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報道発表資料  2016年5月16日  福祉保健局

食中毒の発生について
江東区内で開催されたイベント(通称「肉フェス」)において提供された食事による食中毒

探知

 5月6日(金曜)午前10時30分頃、発症者の母親から都内保健所に、「ゴールデンウイーク中に、息子が会社の同僚と江東区内のイベントで食事をしたところ、体調不良になった。」旨、連絡があった。同日、当該保健所は、当イベントの開催地を管轄する江東区保健所に通報した。
 その後、これとは別の複数のグループからも同様の発症情報があった。

調査結果

 江東区保健所は、探知後直ちに調査を行った。

  • 当該イベントは、4月28日(木曜)から5月8日(日曜)までの間、17個の改造コンテナ等を利用した施設で飲食店営業の許可を得て、肉料理等を調理し提供していた。
  • 患者は49名で、当イベントにおいて調理し提供された「ハーブチキンささみ寿司」等を喫食後、5月2日(月曜)午前7時00分から同月11日(水曜)午前11時00分にかけて、下痢、腹痛、発熱、頭痛等の症状を呈していた。
  • 複数の患者のふん便から、カンピロバクターを検出した。

決定

 江東区保健所は、本日、以下の理由により、本件について、当該イベントにおいて調理し提供された「ハーブチキンささみ寿司」を原因とする食中毒と断定した。

  • 患者の共通食は、当該食品の他にはない。
  • 複数の患者のふん便からカンピロバクターを検出し、患者の症状が同菌によるものと一致していた。

措置

 当該イベントは5月8日(日曜)で終了し、営業施設が撤去されていることから、当該施設に対する営業停止の処分はない。
 江東区保健所は、当該営業者から報告書を徴取するとともに、改善勧告書を交付して再発防止について厳重に注意指導する予定である。

問い合わせ先
福祉保健局健康安全部食品監視課
 電話 03-5320-4405

発症関係 発症日時 5月2日午前7時00分から同月11日午前11時00分まで
症状 下痢、腹痛、発熱、頭痛等
発症場所 自宅等
患者数 患者総数49名
(内訳)
 男:20名(患者の年齢:9~41歳)
 女:29名(患者の年齢:8~36歳)
入院患者数 男性1名(24歳)、女性2名(18、23歳)
診療医療機関数・受診者数 38か所43名(男14名、女29名)
原因食品 ハーブチキンささみ寿司
病因物質 カンピロバクター
原因施設 屋号 ●●●●
業種 飲食店営業
営業者 ●●●●
代表取締役 ●●●●
営業所所在地 江東区●●●●
営業者所在地 港区●●●●
法人番号 ●●●●
連絡先電話番号 ●●●●

[備考]
当該イベントの
主なメニュー
ハーブチキンささみ寿司、牛焼肉、ステーキ、ステーキ丼、チキン南蛮、ローストビーフ、ぎょうざ、カツレツ、豚汁、ビール等
検査関係
5月16日
正午現在
検査実施機関:東京都健康安全研究センター等
患者ふん便:13検体検査中(5検体からカンピロバクターを検出)

(参考)東京都における食中毒発生状況(ただし本事件は含まない)
発生件数 患者数 死亡者数
本年1月1日~5月15日まで 50件 676名 0名
(昨年同期) (74件) (1,405名) (0名)
本年5月中(15日まで) 0件 0名 0名
(昨年同期) (7件) (27名) (0名)

※別添 カンピロバクターについて(PDF形式:73KB)

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