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報道発表資料  2017年03月17日  福祉保健局

食中毒の発生について
幼稚園で提供されたカレーライスによる食中毒

探知

3月9日(木曜)正午頃、世田谷区内の私立幼稚園から世田谷区世田谷保健所に、「本日、当園の園児28名が、おう吐、下痢等を呈して欠席している。」旨、連絡があった。

調査結果

世田谷区世田谷保健所は、探知後ただちに感染症と食中毒の両面から調査を開始した。

  • 患者は当幼稚園の3歳児、4歳児及び5歳児クラスの園児67名並びに教職員9名の計76名で、3月8日(水曜)午後6時00分から同月9日(木曜)午前8時00分にかけて、腹痛、下痢、おう吐等の症状を呈していた。
  • 同園には給食の調理施設はなく、普段の園児等の昼食は、各自が持参した弁当であった。
  • 同園では、3月8日(水曜)に「年長組を送る会」が催され、昼食としてカレーライスが提供されていた。
  • カレーは、前日に教職員と園児が調理し、当日再加熱して米飯とともに提供された。
  • 米飯は、隣接する系列の小学校の給食施設で当日に炊飯して提供されていたが、小学校では、同様の発症情報はない。
  • 患者は、全員、3月8日(水曜)の昼食として提供されたカレーライスを喫食していた。
  • 検査の結果、複数の患者のふん便からウエルシュ菌を検出した。
  • 患者の症状がウエルシュ菌によるものと一致していた。

決定

世田谷区世田谷保健所は、本日、下記の理由により、本件についてカレーライスを原因とするウエルシュ菌による食中毒と断定した。

  • 患者に共通する食事は、3月8日(水曜)の昼食として提供されたカレーライス以外に無かった。
  • 複数の患者のふん便からウエルシュ菌を検出し、症状がウエルシュ菌によるものと一致していた。
  • 患者を診察した医師から食中毒の届出があった。
担当保健所 世田谷区世田谷保健所
患者関係 発症日時 3月8日午後6時00分から同月9日午前8時00分まで
症状 腹痛、下痢、おう吐等
発症場所 自宅等
患者数 患者総数76名
男:38名(3~34歳)、女:38名(3~57歳)

(内訳)
  • 5歳児クラスの園児24名
    男:11名(6歳)、女:13名(6歳)
  • 4歳児クラスの園児17名
    男:10名(4~5歳)、女:7名(5歳)
  • 3歳児クラスの園児26名
    男:15名(3~4歳)、女:11名(3~4歳)
  • 教職員 9名
    男:2名(33~34歳)、女:7名(29~57歳)
入院患者数 0名
診療医療機関数・受診者数 4か所、4名(男:1名、女:3名)
原因食品 カレーライス
病因物質 ウエルシュ菌

 

[備考]
喫食食品 カレーライス
検査関係
3月16日現在
検査実施機関:東京都健康安全研究センター
患者ふん便:62検体 検査中(29検体からウエルシュ菌を検出)

 

(参考)東京都における食中毒発生状況(ただし本事件は含まない)
  発生件数 患者数 死亡者数
本年1月1日~3月16日まで 21件 763名 0名
(昨年同期) (28件) (414名) (0名)
本年3月中(16日まで) 2件 3名 0名
(昨年同期) (7件) (83名) (0名)

※別紙 ウエルシュ菌とは(PDF:131KB)

問い合わせ先

福祉保健局健康安全部食品監視課
電話 03-5320-4405

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