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報道発表資料  2019年02月04日  建設局, (公財)東京動物園協会

多摩動物公園情報
アムールトラが生まれました

多摩動物公園(園長 永井清)では、このたびアムールトラが誕生しましたのでお知らせします。

アムールトラの写真
人工哺育をしているオスの子ども
(撮影日:平成31年2月1日)

1.誕生したアムールトラ

誕生日

2019年1月29日(火曜日)

頭数

3頭(オス1、メス2)
※誕生後にメス2頭が死亡し、現在オス1頭が生存

両親

  • 母親
    シズカ
    (2006年6月16日 多摩動物公園生まれ)
  • 父親
    アルチョム
    (2015年4月23日 ティアパーク・ベルリン生まれ)

2.経緯

平成30年10月中旬にシズカとアルチョムの間で交尾が確認され、平成31年1月29日に3頭(オス1、メス2)の出産がありました。
しかし1月30日の夕方にメス1頭の死亡を確認し、他の2頭も衰弱していたため、人工哺育に切り替えました。翌31日には、残念ながらもう1頭のメスも死亡しました。現在、オスの子どもについては動物病院内で人工哺育を行っています。

3.公開予定などについて

公開日は決まり次第、多摩動物公園ホームページ(東京ズーネット)(外部サイトへリンク)にてお知らせします。

4.当園での飼育状況(平成31年2月4日現在)

4頭(オス2、メス2) ※今回誕生した1頭を含みます。

5.国内の飼育状況(平成29年12月31日現在)

23園館 58頭(オス20、メス38)
資料:アムールトラ国内血統登録台帳【(公社)日本動物園水族館協会】

参考

アムールトラ(食肉目 ネコ科)
(ワシントン条約附属書1、IUCNレッドリスト:EN(絶滅危惧種)、東京都ズーストック種)
※「附属書1」の数字の正しい表記はローマ数字です。

  • 学名
    Panthera tigris altaica
  • 英名
    Amur tiger
  • 分布
    アムール(ロシア)、ウスリー(ロシア)、中国東北部
  • 生息地
    森林性で針葉樹林に生息
  • 生態等
    別名シベリアトラ。ネコ科最大の動物。住む地域によって5亜種に分類され、アムールトラはその1亜種。トラは世界中で3,400~5,000頭ほど生息していると推定されていますが、そのうち2,000頭はインドに生息しているベンガルトラです。アムールトラは森林で単独で生活し、同性個体間でなわばりを守ります。毛皮や漢方薬の材料としての乱獲、森林伐採などによる生息地の減少により生息数は非常に少なくなっています(推定350~400頭)。
    交尾期は11月~4月ごろで、妊娠期間は103日ほど。通常2~3頭を出産します。子は1歳半頃に親離れし、3~5歳で性成熟に達します。成獣で体長170~230センチメートル、尾長100~120センチメートル、体重130~300キログラム。メスはオスより小型です。
問い合わせ先
(公財)東京動物園協会
多摩動物公園教育普及課
電話 042-591-1611 17時00分まで
建設局公園緑地部管理課
電話 03-5320-5365

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