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報道発表資料  2016年6月14日  福祉保健局

食中毒の発生について
港区内の中高一貫校の食堂で調理し提供された食事及び弁当による食中毒

探知

 6月6日(月曜)午後1時30分、港区内にある私立の中高一貫校における食堂の営業者から港区みなと保健所に「6月3日(金曜)昼に学内の食堂を利用した生徒及び教職員約130名中70名程度が、同日夜から下痢、腹痛を発症している。」旨、連絡があった。

調査結果

 港区みなと保健所は、感染症と食中毒の両面から調査を実施した。

  • 同校の食堂では、外部の給食委託業者が昼食及び弁当を調理し提供していた。
  • 確認された患者は、6月3日(金曜)に当該食堂で調理された昼食又は弁当を喫食した生徒57名及び教職員6名の計63名で、同日午後5時00分から同月6日(月曜)午前7時00分にかけて、腹痛、下痢等の症状を呈していた。
  • 調理従事者は4名で、体調不良を訴えるものはいない。
  • 複数の患者のふん便からウエルシュ菌を検出した。
  • 同月3日(金曜)の昼食として提供された食事の検食(坦々ソース)からウエルシュ菌を検出した。

決定

 港区みなと保健所は、本日、本件について、以下の理由により、6月3日(金曜)の昼食として、同校の食堂で調理し提供された食事及び弁当を原因とする食中毒と断定した。

  • 患者の共通食は、当該食堂で調理した食事又は弁当の他にはない。
  • 複数の患者のふん便及び検食からウエルシュ菌を検出し、患者の症状が同菌によるものと一致していた。

措置

 当該営業者は、6月6日(月曜)から食堂の営業を自粛しており、港区は本日から3日間の営業停止処分を行った。

発症関係 発症日時 6月3日午後5時00分から6月6日午前7時00分まで
症状 腹痛、下痢等
発症場所 自宅 等
患者数 患者総数 63名
 男:3名(34歳~52歳)、女:60名(14歳~58歳)

    (内訳)
  • 中学生:1名
     女:1名(14歳)
  • 高校生:56名
     女:56名(15歳~18歳)
  • 教職員:6名
     男:3名(34歳~52歳)、女:3名(28歳~58歳)
入院患者数 0名
診療医療機関数・受診者数 0か所、0名
原因食品 6月3日の昼食として当該食堂で調製し提供された食事及び弁当
病因物質 ウエルシュ菌
原因施設 屋号 ●●●●
業種 飲食店営業
営業者 ●●●●
代表取締役 ●●●●
営業所所在地 東京都港区●●●●
営業者住所 東京都町田市●●●●
法人番号 ●●●●
連絡先電話番号 ●●●●

[備考]
メニュー 【6月3日(金曜)の昼食】
坦々麺、焼売、市販の菓子
【6月3日(金曜)の弁当】
坦々丼
検査関係
6月14日
正午現在
検査実施機関:東京都健康安全研究センター
患者ふん便:41検体 検査中(3検体からウエルシュ菌を検出)
調理従事者ふん便:4検体 検査中
拭き取り検体:5検体 検査中
食品(検食):11検体 検査中(1検体からウエルシュ菌を検出)

(参考)東京都における食中毒発生状況(ただし本事件は含まない)
  発生件数 患者数 死亡者数
本年1月1日~6月13日まで 58件 1,169名 0名
(昨年同期) (84件) (1,546名) (0名)
本年6月中(13日まで) 0件 0名 0名
(昨年同期) (3件) (74名) (0名)

※別添 ウエルシュ菌について (PDF形式:146KB)

問い合わせ先
福祉保健局健康安全部食品監視課
 電話 03-5320-4405

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