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報道発表資料  2018年10月11日  建設局, (公財)東京動物園協会

多摩動物公園 イベント情報

1.開園60周年 月間動物企画講演会「袋で子育てする理由」を開催します

多摩動物公園(園長 永井清)は、平成30年5月5日に開園60周年を迎えました。開園60周年記念イベントとして、平成30年5月から平成31年3月まで、「月間動物」イベントを開催しています。
11月のテーマ「袋のある動物」。当園ではコアラやフクロモモンガ、アカカンガルー、タスマニアデビルなどさまざまな有袋類を展示しており、そのユニークな生態をより深く知ってもらおうと、遠藤秀紀(えんどうひでき)氏をお呼びして講演会を開催することとなりました。なぜ袋で子育てをするのか、その不思議にせまる講演会です。

ロゴの画像 カンガルーの写真
多摩動物公園開園60周年ロゴ 当園のアカカンガルー

(1) 日時

平成30年11月11日(日曜日) 13時30分~15時00分

(2) 場所

ウォッチングセンター内 動物ホール

(3) 対象

小学生以上

(4) 定員

100名 ※事前申込制(先着順)

(5) 参加費

無料(入園料も無料となります)

(6) 内容

講演会「袋で子育てする理由」

遠藤秀紀氏(東京大学総合研究博物館 教授)

講演者の写真1
遠藤秀紀氏
  • 要旨
    カンガルーやコアラがよく知られていますが、「有袋類」という袋をもった動物たちが、オーストラリアや南米などにくらしています。小さくて未熟な赤ちゃんを出産する有袋類は、母親の袋の中で赤ちゃんを育てます。なぜこんな変わった子育てをするのでしょうか。袋を使って子孫を残す作戦の、本当の意味を探ります。
    ※講演の後、講師と飼育担当者が参加者の質問にお答えする時間を設けます。
  • 遠藤氏プロフィール
    昭和40年東京都上野生まれ。平成3年東京大学農学部獣医学科卒業。国立科学博物館動物研究部研究官、京都大学霊長類研究所教授を経て、東京大学総合研究博物館教授、博士(獣医学)。動物園で死んだ動物の死体を集め、解剖することで進化の歴史を明らかにしている。現代社会の死生観、生命観を斬りつつ、いまを生きる。
    著書に『見つけるぞ、動物の体の秘密』(くもん出版)、『東大夢教授』(リトルモア)、『人体 失敗の進化史』(光文社)、『パンダの死体はよみがえる』(筑摩書房)、『有袋類学』(東京大学出版会)など。

(7) 応募方法

往復はがきまたはEメールで以下のとおりお申し込みください。

  • 往復はがき
    往信面に参加希望者全員の氏名(ふりがな)・年齢(学年)、代表者の住所・氏名・電話番号を記入し、返信面に代表者の住所・氏名を明記のうえ、以下の宛先までお申し込みください。
    • 宛先
      〒191-0042 日野市程久保7-1-1
      多摩動物公園「袋で子育てする理由」係
  • Eメール
    pouch(at)tokyo-zoo.net宛に、件名を「袋で子育てする理由」とし、本文に参加希望者全員の氏名(ふりがな)・年齢(学年)、代表者の住所・氏名・電話番号を記入してお送りください。
    お申し込みの際は、@tokyo-zoo.netからのEメールを受信できるよう、迷惑メールフィルターやメールソフトを設定してください。特に携帯電話からお申し込みの方はご注意ください。
    お申し込み後、数日中に受付番号を返信します。連絡がない場合は、電話にてお問い合わせください。
    ※迷惑メール対策のため、メールアドレスの表記を変更しております。お手数ですが、(at)を@に置き換えてご利用ください。

※お申込みの際ご提供いただいた個人情報は、当該イベントに関するご連絡のみに使用します。
また、データの保管や削除など、個人情報については厳重な管理をいたします。

(8) 締切

平成30年11月2日(金曜日)

※はがきは当日消印有効、Eメールは11月2日(金曜日)送信分まで有効。
※10月11日(木曜日)から募集を開始し、先着順とします。締切前に定員に達した場合は、多摩動物公園ホームページ(東京ズーネット)(外部サイトへリンク)でお知らせします。

2.昆虫生態園30周年記念講演会「アリと会話する日を夢見て」を開催します

当園の昆虫生態園は昭和63年にオープンし、今年で30周年を迎えました。これを記念して昆虫をテーマとした講演会を開催します。

アリの写真
ハキリアリ

(1) 日時

平成30年11月10日(土曜日) 13時30分~15時30分

(2) 場所

ウォッチングセンター内 動物ホール

(3) 対象

小学生以上

(4) 定員

100名 ※事前申込制(先着順)

