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報道発表資料  2019年01月31日  財務局, 病院経営本部, 東京消防庁

都有建築物における免震・制振オイルダンパーの国土交通大臣認定等への不適合について(第三報)

平成30年11月5日に都有建築物7施設のダンパーについて調査状況について公表したところですが、同年12月19日にKYB(株)及びカヤバシステムマシナリーが不適切行為を追加公表したため、引き続き適合性の調査を実施してきました。現在の調査状況、及び、東京アクアティクスセンターと有明アリーナにおける対応について、お知らせいたします。

1 都有建築物7施設の調査状況(受注者等からの報告)

  施設名 免震・制振 計画数 設置済数計 内訳
適合 不適合 不明
1) 東京都庁第一本庁舎 制振 188本 130本 調査中
2) 東京都庁第二本庁舎 制振 110本 84本 調査中
3) 東京アクアティクスセンター 免震 16本 16本 - - 16本【注1】
制振 16本 16本 - - 16本【注2】
4) 有明アリーナ 免震 16本 4本【注3】 4本 - -
5) 都立松沢病院 免震 48本 48本 調査中
6) 東京消防庁芝消防署 免震 4本 4本 - - 4本
7) 東京消防庁深川消防署豊洲出張所 免震 4本 4本 - - 4本

【注1】性能検査記録データの書き換えがあった
【注2】現時点で適否判定の時期を見通すことが困難
【注3】現場に搬入済(未設置)

2 東京アクアティクスセンター及び有明アリーナにおける対応

以下のとおり対応し、必要なダンパーの交換等を工期内に完了させます。また、第三者機関に加え、都の検査立会いを実施し、ダンパーの性能を確認していきます。

1)東京アクアティクスセンター

  • 免震ダンパー16本については、全て新規製品に交換する。
  • 制振ダンパー16本については、全て取り外して再検査し、設計基準外のものは調整した上で、再設置する。

2)有明アリーナ

  • 搬入済みの4本については、第三者機関を加えた体制による性能確認検査により、要求仕様を満たすことが報告されたことから、適合品と判断する。今後、製造する製品についても同様の検査が実施される。

3 上記以外の5施設における対応

不適合・不明と報告があった製品については、今後交換していきます。
また、適合と報告があった製品については、その妥当性を検証する必要があるため、受注者等から客観的に説明できる資料の提出を求めるとともに、必要に応じて追加調査の検討を行うなど適切に対応してまいります。

問い合わせ先
(1)、2)の対応に関すること)
財務局建築保全部庁舎整備課
電話 03-5388-2787
(3)、4)の対応に関すること)
財務局建築保全部オリンピック・パラリンピック施設整備課
電話 03-5388-2845
(5)の対応に関すること)
病院経営本部経営企画部総務課
電話 03-5320-5856
(6)、7)の対応に関すること)
東京消防庁総務部施設課
電話 03-3212-2111
(不適合ダンパー全般に関すること)
財務局建築保全部技術管理課
電話 03-5388-2859

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