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報道発表資料  2018年12月04日  生活文化局

薬物乱用についての自由意見(自由意見)

Q14 薬物乱用について、ご意見を自由にお書きください。

(n=414)

  1. 指導・取締りについて…119件
  2. 薬物に対する意識や背景について…98件
  3. 教育の充実について…82件
  4. 啓発活動やPRについて…80件
  5. 薬物に関する相談・支援について…24件
  6. その他…11件

主なご意見

(1) 指導・取締りについて…119件

  • Twitterなどで、薬物の取引が公然と行われているのが非常に不安です。草やアイスなどという語や、薬物とみられる画像などは、できるならネット上では規制をしてほしいです。
    (女性 20代 調布市)
  • 薬物の販売者への取り締まりや罰則の強化による、薬物使用の防止対策を強化していただきたい。薬物の入手機会がなくなれば、薬物使用の機会は当然なくなるため。
    (男性 30代 台東区)
  • 危険ドラッグなど次から次へと新しいものが出てきて、取り締まりも大変かとは思いますが、撲滅に向けて都にはぜひ頑張ってもらいたいと思います。また、薬物の影響で今現在苦しんでいる方達の助けになるような援助にも力を入れてもらいたいです。
    (女性 30代 江東区)
  • 薬物に触れる機会がありそうな人が、実際に薬物に手を出すことを防ぐためにも、薬物との接点(出会いの場所やインターネットのウェブサイト)を絶つことに注力していただくのが、効果的な取り組みかと思う。
    (男性 30代 練馬区)
  • インターネットなど薬物を入手する手段が増えているそうだが、そのようなサイトの取り締まりを強化すべきだと思う。
    (男性 40代 豊島区)
  • 薬物を勧誘する側の手口が巧妙化しているのではないかと推察しています。子どもたちがよく分からないうちにそそのかされて、手を出してしまうことがないか心配しています。
    (女性 40代 練馬区)
  • 興味本位で試した薬物がどのくらい恐ろしいもので、社会的に失うものが多いかを、中高生から教えていく必要があるように感じる。一度手にしたら、引き戻せないくらい強いものだということ伝えると同時に、それらが手に入らないようにインターネット等の販売のルートを絶つよう行政が指導していくべきだと感じている。
    (女性 40代 国分寺市)
  • ネットの普及は次々に新しい購入ルート・製品を生み出し、規制とのいたちごっことなっている。根本のネットの取り締まりを本格化する必要性を感じる。
    (男性 50代 国分寺市)
  • 関係する人たちの取締強化と罰則の強化を国と連携し行ってほしい。現に薬物乱用者となってしまった者には、回復のための教育を徹底し社会復帰できるような仕組みを構築してほしい。
    (男性 60代 台東区)
  • 取り締まることは容易ではないが、薬物の入手ルートの根絶(密輸組織、暴力団等)、薬物乱用者の徹底治療が必要だと思います。そのためには刑罰を重くするのも一つの方法だと思います。
    (男性 70歳以上 多摩市)

