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報道発表資料  2017年09月28日  建設局, (公財)東京動物園協会

世界最高齢のボルネオオランウータン「ジプシー」が死亡しました

多摩動物公園(園長 永井清)では、飼育しているボルネオオランウータンの「ジプシー」が死亡しましたので、お知らせします。

1.死亡したボルネオオランウータン

  • 死亡日
    平成29年9月27日(水曜日)
  • 名前
    ジプシー
  • 性別
    メス
  • 年齢
    62歳(推定)
    1955年以降生まれ(推定)、野生由来
  • 死因
    急性心不全
    なお、口腔内の所見では左下顎全体に腫瘍様の病変あり
写真
ボルネオオランウータン「ジプシー」
(撮影日:平成29年9月19日)

2.ボルネオオランウータン「ジプシー」について

1958年7月19日にボルネオから来園し、多摩動物公園で長期にわたって飼育されてきました。これまで4頭の子を残し、国内で飼育されているボルネオオランウータンの33頭のうち半数近い16頭がジプシーの血統です。また、ボルネオオランウータンとしては世界最高齢でした。
平成29年8月の初めから口からの出血が見られるようになりました。しだいに固いものが食べられなくなり、柔らかくて好きなものだけしか食べられないようになってきました。投薬による治療を続けてきましたが、治癒にはいたりませんでした。9月27日午後、全身麻酔下で口腔内の検査と治療を実施しましたが、麻酔から覚醒時に容態が急変しました。蘇生処置を施しましたが、残念ながら16時00分過ぎに死亡を確認しました。

3.当園での飼育状況(2017年9月27日現在)

10頭(オス4、メス6) ※死亡した「ジプシー」は含みません。

4.国内の飼育状況(2016年12月31日現在)

日本国内の飼育状況:12園館 33頭(オス17、メス16)
資料:2016年オランウータン国内血統登録台帳【(公社)日本動物園水族館協会】 

参考

ボルネオオランウータン(霊長目 ヒト科)
(ワシントン条約附属書1、IUCNレッドリスト:CR(絶滅危惧1A類)、東京都ズーストック種)
※「附属書1」「絶滅危惧1A類」の数字の正しい表記はローマ数字です。

  • 学名
    Pongo pygmaeus
  • 英名
    Bornean orang-utan
  • 分布
    ボルネオ島
  • 生息地
    熱帯雨林
  • 生態等
    寿命は40~50年、チンパンジーやゴリラと並ぶ大型類人猿の一種です。樹上生活に適した体をもち、長い腕でゆっくりと枝から枝へ腕わたりをして森の中を移動し、一生のほとんどを樹上で生活します。体重はメスで40~50キログラム、オスで70~100キログラムぐらいで、飼育下ではそれより大型の個体も多く見られます。果実や木の実、種子、昆虫類など、いろいろなものを食べます。基本的に単独でくらしますが、メスは子どもを連れていることもあります。14~15歳で成熟したオスはフランジと呼ばれる頬の張り出しやのど袋に二次性徴が現れることもあります。
問い合わせ先
(公財)東京動物園協会
【多摩動物公園】
電話 042-591-1611
建設局公園緑地部管理課
電話 03-5320-5365

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