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報道発表資料  2016年4月22日  福祉保健局

食中毒の発生について
千代田区内の会社の社員食堂で調理し提供された食事で発生した食中毒

探知

 4月18日(月曜)午前11時20分、千代田区内の会社から千代田区千代田保健所に「4月16日(土曜)から17日(日曜)に社員95名がおう吐、吐き気、発熱、下痢を呈し、本日18名が欠勤している。発症者は3フロアにまたがって発生しており、社内でおう吐があったとの情報はない。」旨、連絡があった。

調査結果

 千代田区千代田保健所は、感染症と食中毒の両面から調査を行った。

  • 患者は、同社の社員147名で、4月15日(金曜)午後8時00分から同月19日(火曜)午前3時30分にかけて、おう吐、発熱、下痢等の症状を呈していた。
  • 同社には社員食堂があり、調理業務は外部業者に委託されていた。
  • 当該社員食堂では、昼食として、麺類及び定食(3種類のメインのおかずから2種類を選択)を計約340食提供しており、患者は全員、4月15日(金曜)の当該社員食堂の食事を喫食していた。
  • 患者の発生状況に、所属部署ごとの偏りはなかった。
  • 患者のふん便からノロウイルスを検出した。

決定

 千代田区千代田保健所は、本日、以下の理由により、本件について、4月15日(金曜)に当該社員食堂で調理し提供された食事を原因とする食中毒と断定した。

  • 患者の共通食は、当該社員食堂での食事の他にはない。
  • 複数の患者のふん便からノロウイルスを検出し、患者の症状が同ウイルスによるものと一致していた。
  • 同社内でおう吐者がいたなどの感染症を疑う情報がない。
  • 患者を診察した医療機関の医師から食中毒の届出があった。

措置

 当該社員食堂の営業者は4月18日(月曜)から営業を自粛しており、千代田区は、本日から3日間の営業停止の処分を行う。

発症関係 発症日時 4月15日午後8時00分から同月19日午前3時30分まで
症状 おう吐、発熱、下痢等
発症場所 自宅 等
患者数 患者総数147名
(内訳)
 男:90名(患者の年齢:25~66歳)
 女:57名(患者の年齢:23~63歳)
入院患者数 0名
診療医療機関数・受診者数 36か所36名(男22名、女14名)
原因食品 4月15日の昼食として当該社員食堂で調理し提供された食事
病因物質 ノロウイルス
原因施設 屋号 ●●●●
業種 飲食店営業(集団給食)
営業者 ●●●●
代表取締役 ●●●●
営業所所在地 東京都千代田区●●●●
営業者所在地 東京都港区●●●●
法人番号 ●●●●
連絡先電話番号 ●●●●

[備考]
主なメニュー 【4月15日の昼食】
 野菜天ぷらそば、いなり寿司、定食(照焼きハンバーグ・鱈のきのこあんかけ・ふくさ焼、きんぴらこんにゃく、ご飯、味噌汁)、サラダバー
検査関係
4月22日
正午現在
検査実施機関 : 東京都健康安全研究センター
患者ふん便 : 10検体 検査中(7検体からノロウイルスを検出)
従事者ふん便 : 6検体 検査中
拭き取り検体 : 34検体 検査中(1検体からノロウイルスを検出)
食品 : 30検体 検査中

(参考)東京都における食中毒発生状況(ただし本事件は含まない)
  発生件数 患者数 死亡者数
本年1月1日~4月21日まで 42件 462名 0名
(昨年同期) (63件) (1,339名) (0名)
本年 4月中(21日まで) 3件 17名 0名
(昨年同期) (8件) (107名) (0名)

問い合わせ先
福祉保健局健康安全部食品監視課
 電話 03-5320-4405

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