(2) 薬物に対する意識や背景について…98件

  • 薬物の代わりになる何かがあれば、薬物をやめるきっかけになると思います。薬物を使えば今の生活や身分を失う可能性がありますが、それでも薬物に手を染める人は、薬物によって気分を高めることのほうが大事なのかもしれません。そういう人もいると思います。そのため、薬物に代わる気分を高められるものを、代替案として人々に広めたらよいのではないでしょうか。私はスポーツや体を動かすことがこれに当てはまると思います。
    (女性 20代 江東区)
  • 昔は、薬物の乱用は外国の話だと思っていましたが、今は芸能人の逮捕などで身近な問題であることを痛感します。これからの子供たちのために真剣に取り組むべき課題だと思います。薬物が簡単に手に入ることがおそろしいです。
    (女性 30代 調布市)
  • 薬物乱用は個人の問題ではなく、社会問題であると考えます。私自身を含めて、まだまだ“自分には関係のない他人事”という思いが強いと感じられますので、社会全体での取り組みが必要な課題であるとの認識を、多数の人が持つことができるような取り組みに力を入れて頂くとよいと思います。
    (男性 30代 利島村)
  • 薬物を得るための情報よりも、薬物による健康への影響に関する情報が先に届き、本人が薬物乱用を行わないことを選択出来るようにするのが、理想と思います。
    (男性 40代 豊島区)
  • サイトの存在は知らないがネットを通じて軽い気持ちで購入できることで罪悪感が薄いのではないだろうか。脱法ドラッグやLSDなど名前から危険性や体に与える重篤な影響などが伝わってこない、ともすればお洒落ないし格好いいとさえ思う人もいると思う。また、芸能人やミュージシャンなどの著名人が逮捕される報道を見ると、その事が薬物との距離を縮めているのはないかと感じることもある。
    (男性 40代 練馬区)
  • 薬物は自分に関係ないと思うのは間違いです。薬物は身近な所にきっと接点はあると思います。時には親友がそのきっかけになる時があるかもしれません。ダメなものはきちんとダメと言える、個人でいたいと思います。そして身近に薬物を乱用している人がいたら、何かの力添えになれたらいいと思います。乱用=依存と捉えてもいいと思います。薬物をやめたいと思っている人の何かのきっかけになる行政の形や仕組みを構築したら、本当にやめたいと思う人の抑制になると思うのですが。
    (男性 50代 足立区)
  • 薬物乱用の情報は、主にテレビなどのマスコミから得られ、芸能人に関するものが多く、身近な問題としての認識は薄いです。芸能人の方を見ると、社会的地位などすべてを失ってもなかなか止められない、恐ろしいもので、心が折れたときや単なる興味本位など理由はあるにしても、なぜそれに手を出したのか、という疑問が残ります。そのルートを絶たない限り、この問題は続くように感じます。対策としては、薬物乱用による健康障害の実態や治療風景など、きつい現状をマスコミや広報誌などを活用して明確に知らせるとともに、罰則を厳しくすることが必要かと思いますし、売人の徹底取り締りもさらに力を入れて進めていただければと思います。また、万が一、身近で大変な状況になったときに相談できる窓口等を周知することも大切かと思います。
    (女性 60代 千代田区)
  • 未来を担っていただく若者が、安易に1回くらい大丈夫と思ってしまわないように、人生を棒に振ってしまわないように、大人が見守ってあげないと、と思います。簡単に手に入らないように、インターネットや若者が集まるような場所の取締りの強化も必要かと思います。万が一の時には、身近に相談できるところも必要ですが、あっても知らなければないと同じですから、学校の中での教育の一環としてやっていくことも必要ではないでしょうか。
    (女性 60代 青梅市)
  • 薬物を情報としては知っていますが身近にそういう事が起きていないので本気で考えた事がありませんでした。東京都が本気で取り組んでくださることは、とても嬉しいです。今回のテーマを見て、せめて関心を持ちたいと思いました。
    (女性 70歳以上 日野市)

(3) 教育の充実について…82件

  • 私自身、薬物乱用に関する知識を得たのは、学校においての乱用防止教室が高い比率を占めます。中学生、または高校生の段階で的確な教育(健康被害、犯罪に結びつくなど、薬物使用の恐怖・デメリットの指導)を施すことで若者の乱用をかなり防ぐことが可能ではないかと思います。また実際に乱用をしてしまった人に対する支援・周囲の理解を促すことも重要でしょう。
    (男性 20代 中野区)
  • ひとごと、ではなく「自分の周りにいつでも起こりうること」として、薬物依存をとらえることが必要かと思います。個人的には、小学生の時の薬物講習会が怖くて印象に残っています。小さい頃から学校や家庭で教えることが重要だと考えます。もし周りに薬物依存の方がいた場合、抱え込まずに相談できる窓口が、広く周知されると良いと思います。
    (女性 20代 清瀬市)
  • 若年層が興味本意で手を出してしまい、依存に陥ってしまうことがあると見聞きしたことがあるので、学校教育として健康被害、罰則、周りの人間関係の崩壊など、薬物に対して興味を持たせないような意識付けがもっと必要であると思う。それも一度だけではなく、繰り返し行ってより理解を深められるような場があったらいいと思う。
    (女性 30代 板橋区)
  • 大人になってから使用するのは、ある程度本人の責任だと思いますが、まったく薬物を知らない子供達に広まらないように学校で教えるべきだと思う。薬物と明記せずに売っている物....痩せるとか、眠くならないとか知らずに手にしてしまわないように教えるべき。若い時に薬物を使った人にやめられない人が多いと聞きます。子供達が使わないように、ダルクなどの体験者のお話など講演会を学校で行って、薬物を使ったら人生がめちゃくちゃになる体験談、生の声を聞けば、やろうと思うのもストップがかかると思います。
    (女性 40代 渋谷区)
  • 若者にはリーフレットや広告掲載よりも、映像が断然効果が高いです。子供が小学生だった頃、厚生省のイベントに参加した際、「薬物乱用は、ダメ。絶対」と言うような題名の短いビデオを見ました(地球くんみたいなマスコットのビデオ)。すると、大人が想像する以上に、子供たちはショックを受けて、薬物が恐ろしいものだ、絶対に使用してはいけないと、今でも深く記憶しています。薬物を使用した場合、こんなに脳がおかしくなって取り返しがつかなくなる、といった内容が衝撃的だったそうです。早い時点(高学年か中学)で、学校教育の一環としてあのビデオを見せたら、かなり効果があると思います。小さい頃の受けた強い印象というのはどこかに残ると思います。
    (女性 50代 杉並区)
  • ダイエットに効くといわれると興味本位で簡単に手を出してしまう人もいると思うと本当に恐ろしいです。学校で薬物健康被害の怖さを授業の一環として教えたらいいと思います。
    (女性 60代 江戸川区)
  • 薬物乱用は、厳しく取り締まる必要があるのは当然であるが、元を断つためには、広く啓蒙活動を行う必要がある。自主的な民間団体の啓蒙活動も必要であるが、小中学校・高等学校の授業の一環として、薬物乱用の恐ろしさを教え込むことが必須と思う。
    (男性 70歳以上 稲城市)

