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報道発表資料  2017年03月30日  生活文化局

〔別添〕

特定商取引に関する法律第8条第1項に基づく業務の一部停止命令

1 事業者の概要

  • 事業者名
    クリックス株式会社
  • 代表者名
    代表取締役 冨澤和行
  • 所在地
    東京都豊島区西池袋三丁目25番11号
  • 設立
    平成21年7月27日
  • 業務内容
    ハウスクリーニング全般
  • 売上高(※)
    約1億8,000万円(平成27年7月~平成28年6月)
  • 従業員数(※)
    18名

※事業者報告による

2 勧誘行為等の特徴

  1. 消費者宅に電話連絡をして2,000円のハウスクリーニングの勧誘を行い、訪問の承諾を取りつける。
  2. 後日消費者宅を訪問すると、2,000円のハウスクリーニングの履行中あるいは履行後に、キャンペーン価格等と称して、営業員が別のハウスクリーニングの契約について長時間の勧誘をはじめる。
  3. 消費者に交付する契約書には合計金額を一式と記載し、役務の内容や単価を詳細に示していない。

3 業務の一部停止命令の内容

平成29年3月31日(命令の日の翌日)から平成29年6月30日までの間(3か月)、特定商取引法第8条第1項に規定する訪問販売に係る次の行為を停止すること。

  1. 契約の締結について勧誘すること。
  2. 契約の申込みを受けること。
  3. 契約を締結すること。

4 業務の一部停止命令の対象となる主な不適正取引行為

不適正な取引行為 特定商取引法の条項
消費者との間で安価なハウスクリーニングの役務提供の契約を締結したのち、その履行のために消費者宅を訪問した際に、その安価な契約の履行中あるいは履行後になって、「今は、キャンペーン中ですので、特別に床のクリーニングとコーティングは○○万円になります。」、「キャンペーン価格で、流し台の天板、シンクの蛇口、排水、エアコン○台、玄関タイルの掃除、換気扇の清掃とコーティング込々で、合計○○万○○○○円になりますがいかがですか。」などと告げて、別の契約について勧誘をしており、その勧誘に先立って、相手方に対し、別の契約について勧誘する目的である旨を告げていなかった。 第3条
勧誘目的不明示
消費者に交付する契約書面に合計金額を一式計上するのみで、役務の内容及び単価を詳細に記載していなかった。 第5条第1項
契約書面の記載不備
消費者に当該別の契約について勧誘をするに際し、「今は、キャンペーン中ですので、特別に床のクリーニングとコーティングは○○万円になります。」、「キャンペーン価格で、流し台の天板、シンクの蛇口、排水、エアコン○台、玄関タイルの掃除、換気扇の清掃とコーティング込々で、合計○○万○○○○円になりますがいかがですか。」などと、特別に安く提供するかのように価格を提示しているが、実際には、年間を通じて営業員が「キャンペーン」と称した価格を提示しており、役務の対価に関する事項について不実のことを告げていた。 第6条第1項
不実告知
当該別の契約について勧誘をするに際し、長時間にわたって勧誘を継続し、また、契約を締結しない旨の意思を表示している消費者に対して執拗に勧誘を行うなど、迷惑を覚えさせるような仕方で勧誘をしていた。 第7条第4号
省令第7条第1号
迷惑勧誘

5 今後の対応

業務停止命令に違反した場合は、行為者に対して特定商取引法第70条の2の規定に基づき2年以下の懲役又は300万円以下の罰金又はこれを併科する手続きを、事業者に対しては特定商取引法第74条の規定に基づき3億円以下の罰金を科する手続きを行う。

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