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報道発表資料  2018年09月11日  生活文化局

自転車の安全で適正な利用について(自由意見)

Q18 都内の自転車の安全で適正な利用について、あなたの意見を自由にお書きください。
(n=460)

  1. 規制・指導・啓発に関すること…311件
  2. 走行環境の整備に関すること…84件
  3. 駐輪場など施設の整備に関すること…20件
  4. 自転車対策全般に関すること…28件
  5. その他…17件

主なご意見

(1) 規制・指導・啓発に関すること 311件

  • 普段から自動車を運転するが、無理な横断や信号無視など、車よりも自転車のマナーの悪さが目立つ。自動車と同じように厳格に違反を取り締まり、即座に切符を切ることができるようになればマナーの向上が見られるのではないか。
    (男性 10代 葛飾区)
  • 歩道を歩行中、電動自転車が真正面から猛スピードで来て大変怖い思いをしたことが何度かあります。ぶつかりそうになったときは歩いている私が避けることが多いです。その際電動自転車に乗っている方から「すみません」などと謝られたことが殆どないので、電動自転車を漕いでいる当人は自身の自転車のスピードに気がついていないのではないかと思います。「子供や買い物の荷物を乗せていて大変である」、「子供を乗せているので車道を走るのには抵抗がある」ということは理解できますが、歩行者はとても怖い思いをしています。対策をお願いします。
    (女性 10代 足立区)
  • 自転車利用者の安全については、スポーツタイプの自転車を含め、ヘルメットを被っている自転車の利用者が驚くほど少ないのが気になる。もっとヘルメットの着用を進めた方が良い。また、歩行者の安全については、自転車利用者のルール厳守を徹底し(罰則を含む)、損害賠償保険の加入を義務化するべきだと思う。自転車が車両であるにも関わらず、自動車と比べて規則がゆるいのが悪い。
    (男性 20代 北区)
  • 歩道は歩行者優先だということを知らない人が多過ぎる。車道を走っていても、逆走してくる自転車も多い。ながら運転の中でも、傘差し運転、喫煙しながらの運転、犬を走らせながらの運転、が特に多く危ないので、取り締まりを強化してほしい。子供を乗せている自転車が並走や信号無視をしていることが多く、危ない上に子供への悪影響にもなると思う。車道の左端を走行していると、路肩に停めてある車を避けなければいけなかったり、直進したいのに左折レーンに入ってしまったりと危険も多いので、自転車専用道路の整備を進めてほしい。免許制とまではしなくても、自動車教習所のように正しい乗り方を学ぶ機会を設ける必要があると思う。高齢者の自動車運転が問題になっているが、自転車も同様に危ないので、もっと考えていく必要があると思う。
    (女性 20代 西東京市)
  • 自転車を使用することによって、環境にも健康面などにおいてとても良い影響を与えるものだと思う。しかし、ルールやマナーを守らなければ大事故もおこりかねない。小さい頃から正しい乗り方についての指導をする必要性があると考える。また、ヘルメットの重要性を説き、まずは無料で配布して日常的に使ってもらう必要があるのではないかと思う。
    (女性 20代 大田区)
  • 標識や表示の掲示、啓発活動の普及、罰則の強化、教育分野での指導など様々な視点や取り組みを通して、事故防止や知識の普及に努めるべきだと考える。
    (男性 20代 中野区)
  • 自転車が車両であるという意識を持っていないひとが多いのは事実だと思います。歩道の逆走やスピードの出し過ぎ等、危険運転は日常的に目にします。そういう人への罰則の強化はやむを得ないと思います。一方、自転車の運転に適さない車道や、違法駐車や停車自動車が多い道路は、運転するのが怖いというのも事実です。安全運転の啓蒙活動、罰則強化、道路の整備をバランスよく実施する必要があると思います。
    (男性 30代 中野区)
  • 安全で適正な利用を促すために、子供を守るためのヘルメットの着用と事故時の補償のための保険加入は、強制力のある法令で定めるべきだと考えます。法令とすることで、常識的な大多数の利用者は遵守するでしょうから、ヘルメット着用により重大な怪我の防止や、事故時に適正な補償を受けられることが期待できます。その結果、安全で適正な利用につながるのではないでしょうか。守らない人は一定数いるでしょうが、法令違反の罰則を厳しくすることで抑止力が働くと考えます。自転車による重大事故はすでに何度も起きています。利用者の善意に任せていては、防ぐことは難しいと考えます。
    (女性 30代 世田谷区)
  • 交通安全イベントなどの際に、自転車の無料点検サービスなどを地元の自転車屋さんと連携して行うのはいかがでしょうか?・修理して使い続けることで、粗大ごみの減量、資源の節約につながる・自分の自転車を長く使い続けることで、物への愛着心、物を大切にする心を育む・地元の自転車屋さんと連携することで、地元の自転車屋さんを知ってもらえる顔の見える関係の構築。実際に点検してもらう現場を見ることで物の仕組みに関心を持つ。
