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報道発表資料  2016年6月20日  福祉保健局

食中毒の発生について
渋谷区立保育園が調理し提供した給食で発生した食中毒

探知

 6月8日(水曜)午前11時00分、渋谷区立の保育園から渋谷区保健所に、「当園の園児28名が、6月7日(火曜)の夜から自宅で発熱、おう吐、下痢症状を呈した。」旨、連絡があった。

調査結果

 渋谷区保健所は、感染症と食中毒の両面から調査を実施した。

  • 患者は、同園の園児41名、保育士1名及び調理従事者1名の計43名で、6月6日(月曜)午後11時00分から同月9日(木曜)午後3時00分にかけて、おう吐、下痢、発熱等の症状を呈していた。
  • 患者は、全員、6月6日(月曜)の昼食として、同園が調理し提供した給食を喫食していた。
  • 患者の発症状況に、クラスごとの偏りはなかった。
  • 調理従事者1名を含む患者のふん便からノロウイルスを検出し、これらの遺伝子型が一致した。
  • ノロウイルスを検出した調理従事者も当該給食を喫食しており、同月9日(木曜)午前3時00分から下痢等の症状を呈した。

決定

 渋谷区保健所は、本日、下記の理由により、本件を6月6日(月曜)の昼食として同園が調理し提供した給食を原因とする食中毒と断定した。

  • 患者の共通食は、同園の調理室で調理し提供した給食の他にはなく、給食を否定することができない。
  • 複数の患者のふん便からノロウイルスを検出し、患者の症状が同ウイルスによるものと一致していた。
  • 調理従事者1名を含む患者から検出したノロウイルスの遺伝子型が一致した。
  • 当該施設において、感染症を疑う情報がない。
  • 本日、患者を診察した医師から食中毒の届出があった。

措置

 当該保育園は6月9日(木曜)から調理室の使用を自粛しており、渋谷区は、本日から3日間の給食の供給停止の処分を行った。

発症関係 発症日時 6月6日午後11時00分から同月9日午後3時00分まで
症状 おう吐、下痢、発熱等
発症場所 自宅
患者数 患者総数43名
 男:20名(1~53歳)、女:23名(0~24歳)

(内訳)
  • 5歳児クラスの園児9名
     男:6名(5~6歳)、女:3名(5~6歳)
  • 4歳児クラスの園児10名
     男:4名(4歳)、女:6名(4歳)
  • 3歳児クラスの園児8名
     男:4名(3歳)、女:4名(3歳)
  • 2歳児クラスの園児5名
     男:3名(2~3歳)、女:2名(3歳)
  • 1歳児クラスの園児6名
     男:2名(1~2歳)、女:4名(1歳)
  • 0歳児クラスの園児3名
     女:3名(0~1歳)
  • 保育士1名
     女:1名(24歳)
  • 調理従事者1名
     男:1名(53歳)
入院患者数 0名
診療医療機関数・受診者数 14か所32名(男13名、女19名)
原因食品 6月6日(月曜)の昼食として当該保育園が調理し提供した給食
病因物質 ノロウイルス
原因施設 施設名 ●●●●
業種 集団給食(届出)
給食供給者 ●●●●
施設所在地 東京都渋谷区●●●●
法人番号 ●●●●
連絡先電話番号 ●●●●

〔備考〕
主なメニュー 【6月6日の昼食】
白飯、おかゆ、スープ、チキンピカタ、ポテトサラダ、肉じゃが、くだもの、ミルク等
検査関係
6月20日
正午現在
検査実施機関:東京都健康安全研究センター
発症者ふん便:47検体検査中(43検体からノロウイルスを検出)
調理従事者ふん便:5検体検査中(1検体からノロウイルスを検出)
拭き取り検体:15検体検査中(ノロウイルスは陰性)
食品:3検体検査中(ノロウイルスは陰性)

(参考)東京都における食中毒発生状況(ただし本事件は含まない)
発生件数 患者数 死亡者数
本年1月1日~6月19日まで 63件 1,265名 0名
(昨年同期) (89件) (1,586名) (0名)
本年6月中(19日まで) 4件 91名 0名
(昨年同期) (8件) (114名) (0名)

※別添 ノロウイルスについて(PDF形式:120KB)

問い合わせ先
福祉保健局健康安全部食品監視課
 電話 03-5320-4405

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