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報道発表資料  2017年12月18日  福祉保健局

花粉症患者実態調査報告書を取りまとめました

都内における最新の花粉症推定有病率や花粉症患者の予防・治療等の状況を把握し、今後の都における花粉症予防・治療対策の基礎資料とするため、平成28年度に花粉症患者実態調査を実施しました。このたび、調査結果について、報告書を取りまとめましたので、お知らせします。

花粉症患者実態調査結果の主なポイント

1 都内におけるスギ花粉症有病率は、48.8%と推定(別紙 図7、図8)

  • 都内3区市の住民を対象としたアンケート調査と花粉症検診の結果から推計した都内(島しょ地域を除く)のスギ花粉症推定有病率※1は48.8%であった。
  • 年齢区分別のスギ花粉症推定有病率は、全年齢層で前回調査より上昇した。

※1 スギ花粉症推定有病率について
本調査におけるスギ花粉症推定有病率は、平成29年3月(スギ花粉の飛散時期)に実施した花粉症検診(問診、鼻鏡検査、血液検査)の結果から推計したものであり、必ずしも治療や対策を要する患者の割合ではなく、日常生活に支障がない軽症の方も含んだ有病率である。

過去の調査における都内(島しょ地域を除く)のスギ花粉症推定有病率

第3回調査(平成18年度) 28.2%
第2回調査(平成8年度) 19.4%
第1回調査(昭和58年度~昭和62年度) 10.0%

※各回の調査では有病判定の基準や推計方法に一部変更点があるため、推定有病率の変化を単純に比較することはできない(前回調査との比較については下記の【参考】を参照)

2 セルフケアや医療機関の受診により日常生活に支障はない方が約6割(別紙 図2)

鼻や眼の症状があると回答した方に日常生活への影響を尋ねたところ、「セルフケアや医療機関を受診すれば支障はない」と回答した方が6割を超えており、何らかの対策をすれば日常生活に支障がない方が多かった。
また、特段の対策をしなくても日常生活に支障はない方が約3割であった。

日常生活への影響について(アンケート調査結果)

自覚症状がある方のうち、

  • 「何も対策をしなくても日常生活に支障はない」と回答した方は26.9%
  • 「市販薬の服用等のセルフケアをすれば日常生活に支障はない」と回答した方は35.1%
  • 「医療機関を受診すれば日常生活に支障はない」と回答した方は27.4%
  • 「医療機関にかかっても日常生活に支障がある」と回答した方は7.8%

(回答者:春先に鼻や眼などの症状があると回答した方)

3 東京都の花粉症対策への希望(別紙 図6)

東京都の花粉症対策に希望することは、「花粉症の根本的な治療方法の研究」(43.3%)、「スギ林等の伐採や枝打ちで飛散花粉を減らす」(37.6%)、「花粉症の基礎知識や予防対策等の情報提供」(24.3%)、「飛散予測、飛散結果等の公表」(23.9%)などであった(複数回答)。

花粉症患者実態調査報告書(平成28年度)

報告書はホームページ(外部サイトへリンク)で公開しています。
東京都の花粉情報>花粉症患者実態調査(健康安全研究センターホームページ内)

ホームページ「東京都の花粉情報」

花粉症と診断される方は増加傾向にありますが、適切なセルフケアや医療機関の受診などによって症状を緩和することが可能です。
東京都では、花粉症の予防や治療、花粉飛散量などに関する情報をホームページ(外部サイトへリンク)で提供しています。

図

【参考】スギ花粉症推定有病率の前回調査との比較について(別紙 図9)

前回調査までは、アンケート調査において「鼻や眼の症状がない(自覚症状なし)」と回答した方は、花粉症の疑いなしとして検診の対象としなかったが、今回の調査では「鼻や眼の症状がない(自覚症状なし)」と回答した方も、検診の対象とした。
このため、前回と今回の調査結果を比較できるよう、前回と同様の推計方法にて参考値を算出した。その結果、都内(島しょ地域を除く)のスギ花粉症推定有病率(参考値)は45.6%であり、前回調査の28.2%から17.4ポイント上昇した。

※別紙花粉症患者実態調査(平成28年度)概要版(PDF:554KB)

花粉症患者実態調査報告書(平成28年度)(PDF:6,535KB)

問い合わせ先
東京都健康安全研究センター企画調整部健康危機管理情報課
電話 03-3363-3487

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