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報道発表資料  2017年07月20日  生活文化局

〔別紙〕

参考資料

事例1

平成28年5月、当該事業者従業員Aが甲宅を訪問し、「失礼ですが、屋根瓦がずれているようだけど、雨漏りはしていませんか。」と言った。甲は、雨漏りはなかったので、「どこがどうずれているの。」と聞くと、Aは「この上です。」とだけ言った。甲はAに「どこがどう漏れているのか、カメラでよく撮って来て見せて欲しい。」と言うと、Aは「もうひとり来ているので呼んできます。」と言って呼びに行った。Aは、名刺もくれず、名前も会社名も言わなかった。
しばらくすると、Aと当該事業者従業員Bが車でやって来た。Bは「この瓦はずいぶん良い瓦ですね。今回大きな地震が何回もあった。それで瓦がずれたようだ。」と言った。さらに、Bは「地震があっていろいろ瓦がずれたんだと思う。古くなるとビスも甘くなるし、錆びてくる。」、「雨漏りはしていませんか。」と言った。甲は「そんな様子は何もない。」、「どんなふうに瓦がずれているのか、記録を残したい。」と言うと、Bは「瓦はやめた方が良いと思うよ。」と言った。Bは「でも見てあげましょうか。」と言ったので見てもらうことにした。
Bは、屋根に上がって工事をして、デジタルカメラで屋根の状態を撮ってきた写真を2枚見せてくれたが、どこが悪いのかよく分からなかった。Bは、屋根に上がったのに、瓦がずれているという説明は一言も言わなかった。
甲は、瓦の葺き替えを頼もうと思いBに見積りを出してくれるように言ったが、その場で書かず、明日持ってくるからと言った。Bは甲に「契約書をお願いします。」と言ったので、家の中に入ってもらった。その時、名刺をくれたが、自分から氏名や会社名は言わなかった。名刺を見て初めて、会社名と名前などが分かった。Bは、工事請負契約書を書きはじめ、請負代金額を○○○万円と書いた。甲はまだ見積書ができていないのに、工事費用が○○○万円だったので、見積りがあっての金額だろうと思ったが、見積書は明日持ってくると言ったのでここであえて問いただすことはしなかった。
甲は、Bから「瓦がずれて雨漏りがする。」と言われ、本当なのか心配になり、Bに撮って来てもらったデジタルカメラのデータをプリントアウトしたところ、3枚撮ってあったが瓦がずれている写真はなかった。甲は、どこも悪くないのに屋根の葺き替え工事をやろうとしたことが分かったことから、すぐ会社に解約の電話を入れ、さらに、消費生活センターに相談する前に、甲の屋根瓦を葺いた会社に電話して、瓦を見てもらった。すると、「瓦はずれても何にもなっていない。屋根の葺き替え工事はいっさい必要ない。」ということが分かった。

