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平成28(2016)年2月19日更新

報道発表資料

〔別紙〕

「TURNフェス」(平成28年3月4日~6日)
エキシビション、カンファレンスなど詳細が決定しました!

平成28年2月19日
アーツカウンシル東京
(公益財団法人東京都歴史文化財団)

 東京2020オリンピック・パラリンピックの文化プログラムを先導するリーディング・プロジェクト「TURN」の一環で開催される「TURNフェス」。このたび、異なる背景や習慣をもつ一人ひとりが、「出会う」ことを楽しみ、深め、共有するフェスティバルとして、日比野克彦氏による監修のもと、詳細な内容が決定しました。
 「TURNフェス」のカンファレンスでは、4つのセッションを開催し、多様な経験や価値観を新しい「知」として考え、共有する場を設けます。また、エキシビションでは、16組の表現から人と人が「出会う」ことの可能性を提示します。

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開催概要

  • 正式名称
     TURNフェス
  • 会期
     平成28年3月4日(金曜)~6日(日曜)
  • 会場
     東京都美術館 公募展示室1階第2・3展示室、講堂(東京都台東区上野公園8-36)

エキシビション

  • 会場
     東京都美術館 公募展示室1階 第2・3展示室
  • 観覧料
     無料
  • 開室日時
     3月4日(金曜)~6日(日曜)9時30分~17時30分(入室は閉室の30分前まで)

カンファレンス

  • 会場
     東京都美術館 講堂
  • 参加費
     無料/事前予約不要 各回先着200名
  • 開催日時
     3月5日(土曜)13時00分~14時30分、15時00分~16時30分
     3月6日(日曜)13時00分~14時30分、15時00分~16時30分
  • 主催
     東京都、アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)、特定非営利活動法人Art’s Embrace
  • 協力
     東京都美術館×東京藝術大学「とびらプロジェクト」
  • 公式URL
     http://turn-project.com/event/27

エキシビション詳細

 エキシビションでは、アーティストが、障害のある人や生きづらさを抱えた若者たち、そして家族や支援者と出会い、彼らの日常に少しずつ触れながら関わりあって生まれた作品やプロジェクトが発表されます。インスタレーション、映像、音楽、パフォーマンス、体験型作品など、多様な表現をぜひお楽しみください。

参加アーティスト×福祉施設・コミュニティ

  • EAT&ART TARO
  • 五十嵐靖晃×クラフト工房La Mano
  • 池田晶紀、川瀬一絵×社会福祉法人きょうされん リサイクル洗びんセンター
  • 稲葉諒×クラフト工房La Mano
  • 今井さつき×シューレ大学
  • 大崎晴地
  • 角銅真実×大田区立障がい者総合サポートセンター
  • 北澤潤
  • James Jack ×ハーモニー
  • 富塚絵美(協力:板橋区立小茂根福祉園)
  • 中崎透×認定特定非営利活動法人クリエイティブサポートレッツ
  • 奈良県立大学地域創造学部都市文化コモンズ×一般財団法人たんぽぽの家
  • 柳雄斗×コミュニティセンターakta
  • 山城大督×アプローズ南青山
  • アジア代表 マッチフラッグワークショップ×工房まる

出品作品イメージ

James Jack ×ハーモニー 《 The Sea in Between Us 》
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参考作品《高松-那覇、航海》2015年

 人や場の関係に関心を持つJames Jackは、心に病を持つ人たちとハーモニーで出会いました。彼らと共に散策をしたり、詩を読んだりしながら時間を過ごし、その丁寧な関係性をインスタレーション作品として発表します。

池田晶紀×社会福祉法人きょうされんリサイクル洗びんセンター 《 Portrait 》
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《Portrait》2016年

 シリーズ「休日の写真館」や「ポートレイトプロジェクト」など、ポートレイトをドラマチックな作品に手がけてきた池田晶紀。今回はリサイクル洗びんセンターで働く人々のユニフォーム姿と向かい合います。

五十嵐靖晃×クラフト工房La Mano 《 New Horizon 》
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参考作品《そらあみ-三宅島-帰島式》2013年

 一本の糸から漁網を地域の人々と編み、空にかける《そらあみ》など、協働を通じて景色をつくり変えるような表現をしてきた五十嵐靖晃。クラフト工房La Manoのメンバーと共に藍で染めた糸を用い、新しい景色を生み出します。

北澤潤 《 TURNする日常》
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参考作品《DAILYLIFE 20140410》2014年

 北澤潤は、日常を問い直すようなアートプロジェクトを各地で展開してきました。今回は、都内外の福祉施設や精神病院などを横断的にリサーチし、その中で得た問いを共有する場を設けます。

大崎晴地 《エアートンネル》
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《エアートンネル》2013年

 臨床現場の専門家と共に、心と身体、発達のリハビリテーションや病理をテーマに作品を制作してきた大崎晴地。ふわふわと揺れる布の中で、子供から大人まで楽しく過ごせる《エアートンネル》を会場に出現させます。

カンファレンス詳細

 カンファレンスでは、「TURN」という言葉を手がかりに、多様な経験や価値観を共有する対話の場を設けます。「TURN」に込められているのは、人の身体や知性、創造性などにもう一度目を向け、人としての原点に立ち返ることから、日常を変えようとする意志。各セッションでは、アート、福祉、教育、科学など、多彩な分野からゲストを迎え、「人」「場」「アイデンティティ」をテーマに、これからの課題を共有します。

