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報道発表資料  2019年01月23日  産業労働局

東京都中小企業の景況
平成31年1月調査

都内中小企業の景況調査の結果がまとまりましたのでお知らせいたします。

12月の景況

業況

3か月ぶりに悪化

見通し

やや悪化

  • 12月の都内中小企業の業況DI(業況が「良い」とした企業割合-「悪い」とした企業割合)は、当月-29(前月-22)と3か月ぶりに悪化した。今後3か月間(1~3月)の業況見通しDI(当月(12月)に比べて「良い」とした企業割合-「悪い」とした企業割合)は、当月-20(前月-16)とやや悪化した。
  • 業種別の業況DIをみると、製造業(-16→-31)は前月の改善から転じて15ポイント減少、2か月連続で改善していた卸売業(-18→-29)も11ポイント減少しともに大幅に悪化した。小売業(-43→-43)は横ばい、サービス業(-16→-17)はほぼ横ばいで推移した。
  • 前年同月比売上高DI(-24→-28)は、4ポイント減少しわずかに悪化した。業種別にみると、小売業(-46→-42)は4ポイント増加しやや改善した一方、製造業(-18→-25)は7ポイント減少、卸売業(-17→-23)は6ポイント減少、サービス業(-19→-23)は4ポイント減少し悪化した。
  • 業種別の業況見通しDIをみると、小売業(-30→-25)は5ポイント増加しやや改善した一方、卸売業(-11→-18)は7ポイント減少し悪化、製造業(-16→-22)は6ポイント減少し3か月連続で悪化、サービス業(-11→-16)は5ポイント減少しやや悪化した。

業況DI・業況見通しDI(全体)

(季節調整済DI)
グラフの画像

都内中小企業の設備投資、資金繰り等の状況
四半期調査:平成30年第4四半期(10~12月)

  • 設備投資:わずかに増加
  • 採算状況:プラス水準に改善
  • 資金繰り:わずかに悪化
  • 雇用人員:2期連続で「不足」感を強める

概要

  • 設備投資
    設備投資の動向を後方4四半期移動平均でみると、当期(平成30年10~12月)に設備投資を「実施した」割合は20.5%と、前期の20.3%からわずかに増加した。
    来期の設備投資の「実施予定」割合(後方4四半期移動平均)は20.5%と、当期と比べ横ばいで推移する見通しとなった。
  • 採算状況
    当期の採算状況を採算DI(「黒字」-「赤字」)でみると、3.5(前期-0.2)と3.7ポイント上昇し、プラス水準に改善した。
  • 資金繰り
    当期の資金繰り状況を資金繰りDI(「楽」-「苦しい」)でみると、-15.6(前期-14.3)と1.3ポイント低下し、わずかに悪化した。
  • 雇用人員
    当期の雇用状況を雇用人員DI(「不足」-「過剰」)でみると、20.4(前期19.1)と1.3ポイント上昇し、2期連続で「不足」感を強めた。

調査の概要

1 調査目的

毎月の景気動向(業況、生産、売上、在庫等の実績推移及び予測)の結果を中小企業者並びに関係機関等に提供し、経営の指針として、また企業支援のための資料として活用し、都内中小企業の振興を図る。

2 調査方法

郵送による配布、郵送による回収(毎月)

3 調査機関

産業労働局 商工部 調整課

4 回収期間

平成31年1月1日~平成31年1月10日

5 調査規模

対象企業 3,875企業

(内訳)
製造業 1,125企業
卸売業 875企業
小売業 875企業
サービス業 1,000企業

6 回答状況

回答企業数(回答率) 1,228企業(31.7%)

(業種別)
製造業 321企業(28.5%)
卸売業 337企業(38.5%)
小売業 265企業(30.3%)
サービス業 305企業(30.5%)

(規模別)
小規模 545企業(33.9%)
中小規模 236企業(31.7%)
中規模 272企業(35.3%)
大規模 166企業(32.0%)
規模不明 9企業(3.8%)

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問い合わせ先
産業労働局商工部調整課
電話 03-5320-4639

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