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平成28(2016)年8月2日更新

報道発表資料  2016年08月01日  監査事務局

知事専用車の使用を違法・不当としてその使用に要した経費の返還を求める住民監査請求(その4)の監査結果について

平成28年6月14日付で提出された、前知事に対する不当利得返還請求権(以下「本件債権」)の行使を怠っているとする住民監査請求に対し、監査委員から、次のような監査結果が出されましたのでお知らせします。

1 結論
前知事が本件政務に知事専用車を使用した経費について、都は前知事に対する本件債権の行使を怠っているとする請求人の主張には、理由があると認められる。
2 勧告
法第242条第4項に基づき、平成28年8月31日までに本件債権の行使をすること。

請求の内容

前知事が知事専用車を使用し、東京ドームでの野球観戦及びNHKホールで開催されたコンサートに行ったことは、公用車の私的使用にあたり、都は前知事に対する本件債権の行使を怠っているとして、本件債権の行使を求めた。

監査対象局

財務局

判断要旨

  • 知事専用車の使用の知事の判断は、無制約に許されるものではなく、その用務が、厳密には都の必要な業務とはいえないまでもこれに準じた業務であると認められる場合に、知事の裁量的な使用が許されると解される。
  • 知事としての活動は、非公式なものを含めた多種多様な形態をとるものであり、非公式の会合であるからこそ得たり伝えたりすることができる意見や情報がないとはいえない。また、前知事の見解は、都議会という公の場で述べられており、一定の重みがある。
  • しかしながら、本件政務が、家族を同伴した野球観戦や音楽鑑賞の場において行われ、公務と関係のない私的活動との疑念を強く持たれる状況にあることからすれば、これが都政に資するものであると判断できるだけの、より客観的、具体的な情報が必要であるが、監査対象局への調査及び関係人調査を行ったが、こうした情報は得られなかった。
  • 本件政務は、前知事の秘書業務を担う政策企画局には知らされていなかったが、家族を同伴した野球観戦や音楽鑑賞が行われていたことを考えれば、本件政務が高度な秘密性を持つものであったとは考えにくく、NHKホールにおいては、打合わせ等を行うための貴賓室等の使用もなかった。こうしたことから、本件政務は公務と関係のない私的活動であるとの疑念を強く持たざるを得ない。
  • これまでの調査の結果では、本件政務が都にとって必要な業務に準じた業務であることを裏付ける証左を得ることができない以上、本件政務における知事専用車の使用は、知事の裁量の範囲を逸脱した違法、不当なものであると解さざるを得ない。

※監査結果の全文については、別添「知事専用車の使用を違法・不当としてその使用に要した経費の返還を求める住民監査請求(その4)監査結果」(PDF:352KB)をご覧ください。

問い合わせ先

監査事務局総務課
電話 03-5320-7011
電話 03-5320-7018

 

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