(5) 参加費

無料(入園料も無料となります)

(6) 内容

講演1「ハキリアリの飼育」

杉田務(多摩動物公園 昆虫園飼育展示係)

  • 要旨
    多摩動物公園のキャッチコピーは「アリからゾウまで出会えるところ」。ハキリアリの展示は欠かすことができません。
    葉っぱを与えるだけではうまくいかないハキリアリの飼育について、ご紹介します。

講演2「アリと会話をする日を夢見て」

村上貴弘氏(九州大学 持続可能な社会のための決断科学センター 准教授)

講演者の写真2
村上貴弘氏
  • 要旨
    みなさんはアリがおしゃべりするのを聴いたことはありますか?僕はあります。僕が今一生懸命研究をしているのはハキリアリとその仲間であるキノコを栽培して「農業」をするアリたちです。アリが農業をするというだけでも驚きますが、おしゃべりをすることももっと驚いてしまいます。初めて僕がハキリアリの巣の中の会話を聴いたときもまるで宇宙人の会話を盗み聞きしているようでした。
    どうしてアリたちはおしゃべりするのか?人間はアリと会話ができるようになるのか?最新の研究からわかったところをお話しします。
  • 村上氏プロフィール
    昭和46年神奈川県生まれ。北海道大学大学院地球環境科学研究科修了。博士(地球環境科学)。テーマはハキリアリの研究を中心としたアリ類の行動生態学・社会生物学など。これまでの研究の中心は中米・パナマ共和国のパナマ運河に浮かぶ無人島・バロコロラド島。
    平成11年から同15年までテキサス大学とカンザス大学で学振特別研究員、海外特別研究員として在籍、その後理化学研究所、平成18年から愛媛女子短期大学(現環太平洋大学短期大学部)専任講師、平成20年から北海道教育大学函館校環境科学専攻准教授を経て、現在に至る。
    NHK「ダーウィンが来た!」でハキリアリ特集を監修(平成25年6月)、NHK「ヘウレーカ!」にアリ特集で3回出演。主な著書に『生物学者、地球を行く まだ知らない生きものを調べに、深海から宇宙まで』(共著、文一総合出版)、『アリの社会:小さな虫の大きな知恵』(共編、東海大学出版部)など。

(7) 応募方法

往復はがきまたはEメールで以下のとおりお申し込みください。

  • 往復はがき
    往信面に参加希望者全員の氏名(ふりがな)・年齢(学年)、代表者の住所・氏名・電話番号を記入し、返信面に代表者の住所・氏名を明記のうえ、以下の宛先までお申し込みください。
    • 宛先
      〒191-0042 日野市程久保7-1-1
      多摩動物公園「アリと会話する日を夢見て」係
  • Eメール
    ant(at)tokyo-zoo.net宛に、件名を「アリと会話する日を夢見て」とし、本文に参加希望者全員の氏名(ふりがな)・年齢(学年)、代表者の住所・氏名・電話番号を記入してお送りください。
    お申し込みの際は、@tokyo-zoo.netからのEメールを受信できるよう、迷惑メールフィルターやメールソフトを設定してください。特に携帯電話からお申し込みの方はご注意ください。
    お申し込み後、数日中に受付番号を返信します。連絡がない場合は、電話にてお問い合わせください。
    ※迷惑メール対策のため、メールアドレスの表記を変更しております。お手数ですが、(at)を@に置き換えてご利用ください。

※お申込みの際ご提供いただいた個人情報は、当該イベントに関するご連絡のみに使用します。
また、データの保管や削除など、個人情報については厳重な管理をいたします。

(8) 締切

平成30年11月2日(金曜日)

※はがきは当日消印有効、Eメールは11月2日(金曜日)送信分まで有効。
※10月11日(木曜日)から募集を開始し、先着順とします。締切前に定員に達した場合は、多摩動物公園ホームページ(東京ズーネット)(外部サイトへリンク)でお知らせします。

ご案内

【多摩動物公園】

  • 開園時間
    9時30分~17時00分(入園は16時00分まで)
  • 休園日
    毎週水曜日(祝日のときは、翌日)
    10月17日(水曜日)、24日(水曜日)は開園
  • 入園料
    一般:600円、65歳以上:300円、中学生:200円
    ※小学生以下及び都内在住・在学の中学生は無料

※開園日については東京ズーネット(外部サイトへリンク)でご覧いただけます。

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