(4) 啓発活動やPRについて…80件

  • これからの未来を担う子供達が薬物による事件に巻き込まれないよう、子供向けの啓蒙活動を充実させてほしい。
    (女性 20代 杉並区)
  • 若者が、興味本位でのめり込むのは、目に触れる機会が多いから。ならば、SNSから抹消して欲しいと思います。とにかく、かっこいいと勘違いしている若者に、意識改革をしてもらわねば、どうにもならない。SNSが特に有効だと思う。
    (女性 20代 狛江市)
  • 特に若者への啓蒙活動が大事だと思う。かっこいいとか、ダイエットに効くだとか、若者にとって甘い誘惑でその道に引きずり込もうとする手口があること、どのようなうたい文句があってもそれらはすべて、依存性の高い違法薬物であること、手を出したらどのような恐ろしいことになるのか、そういったことを徹底的に周知させなければならない。また、薬物に手を出した人が身近にいたときに、相談できる窓口にどのようなものがあるのか、いざというとき知っておきたいので、周知徹底してほしい。
    (女性 30代 目黒区)
  • 薬物を手軽に入手できてしまうことも問題かもしれないが、使用した場合にどういうことが起こるかを十分知らないことが一番の問題だと感じる。多少刺激が強くても、現実を見せることで抑止力になると思う。ポスターやタレントを起用するような従来の啓発は、印象に残らず全く意味がない。最近はタバコのポスターも刺激の強いものになって来ているが、受け入れられていると感じている。薬物も同様に刺激が強く、印象に残るものでよいのではないかと思う。
    (男性 30代 調布市)
  • 薬物は悪いということはわかるが、正確なところはわかっていない気がする。例えば、どんな種類があるのか、どんな風に手に入ってしまうのか、薬物を乱用したときの具体的な状態(テレビドラマなどで見聞きしたイメージくらいしか知らない。)。幸い、周囲に乱用者を見聞きしたことがないので、想像の世界に留まってしまっている。薬物(乱用)の知識について、まとまった冊子があるといいかもしれない。
    (女性 40代 品川区)
  • ネットなどの普及により、薬物情報との接点が増え、宅配などの手段で簡単に購入できる環境があると感じております。ネットでの情報を取り締まることがまずは先決と思われます。一方、興味本位で利用する若者も多いと思いますので、薬物を使用した場合の最悪の結果をビジュアル的に見せることが啓蒙には効果的と考えます。言葉では分からない悲惨な状態を視覚的に体験させることが新たな薬物乱用者を出さない方策と考えます。自らこの体験をする人は殆どいないと思いますので、中学校・高校・大学などの教育機関に講習を義務付けることが必要と考えます。
    (男性 60代 調布市)
  • 特に覚せい剤、ヘロインなどのハードドラッグへ移行が一番の問題点であると思う。その前段階として、違法ドラッグ、大麻などがあり、やはり啓蒙活動が一番重要であると思う。特に大麻などについてかなり誤った情報が流れており、正しい情報を発信することが大切であると思う。
    (男性 70歳以上 江戸川区)

(5) 薬物に関する相談・支援について…24件

  • これまで仕事上で、実際に薬物乱用されている方と接して支援を行った経験があります。自身の意思で薬物を絶つことは困難であるため、身近な方の支援や医療サポートが重要であると感じています。若年者の薬物使用も少なからず存在するため、小中学、高校からの啓発活動が必要と考えます。
    (男性 30代 町田市)
  • 周りに該当する人がいないが、テレビ等の報道で恐ろしさは理解している。簡単に手に入るとも聞いているので、販売ルートを遮断する事が一番と思っているが、具体的な方法は分からない。ストレスの多い現在社会では、真の友人も作りにくく、心の病を持つ人が非常に多いのを感じており、そのような人が楽になるために薬物に走る事が無いように、相談できるカウンセラーがいる相談窓口が存在する事をもっともっと知らせる事が大切なのではと思う。
    (女性 70歳以上 中野区)

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