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報道発表資料  2016年4月7日  建設局

葛西臨海水族園
マグロ類の死亡原因の調査結果と展示について

 葛西臨海水族園(園長 田畑直樹)の展示水槽「大洋の航海者:マグロ」では、平成26年12月から翌27年1月にかけて展示中のクロマグロ、ハガツオ、スマの死亡が続いた結果、一時は展示生物がクロマグロ1尾となりました。原因調査を進めるとともに、魚類を順次導入する展示回復の取組を開始してから1年経過し、再びマグロ類の群泳をご覧になれるようになりました。
 そこで、以前の死亡が続いていた期間におけるマグロ類の死亡原因の調査結果と展示回復および現在の展示状況についてご報告します。

画像
【平成28年3月27日撮影】

1 現在の主な展示生物種(平成28年4月7日時点)

  • クロマグロ(スズキ目サバ科) 41尾
     内訳
     今年5歳魚(全長約150センチメートル、体重約50キログラム) 1尾
     今年2歳魚(全長約95~120センチメートル、体重約15~25キログラム) 40尾
  • スマ(スズキ目サバ科) 27尾
  • ハガツオ(スズキ目サバ科) 12尾

2 死亡原因の調査結果と対策

 専門家の助言を得ながら、別紙2(1) のとおり死亡原因調査を行ってきましたが、単一要因によって減少に至ったとは特定できませんでした。
 また、影響を与えた可能性がある複数の要因について、別紙2(2) のとおり対策を講じた上で、段階的に魚の導入を進め、マグロ類の再導入から約10ヶ月が経過しましたが、現在も水槽内の環境は安定しています。
 これらのことから、以前のマグロ類の減少は単一の要因によるものではなく、間接・直接的な複数の要因が時に重層化し、複合的に作用したものと判断しました。

3 今後の展示予定

 クロマグロの群れ展示を継続していくためには、特定の年級群(同年齢)のみが多数を占めることがないよう、バランスを取りながら追加していくことが必要です。現在、今年2歳魚となる40尾が展示の中心となっていますが、毎年初夏に実施していた、後続の年級群となる1歳魚の定期的追加を再開する予定です。

※別紙 「展示回復までの経緯」と「死亡原因の調査内容とこれまでの対策」

問い合わせ先
(公財)東京動物園協会
【葛西臨海水族園】
 電話 03-3869-5152
建設局公園緑地部計画課
 電話 03-5320-5374

〔参考〕

クロマグロ(スズキ目サバ科)

IUCNレッドリスト:VU(絶滅危惧2類) ※数字2の正しい表記はローマ数字です。

  • 学名
     Thunnus orientalis
  • 英名
     Bluefin tuna
  • 体長
     約3メートル
  • 体重
     約300キログラム
  • 分布
     日本各地の沿岸、北太平洋に広く分布
  • 生態
     野生では全長3メートル、重量300キログラムを超す個体もある。最高遊泳速度は時速80キロメートルに達するとされている。流通名はホンマグロ。スシネタ、刺身のトロや赤身として、高額で取引されている。現在、クロマグロ資源の減少が世界的に危惧されている。

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