事例2

平成28年3月、当該事業者従業員Cは乙宅を訪問し、「この近くのマンションで工事をしていたんですけど、マンションからお宅の屋根を見ると、屋根が壊れて剥がれているのが見えました。このままにして置くと、雨漏りを起こすかも知れません。見てあげます。」と言った。
乙は、Cに「名刺を下さい。」と言ったが、「名刺はない。」と言われ、Cは会社名や名前を名乗らなかった。乙は、Cに「どこのマンションから見えたのですか。」と聞くと、あごで向こうですと差し、「上司を呼んできます。」と言って、いったん帰って行った。
30分くらいして、Cと当該事業者従業員のDとEの3人でやって来ると、Dが「屋根が剥がれていますよ。このままだと雨漏りしますよ。かなり剥がれているので危険です。」と言った。乙は「とりあえず応急措置してください。」、「デジタルカメラで写真を撮って来てくれ。」と言った。乙は、応急措置が終わって降りて来たDから「壊れた箇所の写真を撮ってきたので見て下さい。」と写真を見せられた。写真を見ると、相当屋根が捲り上がっており、あれだけ捲り上がっていたら雨漏りがするであろうことは分かったが、そこには壊れている所だけしか写っておらず、本当に自分の家の屋根なのかなと思った。
乙は工事の内容を聞こうと思い、家に上がってもらった。乙はDに名刺を頂けないかと言うと、Dは名刺を差し出しながら、「アリエッタハウジングの○○です。」と言ったので、この時初めて会社名や名前が分かったが、CとEは名前を言わなかった。Dは「屋根がかなり傷んでいます。このままにすると大変なことになりますよ。早く直した方がよい。早急に工事が必要だ。このままにして置くと、雨漏りもするし、剥がれますから。早くしないと人命にもかかわるようなことが起こりますよ。」と言った。乙は、屋根が剥がれているので工事が必要だ、工事をしないと雨漏りする、急いで直さないと人命にかかわると言われ心配になった。乙は、Dから人命にかかわると言われたことで、すぐ工事をしてもらうしかないと思ってしまった。
その後、乙は、Cからこの近くのマンションからお宅の屋根が剥がれているのが見えたと言われたが、乙の家の近くには5階建ての新築マンションはあるが、そこで工事をしていたことはないし、そこにのぼっても乙の家の屋根は全部見えないことが分かった。

事例3

平成27年11月、当該事業者従業員のFとGは丙宅を訪問し、Fが、「近所で屋根の工事をしていてお宅の屋根を見たら、屋根を押さえている板が外れているのが見えたので、このままにしておくと雨漏りがするかもしれないので直してあげます。」と言った。更に、Fは名刺を差し出しながら「屋根を押さえている板が外れているので早く直した方がいいですよ。無料で見てあげます。板も修理する。」と言った。この時、Fは屋根のリフォーム工事の契約に来たということは言わなかった。屋根は10年くらい前に全面塗替えしており、ずっと雨漏りもなく問題なかったが、工事部の責任者であるFが雨漏りするかも知れないと言ったため、丙は不安になった。
Fらは、近くに停めていた車から梯子を持ってくると、Gが屋根に上がったが、板が外れていると言いながらも釘を打つような音は聞こえて来ず、本当に修理しているのか丙は不安に感じた。丙はFからデジタルカメラで屋根の状況を撮ってきたと写真を見せられたが、その写真からはどこを修理してくれたのか確認できなかったし、自分の家の写真なのかどうかも分からなかった。
丙はFから「屋根の塗装部分が錆びており、雨漏りすると大変ですので早く直した方がいいですよ。今修理しておかないと大変なことになりますよ。」と言われ、びっくりして早く修理しなければいけないような気持ちになった。
丙はFに○○○万円位と言われ、高齢の独り暮らしで年金生活している身には大金だが、雨漏りして家が大変なことになることを考えれば、すぐやってもらうしかないと思い契約した。
平成27年12月、屋根工事の前に、Fは当該事業者従業員Hとともに丙宅を再度訪問すると、「外から家の状況を見させていただくと、建物に亀裂が入っているのが確認できた。すぐ外壁を塗装した方がいい。」、「建物の亀裂をそのままにして置くとそこから雨が浸み込み建物に影響がある。中が腐るかもしれない。すぐ外壁を塗装した方がいい。」と言った。丙は納得できなかったが、Fが専門家であることから疑いを持ちつつも工事をやってもらった方がいいかなと思った。
丙は、外壁工事をやるべきかかなり不安な面もあったが、Fから早く工事をした方がいいと強く言われ、断れない状態だった。工事代金は、○○○万円と言われたが、契約書を作るときには○○万円になっており、Fはいろいろサービスして○○万円値引きしてあると言った。
Fから「近所の家の工事をしていたらお宅の家の屋根が見えた。」と言われたが、後になって丙の隣接している家で屋根工事をしていた所はなく、下からはもちろん、近くからでも2階の屋根の状態は分からないことが分かった。また、外壁についても、別の業者に確認してもらったところ、塗装工事はする必要がないことが分かった。

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