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報道発表資料  2017年10月12日  建設局, 西武・狭山丘陵パートナーズ

狭山公園宅部池で絶滅危惧種の水草
「ミゾフラスコモ」を含む水生植物相が復活!

都立狭山公園(東村山市、東大和市)において、平成28年1月、水質浄化、外来種駆除、水生植物の復活等を目的とした「かいぼり」を行ったところ、宅部池(やけべいけ)の水際付近において複数種の水生植物の発芽・生育が確認され、水生植物相の復活が認められました。確認した水生植物の中には、環境省第4次レッドリストで絶滅危惧1類の淡水藻類である「ミゾフラスコモ」も含まれています(日本国際湿地保全連合の加藤将氏により同定)。本種は、近年のため池の減少や湖沼環境の悪化によって、多くの地域で数を減らしていると考えられており、確認例が非常に少なく、これまで全国11か所で報告されていますが、東京都では今回初めての記録となる希少種です。
これらの水生植物は、池の水質を維持するだけでなく、動物(魚類や昆虫等)の棲み家や産卵場所となるため、宅部池の生物多様性の回復には欠かせないものです。
今後も、様々な保全対策や、水草への影響が大きいアメリカザリガニ等の外来種の駆除を実施し、さらに多くの水生植物の復活・保全に努め、生物多様性の回復を図ってまいります。
※「絶滅危惧1類」の数字の正しい表記はローマ数字です。

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図1.池に生育するミゾフラスコモ 図2.ミゾフラスコモの拡大写真

狭山公園

東京都東村山市多摩湖町3-17-19

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※1 参考文献:

  • 今堀宏三(1954)『日本産輪藻類総説』金沢大学理学部植物学教室
  • 環境省自然環境局野生生物課(2015)『レッドデータブック2014 9 植物2』
    ※「植物2」の数字の正しい表記はローマ数字です。
問い合わせ先
東京都西部公園緑地事務所管理課
電話 0422-47-1210
西武・狭山丘陵パートナーズイベント事務局
(都立狭山公園パークセンター内)
電話 042-393-0154

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