    (女性 30代 瑞穂町)
  • 現在東京の離島に在住しています。仕事等で本土に行くことも多くあり、その際にはちょっとした移動で「自転車を使いたいなぁ」と感じることも多くあります。補償金を支払って利用登録を行うシステムにて、安価で自転車を23区の各地でレンタルをしてほしいです。その登録時に、保険への加入や安全運転に関する知識及び心構え等の確認を必須にしていただければ、一時利用者のマナー向上の一助となるかと思います。
    (男性 30代 利島村)
  • 自転車の適正利用についての講習を受ける機会を増やし、利用方法についての冊子などが各家庭に配布されれば、確認し適正利用について考える機会が増えると思います。自転車でもかなりのスピードで走行していることがあるので、車ではないけれど制限なども必要ではないかと思います。利用者の意識を高めていかないと、事故などは減らないと思います。しかし、便利な乗り物で、様々な年代の人が気軽に利用しているので、意識を統一することはなかなか難しいようにも思います。車と違い免許も不要なので、いかに危険な乗り物になりうるか、という意識をもって乗るようにしていかないといけないな、とこのアンケートにて再確認している次第です。
    (女性 30代 練馬区)
  • ヘルメットの義務化による意識付けを強化してはどうかと思います。
    (男性 40代 豊島区)
  • 車道を走行しているが、違法駐車などがあり、危険を感じるときがある。急にドアを開けたり。きちんと車道にマークがあるにも関わらず停車・駐車している車があまりにしても多すぎる。運搬や配達等で歩道にすら、乗り上げて停めている車もあり、自転車を安全に車道で走行するには、国等と連携し法整備を行うべきと考える。
    (男性 40代 足立区)
  • 自転車に乗る人は自転車を運転している時は、必ず運転することのみに集中することが、大切なのではないでしょうか。例えばスマホを見て運転することなどは論外だと思います。
    (男性 40代 渋谷区)
  • 歩道を歩行する際は、歩道に自転車が来ると危ないと思うが、自身が自転車を運転している際は、自動車がすぐ横を走ると危険を感じる。自転車用の道を作ることは難しいが、各自が適切に判断し安全利用を心がけたい。全てを規則で管理することは現実的でないと思う。
    (女性 40代 葛飾区)
  • 自転車も車であることの意識を持ち、各々が最低限のマナーとルールを守る義務があると思います。また、親が子どもに自転車を与える場合に、交通ルールをしっかり指導する義務を負いたい。できれば自転車免許制度を確立し、乗れるだけでなく乗るには交通ルールが必要なことを小さい頃から身につける指導を強化し、安全で快適な街、乗り物としていきたい。
    (女性 50代 三鷹市)
  • 自転車を利用する人が自転車の危険性を正しく理解する必要があると思います。
    (女性 50代 大田区)
  • 自転車の規則が曖昧で、各人にいきわたっていないように思います。ヘルメット着用や保険、通行規則についても徹底したほうがいいと思います。また、駐輪場に置きたくても、いつも満車で入れられないことが多いので、駐輪場などの設備も考慮してほしいです。
    (女性 60代 新宿区)
  • 小さい子供を載せて運転しているお母さんたちは急いでいるのか、スピードをだして走行しているのを見かけることが多いです。もう少し慎重に運転してほしいです。
    (女性 60代 江戸川区)
  • 自転車の乗用マナーの普及、事故事例の紹介等の啓もう活動をより幅広く行う。
    (女性 60代 多摩市)
  • 恥ずかしいことではありますが、アンケートを受けていて、知らなかったことが多々ありました。なので、大抵の、自転車を運転する側も、歩行者も、あまり規則を知らないのではないか…と思ってしまいました。メディアを通して、もっと皆さんに自覚してもらえたら、と思っています。アンケートをされることが勉強になります。
    (女性 60代 多摩市)
  • スマホの操作をしながらの走行は禁止としてほしい。幾度となく危険を感じた。マナーの面では子供を乗せるいわゆるママチャリのマナーが実によくない。歩行者、子供ともに危険にさらされていることがわからないのだろうか。自覚を促したい。地道な啓もう活動が必要。
    (女性 70歳以上 新宿区)
  • 自転車利用者への講習会出席への義務化。
    (女性 70歳以上 西東京市)
  • 事故の多発を鑑みると、誰でも何処でも自由に乗れると言う意識から脱却して、一定の条件下、保険の義務化や年一回の点検など使用者意識を変えていくことが必要かと思います。勿論ヘルメットが手軽で格好よい物で、着用が義務化されたなら着用します。また、シェア自転車なども進めて欲しいです。
    (女性 70歳以上 調布市)

