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平成28(2016)年8月12日更新

報道発表資料  2016年08月12日  建設局, (公財)東京動物園協会

恩賜上野動物園

アジアゾウのウタイが妊娠しました!

恩賜上野動物園(園長 土居利光)では、アジアゾウの「ウタイ」の妊娠が確認されましたので、以下のとおりお知らせします。アジアゾウの妊娠は、当園では初めての事例です。

1.妊娠したアジアゾウ

名前

ウタイ(メス) 18歳

来歴

1998年2月7日 タイ生まれ
2002年10月11日 上野動物園に来園
※アティ(オス)とともにタイ王国より日本国民へ友好のしるしとして寄贈され、上野動物園で受け入れました。

写真
【アジアゾウ「ウタイ」】
(撮影日:平成28年8月6日)

 

2.妊娠経過

平成27年10月、ウタイ(当時17歳)とオスのアティ(当時18歳)のペアリングを実施したところ、ウタイの血中ホルモン(プロジェステロン)値が妊娠時の状態を示したため、妊娠の可能性が非常に高いと判断しました。
妊娠確定の判定には超音波検査(エコー)による胎児の確認が必要であるため、これ以降、定期的な超音波検査を実施してきました。平成28年7月4日の検査で胎児の体の一部らしき画像が確認され、その後の検査でも同様の画像が得られたため、妊娠確定と判断しました。

3.出産予定日

アジアゾウの妊娠期間は約21ヵ月から22ヵ月間であることから、血中ホルモン値が妊娠時の状態を示しはじめた平成27年10月から起算すると、出産は平成29年6月から7月頃になる見込みです。

4.当園の飼育状況(2016年8月12日現在)

4頭(オス1頭、メス3頭)

オス

「アティ」 19歳 2002年10月11日 タイより来園

メス

「ダヤー」 推定39歳 1984年9月20日 インドより来園
「スーリヤ」 推定22歳 2001年4月5日 インドより来園
「ウタイ」 18歳 2002年10月11日 タイより来園

5.日本国内の飼育状況(2015年12月31日現在)

41園館91頭(オス21頭、メス70頭)
資料:2015年国内血統登録台帳【(公社)日本動物園水族館協会】

写真
アジアゾウ「ウタイ」腹部超音波検査画像】
(撮影日:平成28年7月4日)

 

参考

アジアゾウ(長鼻目 ゾウ科)
(ワシントン条約附属書第1表、IUCNレッドリスト:EN(絶滅危惧種)東京都ズーストック種)
※第1表の正しい表記はローマ数字です。

  • 学名
    Elephas maximus
  • 英名
    Asian Elephant
  • 分布
    南~東南アジア、および中国
  • 形態
    体重3~6トン、体高2~4メートル。体色は灰色もしくは灰褐色。加齢とともに皮膚の色素が抜け、体色の薄い部分が目立ってくることがあります。一般的にメスの牙(切歯)は小さく、オスの方が大きく目立ちます。雌雄ともに全く生えない個体もいます。エサを食べるための臼歯は一生の間に5回生え変わります。鼻先の上部に突起がひとつあり、爪は前肢5個、後肢4個。頭の横の部分に側頭腺と呼ばれる分泌腺があり、興奮時などに液体が分泌されます。
  • 生態
    森林に生息し、植物を食べます。5~10頭のメスとその子どもによる群れで行動します。メスは10歳程度で繁殖可能となり、妊娠期間は630~660日程度。産仔数は1頭。オスは成長すると群れを離れて単独で行動します。オスには年1回程度、「マスト」と呼ばれる興奮期がありますが、繁殖行動との関係は明らかではありません。

ご案内

【恩賜上野動物園】

  • <開園時間>
    9時30分~17時00分(入園は16時00分まで)
    8月9日(火曜)~8月16日(火曜)は9時30分~20時00分(入園は19時00分まで)。
  • <休園日>
    毎週月曜日(祝日のときは、翌日)
    8月15日(月曜)は開園。
  • <入園料>
    一般:600円、65歳以上:300円、中学生:200円
    ※小学生以下及び都内在住・在学の中学生は無料

※開園日については東京ズーネット(外部サイトへリンク)でご覧いただけます。

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