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報道発表資料  2016年7月29日  環境局

利島におけるエダシャク類防除対策の結果について

 昨年、利島で大発生した森林病害虫トビモンオオエダシャクによる椿林の被害を受け、都が利島村とともに進めてきた対策の結果について、お知らせします。

1 エダシャク類防除対策の結果 ~幼虫は減少、椿林は回復傾向~

 本年春から薬剤散布を実施した結果、エダシャク類の幼虫生息数は大幅に減少しました。幼虫の生息密度調査※からも、薬剤散布後の生息密度は9割以上減少したことが確認されました。
 その結果、幼虫による食害はほとんど見られなくなり、椿林は回復しつつあります。

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平成27年7月 平成28年7月

※【調査主体】大島支庁、島しょ農林水産総合センター及び利島村
 【調査方法】島内の調査地点(11か所)で、調査員が5分間で採取できた幼虫数をもとに、生息密度を算出

<トビモンオオエダシャク幼虫の生息密度調査結果(平成28年)>
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2 防除対策の概要

(1) 蛹の捕獲(平成28年2月6日)

 幼虫の発生を抑制するため、土中の蛹(さなぎ)を掘り出す作業を実施し、約1,000個の蛹を捕獲しました。

(2) 薬剤の散布(平成28年4月27日~5月25日)

 幼虫の防除では、幼令期の散布が有効であることから、昨年(5月14日)より散布開始時期を早め、4月27日から約1か月間、薬剤を散布しました。

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薬剤散布の様子

(3) 新機材の導入と薬剤散布範囲の拡大

 都の支援のもと、高所散布に対応できる薬剤散布機を新たに導入し、昨年の78ヘクタールを上回る146ヘクタールの椿林に薬剤を散布しました。

3 今後の対応

 今回の結果を踏まえ、「東京都エダシャク類防除対策会議」を本年9月頃に開催し、来年度の防除対策等を検討する予定です(詳細は決まり次第お知らせします。)。
 都は今後とも、利島村や関係機関との連携を深め、病害虫防除に対する技術的・財政的支援を行い、利島の椿林保全に積極的に取り組んでまいります。

問い合わせ先
環境局自然環境部緑環境課
 電話 03-5388-3551

〔参考資料〕

利島におけるエダシャク類防除対策の結果について

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写真1 トビモンオオエダシャク(中齢幼虫) 写真2 トビモンオオエダシャク(雌・成虫)
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写真3 利島村被害地遠景(平成27年7月22日) 写真4 利島村被害地遠景(平成28年7月19日)
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写真5 利島村椿林(平成27年7月22日) 写真6 利島村椿林(平成28年7月19日)

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