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平成28(2016)年8月29日更新

報道発表資料  2016年08月29日  福祉保健局

〔別紙〕

1 実施結果の概要

都及び特別区・八王子市・町田市は、6月1日から7月31日までの間、都内の食品関係営業施設、延べ102,432軒に対し、監視指導を行った。
また、都内の食品関係営業施設から食品等6,332検体を収去し、58,653項目の検査を実施した。その結果、食品衛生法又は食品表示法に違反する食品7検体(違反率0.11%)を発見し、改善指導や回収の指示等必要な措置を行った。

2 立入監視指導結果(表1)

都内の製造施設、販売施設、調理施設等の食品関係営業施設、延べ102,432軒に立入り、食品の衛生的な取扱い、施設設備の衛生管理、従事者の衛生管理、取扱食品の表示等について監視指導を行った。その結果、2,761軒に対し、延べ2,950件の指導を実施した。

重点監視指導

(1) 食肉等の監視指導(表2、表3)

主に焼肉店等の飲食店や食肉販売店等延べ11,263軒に立入り、ユッケ等の生食用牛肉や豚の食肉に関する規格基準遵守、鶏肉やジビエ等の適切な取扱いについて監視指導を行った。その結果、豚レバーを生食としてメニューに掲載していた1軒に対し、直ちにメニューから削除させるとともに、生食での提供を中止させた。また、鶏肉等を生食として提供していた176軒に対しては、生食での提供中止を指導した。
さらに、肉の生食に関する講習会を、食品関係事業者に対し412回、都民に対し96回開催し、それぞれ17,278名、3,087名が参加した。

(2) 弁当等人力販売業の監視指導(表4)

弁当等人力販売業延べ231軒に立入り、監視指導を行った。
その結果、74軒に対し、取扱い等について改善を指導した。指導の内容は、弁当の温度管理に関するものが52件、運搬容器の基準に関するものが40件と、温度管理及び運搬容器関係の不適正が多く見られた。このため、保冷剤の使用や、運搬容器内に温度計を常備する等の基準を遵守するよう指導した。

(3) 食品の表示に関する監視指導(表5)

期限表示や添加物表示、アレルゲン表示を中心に、207,753品目の食品について、食品表示法に基づく表示監視を実施した。
その結果、482品目の食品について、表示の改善を指導した。

3 食品等の収去検査結果(表6、表7)

食品等6,332検体について、58,653項目の検査を実施し、7検体(7項目)の違反を発見した(違反率0.11%)。違反品については、改善指導や回収指示等の必要な措置を行った他、輸入者等を所管する自治体へ通報を行った。

(1) 細菌検査

成分規格、食中毒菌等の細菌検査を34,767項目実施した。その結果、大腸菌群を検出した「アイスミルク」等、3検体(3項目)が違反となった。

(2) 化学検査

保存料、甘味料、着色料等の添加物、残留農薬、動物用医薬品等の化学検査を23,886項目実施した。その結果、規制値を超える下痢性貝毒を検出した「ホタテガイ」等、4検体(4項目)が違反となった。

(3) 輸入食品についての検査結果(再掲)

557検体の輸入食品について、8,819項目の検査を実施した。
その結果、化学検査において、基準値を超える農薬を検出した「チコリ」等、2検体(2項目)が違反となった。

 

表1 総括表
  立入検査実施状況 収去検査実施状況
立入延軒数 行政措置実施軒数 行政措置実施件数(※) (内訳) 総検査検体数  
行政指導 不利益処分 法違反検体数
口頭注意 指導文書交付
(衛生指導注意票含む)
その他
合計 102,432 2,761 2,950 2,753 118 79 0 6,332 7
製造・処理施設 9,758 214 242 195 19 28 0 1,443 3
販売施設 59,690 1,295 1,326 1,308 12 6 0 1,948 4
調理施設 31,273 1,143 1,253 1,138 71 44 0 2,587 0
その他 1,711 109 129 112 16 1 0 354 0
※1軒に対して複数件の行政措置を行う場合があるため、行政措置実施軒数とは一致しない。
表2 重点監視指導結果
  立入検査実施状況 収去検査実施状況
立入延軒数 行政措置実施軒数 行政措置実施件数(※) (内訳) 総検査検体数  
行政指導 不利益処分 法違反検体数
口頭注意 指導文書交付
(衛生指導注意票含む)
その他
(1)食肉等の取扱施設に対する監視指導 11,263 177 180 176 4 0 0 302 0
※1軒に対して複数件の行政措置を行う場合があるため、行政措置実施軒数とは一致しない。

表3 食肉の主食での提供等に対する監査指導
  立入軒数 食肉を生食等で
取り扱う軒数
取扱種類(再掲)※
規格基準等が定められている食肉 鶏刺し及び
鶏レバー等
その他
牛レバー 牛ユッケ等
生食用牛肉
豚レバー 豚刺し等 馬レバー 馬刺し等
合計 4,054 475 0 68 1 0 6 261 187 5
飲食店営業 3,148 451 0 66 1 0 6 233 186 5
食肉販売業 802 22 0 1 0 0 0 27 1 0
食肉処理業 104 2 0 1 0 0 0 1 0 0
※複数計上であるため、その合計は「食肉を生食等で取り扱う軒数」と一致しない。

表4 弁当等人力販売業の監視指導
  立入延軒数 行政措置実施軒数 指導内容※ 不利益処分
弁当の温度管理 運搬容器の基準 表示 許可済証・
販売従事者
弁当等人力販売業の監視指導 231 74 52 40 30 20 0
※複数計上であるため、その合計は「行政措置実施軒数」と一致しない。

表5 表示監視指導結果
  検査品目数 違反・不適正
表示品目数
 
違反率
食品表示法に基づく表示監視 207,753 482 0.23%

表6 食品の収去検査結果
   総検査検体数   総検査項目数 (内訳)
法違反 細菌検査 化学検査
検体数 違反率 項目数 違反項目数 項目数 違反項目数
合計 6,332 7 0.11% 58,653 34,767 3 23,886 4
国産品 5,775 5 0.09% 49,834 33,133 3 16,701 2
輸入品 557 2 0.36% 8,819 1,634 0 7,185 2

表7 収去検査により発見された法違反品及び措置
番号 違反法
違反条文
違反内容 分類 一般名称 検査結果 備考
(行政措置の内容等)
1 食品衛生法
第6条第2項
規制値を超える下痢性貝毒を検出 魚介類及びその加工品 ホタテガイ 規制値を超える下痢性貝毒を検出 産地を所管する自治体に通報
2 【輸】ムール貝
(アイルランド)
規制値を超える下痢性貝毒を検出 輸入者を所管する自治体に通報
3 食品衛生法
第11条第2項
成分規格違反 乳・乳類等 アイスミルク 大腸菌群検出 製造者に対し改善を指導
答申書・改善報告書徴収
4 ソフトクリーム 大腸菌群検出 製造者に対し改善を指導
5 ソフトクリーム 大腸菌群検出 製造者に対し改善を指導
6 食品衛生法
第11条第3項
残留農薬の基準違反 農産物及びその加工品 【輸】チコリ
(ベルギー)
残留農薬基準違反
(一律基準)
(メタラキシル及びメフェノキサム)
輸入者を所管する自治体に通報
7 食品表示法
第5条
添加物表示なし 菓子類 キャンディ 表示に記載のない着色料(黄色4号、黄色5号、青色1号)を検出 販売者(製造者)を所管する自治体に通報
【輸】は、輸入品を示す。

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