3月5日(土曜)第1部 13時00分~14時30分 「芸術による人づくりと学びの場」

 多様な人と共に生きる社会において、芸術や表現者はいかなる役割を担うのでしょうか。日本における芸術教育の最先端の現場から、2020年を見据えた「芸術と教育」の姿について語り合います。

  • 出演
     松下功(東京藝術大学 副学長)
     本郷寛(東京藝術大学大学院美術研究科美術教育 教授)
     日比野克彦(TURN 監修者、東京藝術大学美術学部先端芸術表現科 教授)
  • ファシリテーター
     伊藤達矢(とびらプロジェクトマネージャ)

3月5日(土曜)第2部 15時00分~16時30分 「人といる場をつくる実践」

 一人ひとりと向き合う福祉の現場、新しい関係を作ろうとするアートの現場、その両方を横断しようとする活動の現在。多様な人と人が共にいる「場づくり」について、それぞれの試みを語ります。

  • 出演
     岡部太郎(一般財団法人たんぽぽの家 事務局長)
     小山田徹(美術家、京都市立芸術大学美術学部 教授)
     奥山理子(みずのき美術館キュレーター、アーツカウンシル東京TURNコーディネーター)
  • ファシリテーター
     稲庭彩和子(東京都美術館学芸員アート・コミュニケーション担当係長)

3月6日(日曜)第1部 13時00分~14時30分 「“その人らしさ”について考える」

 多様性の本質的な価値と魅力とは。「多様なあり方」のマネジメントに関わる実践者が集い、それぞれのプロジェクトや経験から考え、無理のない「その人らしさ」の可能性を探ります。

  • 出演
     海老原周子(非営利団体新宿アートプロジェクト代表)
     富樫多紀(東京大学先端科学技術研究センター人間支援工学分野学術支援専門職員)
     奥山理子(みずのき美術館キュレーター、アーツカウンシル東京TURNコーディネーター)

3月6日(日曜)第2部 15時00分~16時30分 「科学と未来と、人間であること」

 2045年、人類は技術的特異点(シンギュラリティ)を迎え、社会の価値観が大きく覆されると予想されています。科学と未来の問題提起から、改めて人間、知性、そして障害とは何かを考えます。

  • 出演
     ドミニク・チェン(情報学研究者、IT起業家、『シンギュラリティ 人工知能から超知能へ』翻訳者)
     久保田翠(認定特定非営利活動法人クリエイティブサポートレッツ 理事長)
     日比野克彦(TURN 監修者、東京藝術大学 美術学部 先端芸術表現科 教授)
  • ファシリテーター
     森司(アーツカウンシル東京 リーディング・プロジェクトディレクター)

リーディング・プロジェクトとは

 オリンピック・パラリンピックはスポーツの祭典であると同時に、文化の祭典でもあります。国際オリンピック委員会(IOC)の「オリンピック憲章」には文化プログラムの開催が定められており、東京2020大会では、スポーツ競技に先立ち、リオ2016大会後から2020年までの4年間にわたって開催されます。リーディング・プロジェクトは文化プログラムの展開に向けた東京都のモデル事業として平成27(2015)年度よりスタートしました。

※「OCOG(オリンピック競技大会組織委員会)は少なくともオリンピック村の開村から閉村までの期間、文化イベントのプログラムを催すものとする。当該プログラムは IOC 理事会に提出し、事前に承認を得なければならない。」(第5章・第3条)
 参考文献:公益財団法人日本オリンピック委員会「オリンピック憲章 Olympic Charter 2015年版・英和対訳(2015年8月2日から有効)」

TURNとは

 多様な人との出会い方、つながり方に創造性を携え働きかけていくアートプロジェクト。東京2020オリンピック・パラリンピックにおける文化プログラムの先導的役割を果たす「リーディング・プロジェクト」として、平成27年度より始まりました。今後、年1回の「TURNフェス」の開催や、「TURNセンター」(平成28年度開始予定)を通じ、一人ひとり異なる全ての人に向けて、新たな文化的体験をつくり出すことを目指します。
http://turn-project.com/

  • 監修
     日比野克彦(アーティスト、東京藝術大学 美術学部 先端芸術表現科 教授)
  • リーディング・プロジェクトディレクター
     森司(アーツカウンシル東京)
  • コーディネーター
     奥山理子(アーツカウンシル東京、みずのき美術館キュレーター)

アーツカウンシル東京

 世界的な芸術文化都市東京として、芸術文化の創造・発信を推進し、東京の魅力を高める多様な事業を展開しています。新たな芸術文化創造の基盤整備をはじめ、東京の独自性・多様性を追求したプログラムの展開、多様な芸術文化活動を支える人材の育成や国際的な芸術文化交流の推進等に取り組みます。また、東京2020オリンピック・パラリンピックの文化プログラムに向けて、先導的役割を担うプロジェクトを展開しています。
http://www.artscouncil-tokyo.jp

※出演者やプログラム内容等は、やむを得ない事情により変更になる場合がございます。

問い合わせ先
公益財団法人東京都歴史文化財団アーツカウンシル東京広報
 電話 03-6256-8432
 Eメール press(at)artscouncil-tokyo.jp
※迷惑メール対策のため、メールアドレスの表記を変更しております。お手数ですが、(at)を@に置き換えてご利用ください。

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