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報道発表資料  2019年02月07日  建設局, (公財)東京動物園協会

多摩動物公園情報
タスマニアデビル「メイディーナ」が死亡しました

多摩動物公園(園長 永井清)では、飼育していたタスマニアデビルの「メイディーナ」が死亡しましたのでお知らせします。

タスマニアデビルの写真
タスマニアデビル「メイディーナ」
(平成30年10月17日撮影)

1.死亡したタスマニアデビル

死亡確認日

平成31年2月7日(木曜日)

名前

メイディーナ

性別

メス

年齢

5歳(オーストラリア連邦タスマニア州トロワナ・ワイルドライフパーク生まれ)

死因

悪性腫瘍による衰弱死

2.死亡経緯について

平成30年10月下旬から左眼球の突出、鼻出血が見られるようになり、その後の検査で左鼻腔内に悪性腫瘍の可能性が極めて高い病変があることが確認されました。その後は痛みを緩和する治療等を行っていましたが、残念ながら2月7日の朝死亡を確認しました。

3.国内の飼育状況(平成31年2月7日現在)

2頭(オス2) ※今回死亡したメイディーナを含みません。
国内では当園でのみの飼育です。

参考

タスマニアデビル(フクロネコ目 フクロネコ科)
(IUCNレッドリスト:EN(絶滅危惧種1B類))
※「1B類」の正しい表記はローマ数字です。

  • 学名
    Sarcophilus harrisii
  • 英名
    Tasmanian devil
  • 分布
    オーストラリア(タスマニア島)
  • 生態等
    現存する肉食性有袋類としては世界最大種で、頭胴長は約60センチメートル、尾の長さは約25センチメートル。かつてはオーストラリア本土にも生息していましたが、現在はタスマニア島のみに分布しています。家畜を襲う害獣としての疑いから駆除対象になり数を減らしましたが、その後、保護法のもと少しずつ生息数が回復していました。しかし、伝染性及び致死率の高い「タスマニアデビル顔面腫瘍病(DFTD)」が蔓延し、再び数を減らしています。夜行性で、ワラビーなどの動物の死体を集団で食べる習性があります。黒い体色と、集団でエサを食べる際に発する鳴き声から、「デビル」と呼ばれたとされています。
問い合わせ先
(公財)東京動物園協会
多摩動物公園教育普及課
電話 042-591-1611 17時00分まで
建設局公園緑地部管理課
電話 03-5320-5365

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