ここから本文です。

報道発表資料  2016年4月26日  福祉保健局

食中毒の発生について
八王子市内の有料老人ホーム等で提供された弁当による食中毒

探知

 4月19日(火曜)午前9時45分、八王子市内の介護付有料老人ホームから八王子市保健所に、「当ホーム入所者49名中22名が、4月19日(火曜)午前1時00分から下痢の症状を呈している。」旨、連絡があった。

調査結果

 八王子市保健所は、感染症と食中毒の両面から調査を開始した。

  • 当該老人ホームで提供される食事は、朝昼夜3食とも外部の営業者が調製した弁当であった。
  • 当該弁当の調製施設は、高齢者施設8か所及び医療機関2か所の計10か所から請け負い、計約530食の弁当を提供していた。
  • 当該弁当調製施設の営業者は同じ建物で弁当以外の食品の製造許可を取得しており、それぞれの従業員の一部は当該弁当を喫食していた。
  • 患者は、当該老人ホームの入所者22名、医療機関1施設のデイケア利用者3名及び職員1名、弁当以外の食品の製造施設の従業員(以下「他の従業員」という。)7名の計33名で、4月18日(月曜)午後3時00分から同月19日(火曜)午前11時00分にかけて、腹痛、下痢等の症状を呈していた。
  • 弁当の調理従事者18名に体調不良を訴えるものはいない。
  • 複数の患者のふん便からウエルシュ菌を検出した。
  • 同月18日(月曜)の昼食として調製された弁当の検食からウエルシュ菌を検出した。

決定

 八王子市保健所は、本日、本件について、以下の理由により、4月18日(月曜)の昼食として当該弁当調製施設で調製された弁当を原因とする食中毒と断定した。

  • 患者の共通食は、当該施設が調製した弁当の他にはない。
  • 複数の患者のふん便及び検食からウエルシュ菌を検出し、患者の症状が同菌によるものと一致していた。
  • 患者を診察した医師から食中毒の届出があった。

措置

 八王子市は、本日から7日間の営業停止の処分を行った。

発症関係 発症日時 4月18日午後3時00分から同月19日午前11時00分まで
症状 腹痛、下痢等
発症場所 老人ホーム入所先、自宅 等
患者数 患者総数 33名
 男:6名(31~91歳)、女:27名(22~99歳)
 
(内訳)
  • 老人ホームの入所者:22名
     男:3名(69歳~91歳)、女:19名(74歳~99歳)
  • 医療機関のデイケア利用者及び職員:4名
     男:3名(31歳~59歳)、女:1名(29歳)
  • 他の従業員:7名
     女:7名(22歳~51歳)
入院患者数 0名
診療医療機関数・受診者数 2か所3名(女:3名)
原因食品 4月18日の昼食として当該施設が調製した弁当
病因物質 ウエルシュ菌
原因施設 屋号  ●●●●
業種  飲食店営業(仕出し)
営業者  ●●●●
代表取締役  ●●●●
営業所所在地  東京都八王子市●●●●
営業者住所  東京都八王子市●●●●
法人番号  ●●●●
連絡先電話番号  ●●●●

[備考]
主なメニュー 【4月18日の昼食】
 ご飯、鶏肉のネギ塩炒め、じゃが芋の甘辛煮、ほうれん草のお浸し、カットマンゴー
検査関係
4月26日
正午現在
検査実施機関 : 東京都健康安全研究センター
患者ふん便 : 18検体 検査中(5検体からウエルシュ菌を検出)
調理従事者ふん便 : 18検体 検査中(3検体からウエルシュ菌を検出)
他の従業員ふん便 : 12検体 検査中(1検体からウエルシュ菌を検出)
拭き取り検体 : 11検体 陰性食品(検食): 9検体 1検体からウエルシュ菌を検出

(参考)東京都における食中毒発生状況(ただし本事件は含まない)
発生件数 患者数 死亡者数
本年1月1日~4月25日まで 43件 609名 0名
(昨年同期) (65件) (1,370名) (0名)
本年 4月中(25日まで) 4件 164名 0名
(昨年同期) (10件) (138名) (0名)

※別添 ウエルシュ菌について (PDF形式:145KB)

問い合わせ先
福祉保健局健康安全部食品監視課
 電話 03-5320-4405

ページの先頭へ戻る