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報道発表資料  2017年06月12日  福祉保健局

食中毒の発生について
防災訓練の食事による食中毒

探知

5月26日(金曜)午前11時20分、江戸川区内の都立高校から江戸川区江戸川保健所に「5月19日(金曜)に実施した1泊2日の高校一年生対象の防災訓練に参加した生徒に体調不良者が複数出ている。」旨の連絡があった。

調査結果

江戸川保健所は、探知後ただちに食中毒と感染症の両面から調査を開始した。

  • 防災訓練参加者は高校一年生(9クラス)358名。
  • 参加した生徒には、訓練の一環で、乾パン、クラッカー、水及び各クラスの代表者2~4名ずつが高校の調理室を利用して調理したわかめごはん(アルファ化米)が提供された。
  • 防災訓練で提供された食事を喫食したことが判明している355名中112名が、5月19日(金曜)午後9時00分頃から5月22日(月曜)午後8時00分頃にかけて腹痛、下痢等の症状を呈していた。

決定

江戸川保健所では、6月9日(金曜)、下記の理由により、本件を防災訓練において提供された食事による食中毒と断定した。

  • 患者の共通食は当該防災訓練で提供された食事の他にはなかった。
  • 発症者の主な症状は、腹痛、下痢等で共通している。
  • 患者が食事をしてから発症するまでの潜伏時間が類似していた。
  • 感染症を疑うエピソードがなかった。
担当保健所 江戸川区江戸川保健所
発症関係 発症日時 5月19日(金)午後9時00分頃から5月22日(月)午後8時00分頃まで
症状 腹痛、下痢等
発症場所 自宅等
患者数 患者総数 112名
(内訳)
男:50名(年齢:15歳~16歳)
女:62名(年齢:15歳~16歳)
入院患者数 0名
診療医療機関数・受診者数 1か所1名(男:1名、女:0名)
原因食品 防災訓練において提供された食事
病因物質 調査中

 

[備考]
メニュー 5月19日夕食:わかめごはん(アルファ化米)、水
5月19日夕食時配布(5月20日朝食用):乾パン、クラッカー、水
検査関係
6月12日
正午現在
検査実施機関:東京都健康安全研究センター
患者ふん便:23検体
(うち1検体からエンテロトキシン産生性ウエルシュ菌を検出)
参考食品:8検体
(うち1検体(わかめごはん(アルファ化米)のわかめ具材)からエンテロトキシン産生性ウエルシュ菌を検出)
※ウエルシュ菌はヒトや動物の腸管内、土壌、食品又は塵埃等自然界に広く分布している。
発症には多くの菌量が必要とされており、検査結果だけでは原因食品と断定できない。
(参考)東京都における食中毒発生状況(ただし本事件は含まない)
  発生件数 患者数 死亡者数
本年1月1日~6月11日まで 43件 1587名 1名
(昨年同期) (64件) (1480名) (0名)
本年6月中(11日まで) 1件 30名 0名
(昨年同期) (5件) (136名) (0名)

 

問い合わせ先
福祉保健局健康安全部食品監視課
電話 03-5320-4405

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