(2) 走行環境の整備に関すること 84件

  • 自転車は、普段から通勤通学や買い物のために利用しており、生活に欠かせないものになっている。歩行者対自転車、歩行者対自動車の事故を減らすためには、車道でも歩道でもない自転車道などを整備してそれぞれの乗り物同士の交錯点を減らすのが有効だと思う。都内ではまだ自転車道など、利用しやすい設備が整っていないように感じる。道路事情などから難しい面もあるだろうが、より早い自転車道の整備を望む。
    (男性 10代 国立市)
  • 車道を走りたいのは、心情としてあるが実際問題として車道が狭い場合に車が接近する場合も多く身の危険を感じてしまう。自転車用のガードレールの設置など歩行者への危険予防や車道の危険防止など自転車への配慮もして欲しい。
    (女性 20代 大田区)
  • 自転車は車道を走るとされていますが、車道の幅が狭かったり交通量の多い道など、走るのが怖いところがある。車の利用者としても、自転車が車道を走る認識がまだ足りないように感じるので、結果的に安全面からも自転車が歩道を走るということのような気がする。
    (女性 30代 板橋区)
  • 車道が狭く、自動車との追突防止を意識しながら自転車を走行しなければならない環境があるなど、街中の道路が自転車にとって走りづらい環境になっている状況にあります。自転車専用レーンを整備するなど自転車が走りやすい環境を整備することが必要であると感じています。
    (男性 40代 稲城市)
  • 自転車専用レーン等があれば安全に利用できると思う。
    (男性 50代 狛江市)
  • 自転車専用道路の整備をして、歩行者・自転車・自動車を分けることで接触事故が減少すると思う。
    (女性 60代 千代田区)
  • 幹線道路では怖くて車道を走るのは難しい。そういう道路には自転車用の道路や歩道を広めにして自転車も通行可能にしてほしい。
    (女性 70歳以上 江戸川区)

(3) 駐輪場など施設の整備に関すること 20件

  • 街中に自転車置き場がないため路上駐車が多いのだと思いますので、自転車置き場を増やせば違法駐車は減ると思います。特に駅前やコンビニなどお店の前は駐輪スペースを設けても良いと思います。駅まで自転車で行った際、停める場所がなくやむを得ずガードレール脇に自転車を置き、昼に回収されたこともあります。シェアサイクル「ちよくる」を利用していますが、都内に多くのスポットがあり、かつ電動なので、皆が使える仕組みだと思います。より普及すればちよくるを代用するなどし、違法駐車や無灯火運転なども減るのではないでしょうか。
    (女性 20代 江東区)
  • 近隣の駐輪場の整備と拡張はある程度は必要だと思います。放置自転車は減ってきているとはいえ、まだまだ完全に無くなっているわけではないのでまずは駐輪場を確保できない場合は自転車を使用できないという位の認識をより普及させるべきだと思います。またヘルメットや自賠責保険の件ですが、これも義務化できれば一番良いとは思うのですが、なかなか難しい点もあるかと思うので徐々にその必要性、重要性の啓蒙活動を警察と共に行っていくことが大切だと思っています。
    (女性 50代 台東区)

(4) 自転車対策全般に関すること 28件

  • 【自転車の車道走行について】
    自転車で車道走行を行ううえで、日本の道路環境では危険な場面が往々にしてあり、現状では適していない部分も存在すると感じる。本気で進めたいのであれば、インフラの重点的な整備を避けて通れないと思う。
    【路上における駐輪の解消について】
    完全に無料の駐輪場や、せめて二時間程度まで無料の駐輪場がなければ、変な場所に駐輪する人を完全に無くすことは、難しいと思う。
    (男性 30代 練馬区)

(5) その他 17件

  • 自分が高齢になってきたので、利用回数を考えねばと思っている。重いものを運ぶときはどうしても使ってしまう。
    (女性 70歳以上 調布市)

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