、それぞれの動物がどんなくらしをしているのかを考えます。
なお、開催中の見学はできませんが、解散後にお子様が1日を通して発見したことを保護者の方に伝えられる場をつくります(自由参加)。

イベントの様子の写真
昨年のサマースクールの様子
(動物3、4年生コース)

(5) 応募方法

Eメールで以下のとおりお申し込みください。
spring(at)tokyo-zoo.net宛に、件名を「動物園ふしぎ発見教室参加希望」とし、本文に希望日、郵便番号・住所・参加希望者の氏名(ふりがな)・学年、当日連絡が取れる電話番号、アレルギーやぜん息などの症状(該当する方のみ)を記入してお送りください。
お申し込みの際は、(at)tokyo-zoo.netからのEメールを受信できるよう、迷惑メールフィルターやメールソフトを設定してください。特に携帯電話からお申し込みの方はご注意ください。
※迷惑メール対策のため、メールアドレスの表記を変更しております。お手数ですが、(at)を@に置き換えてご利用ください。

※お申込みの際ご提供いただいた個人情報は、当該イベントに関するご連絡のみに使用します。
また、データの保管や削除など、個人情報については厳重な管理をいたします。

(6) 締切

平成31年3月8日(金曜日)送信分まで有効
※応募はひとり1回、1コースに限ります。参加希望日はいずれか1日を選んでください。
※2月14日(木曜日)から募集を開始し、先着順で受け付けます。
締切前に定員に達した場合は、多摩動物公園ホームページ(東京ズーネット)(外部サイトへリンク)でお知らせします。

(7) 注意事項

このイベントでは、動物に近づく、触れる場合があります。このため、関連するアレルギーやぜん息などの症状のある方のご応募は十分にご注意いただき、症状が深刻な場合は応募をお控えください。
また、作業に支障がある場合など、ご不明な点があれば、応募前に当園にご相談ください。

(8) その他

当日の持ち物や集合場所などの詳細は、参加者にお送りする参加証にてお知らせします。

ご案内

【多摩動物公園】

  • 開園時間
    9時30分~17時00分(入園は16時00分まで)
  • 休園日
    毎週水曜日(祝日のときは、翌日)
    3月27日(水曜日)は開園
  • 入園料
    一般:600円、65歳以上:300円、中学生:200円
    ※小学生以下及び都内在住・在学の中学生は無料

※開園日については東京ズーネット(外部サイトへリンク)でご覧いただけます。

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