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報道発表資料  2016年12月15日  生活文化局

〔参考資料〕

事例

事例1

平成27年10月頃、甲の登録しているミクシィに、まゆげというニックネームを使用した勧誘員Aから「友達になりたい。」というメッセージが来た。その後、AからLINEで「実際に会って話がしたい。」とメッセージが来たので、甲は、後日、Aと会う約束をした。
平成27年12月上旬、甲はAと都内の飲食店に行った。その場で甲は、Aから「エステに興味はあるか。」、「先輩がエステやっているから、そこでやってみないか。」と誘われた。
翌日、甲は、Aから紹介された港区のエステティックサロンに行った。甲がサロンに着くと、エステティシャンのBが出迎えてくれた。Bは、最初に甲の全身写真を撮り、甲の体に触れながら「骨盤の位置が下がっているよ、肩周りや首もかたいね。」と言って甲の体の歪みを指摘した。その後、甲はBから全身のオイルマッサージを受け、最後にBから全身の写真を撮られた。施術後、甲は、A、Bと都内の飲食店で食事をすることになった。甲がBと一緒に飲食店に行くと、Aと、Aの横にエステの社長を名乗る関係者Cが店で待っていた。甲はA、B、Cと酒を飲みながら話をしていたが、いつの間にか甲の施術後の話になった。その際、甲は、施術前後の写真を見せられ、AやBから「若いのに体ボロボロだよ。骨盤歪んでるし、このままだとやばいよ。ストレスを抱えていると、末端神経が委縮しちゃって血行も悪くなるし、早めに改善したほうがいいよ。ウチのところで綺麗にしちゃったほうがいい。」などと言われた。甲が戸惑っていると、AやBから「やっちゃいなよ、やろうよ。」などと強引に誘われ、甲は、なんとなくその場で契約を断れない雰囲気になってしまった。甲が「預金が170万円あるのですが通えますか。」と尋ねたところ、Cから「300万円かけようか。ローンを組むのが基本だから。300万円の契約のうち120万円は私が出すから大丈夫。小切手は用意するから。」などと言われ、甲は仕方なく契約することにした。
契約の2日後、甲は都内の飲食店内で、Aから概要書面と契約書を渡された。

事例2

平成28年3月中旬、乙の登録しているミクシィに、ほくろというニックネームを使用した勧誘員Dから「何でも話せるような友達作りたい。」などというメッセージが来た。その後、乙はDと実際に会う約束をLINEで交わした。
平成28年3月下旬、乙はDと都内のファーストフード店で食事をした。その際、Dは乙の肩を軽くマッサージしながら「かなり凝ってるね。ここまでひどいと思わなかった。」などと言って、乙の肩の具合を指摘した。そしてDは「私の働いているお店、部屋空いているか確認してみるね。マッサージするよ。」と言って、乙をサロンに誘った。
同日、乙はDと港区にあるエステティックサロンに行った。Dは施術前に乙の全身写真を撮り、乙はDとエステティシャンEから同時にオイルマッサージを受けた。マッサージが終わるとDは、施術後の乙の全身写真を撮った。そして、Dはマッサージ前後の乙の写真を見比べて「全然違うでしょ、こんなに凝っていると思わなかった、結構ひどいよ、骨盤がずれていると思うんだな。」などと言って、乙の体型の歪みを指摘した。Dの働いているサロンでは、1回あたりの施術料金が5万円かかると聞いた乙は「経済的にも無理なので通えない。」とDに言った。すると、Dは「私の働いているお店、売上がよくて節税したいの。お金が余っているの。」などと、Dの働いているお店は人気店で景気が良く、儲かっているような話を始めた。続けてDは「通ったほうが絶対いいと思うんだけど、月いくらくらい払えるの。」と言った。乙が「1万5,000円しか払えません。」と答えると、Dは「払えない分は会社が負担してくれるから心配ない。」などと言った。乙は、本当にそのような話があり得るのかと疑問に思い「いいです。」と言って断った。しかし、Dは「気にすることないよ、会社に負担してもらえばいいんだよ。何かあったら絶対私に言ってよ、毎月支払える分だけでいいから、一番いいコースをやってもらうようにするからね。」などと言って勧誘をやめようとはしなかった。
Dから2時間以上勧誘され続けた乙は、契約するまで帰らせてもらえないのではないかと不安になったが、全額負担することなく、体型がよくなるならと思い、エステに通うことを渋々承諾した。すると、突然Dは「施術回数は消費者金融で借りられるだけの金額次第だよ。」などと言って、乙に消費者金融でローンを組むよう指示した。
その後、乙は、Dの案内で六本木の消費者金融に行き、Dの指示を受けながら借入れの操作を行った。契約した消費者金融のカードは毎月の返済のために必要という理由で、その場でDに渡した。
翌日、乙は都内の飲食店でDから概要書面だけを渡された。

事例3

平成28年3月上旬、丙の登録しているミクシィに、ほくろというニックネームを使用した勧誘員Fから「よかったら仲良くして下さい。」などというメッセージが来た。
平成28年3月中旬、丙はFと会い、都内の喫茶店に行った。喫茶店内で丙はFから「今日、私の働いているサロンでマッサージしていかないか。」と誘われ、丙はFと一緒に港区のエステティックサロンに行くことにした。
サロンに着くとFは、最初に丙の全身写真を撮った。そして、丙はFとエステティシャンGから同時にマッサージを受けた。マッサージが終わると、丙はFと都内のカフェに行った。その場でFは「マッサージうちでやらないかな。○○ちゃん背骨が曲がってて、体のバランスが悪いよ、直した方がいいよ。」などと言って勧誘を始めた。丙がFに費用を尋ねると、Fは「100万円のコースや300万円のコースがある。」と説明した。丙は費用があまりにも高額なので、すぐに返事をせずに黙っていた。すると、Fは「モニター契約みたいなもので、契約書は形式的なものになる。費用はサロンが全て負担するので、実質無料でエステが受けられる。」と言ってサロンに通うことを勧めた。
丙が契約を承諾すると、Fは「お金だけは最初に入れて欲しいからカードローンを組んでほしい。」と銀行でローンカードを作るよう指示した。
丙がローンカードを作ることに抵抗を示すと、Fは「○○というお店の店員ということにして借りれば大丈夫だから。」などと一方的に話を進めた。
丙は、契約日にFから案内された銀行でローンカードを作成し、さらにその一週間後、Gに案内された消費者金融で借入れの手続きを行った。作成したローンカードなどは、サロンが毎月返済するために必要という理由でFやGに渡した。
概要書面と契約書は、契約の一週間後に渡された。

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