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平成28(2016)年1月14日更新

報道発表資料

葛西臨海水族園

大人のためのスイート講演会 Episode2 「あきらめないオス したたかなメス」開催!

 2月14日はバレンタインデー。日本では女性から男性に愛を告白する日とされています。生物のオスとメスのありかたは実にさまざま。葛西臨海水族園(園長 田畑直樹)では、大人の方向けに海の生き物のオスとメスをテーマに、この時期ならではのスイートでちょっとビターな内容のイベントを開催します。

 生物が繁殖相手を選ぶことは一生の一大事です。自分の子孫をより多く残すために、オスとメスはお互いをさまざまな基準で選びます。昨年は、どんなオスがもてるかなど、さまざまな生き物に見られる配偶者選択について紹介しました。しかし、もてないオスにも戦略があります。また、不本意な相手と一緒になってしまったメスもそのままでは終わりません。
 今年は更にディープな内容で、魚に見られるオスとメスの不思議な世界をご案内します。

1 日時

 平成28年2月14日(日曜) 13時30分~16時30分

※なお、希望される方を対象に、講演会終了後、16時30分から17時00分まで、講演会で紹介された魚などの水槽を水族園スタッフがご案内する予定です。

2 内容

第1部 タイトル「あきらめないオス 選ばれなかったオスの戦略」

 講師/狩野賢司氏(東京学芸大学教授)

【プロフィール】
 1963年生まれ。茨城大学理学部生物学科卒業、琉球大学大学院修士課程理学研究科修了、九州大学大学院博士課程農学研究科単位取得退学、博士(農学)。琉球大学熱帯生物圏研究センターCOE研究員、東京学芸大学教育学部講師、同准教授を経て、現在、東京学芸大学教育学部教授。専門は魚類の行動生態学。
 主な共編著に、「魚類の繁殖戦略1」、「魚類の社会行動1~3」、「交尾行動の新しい理解 理論と実証」(海游舎)、「行動生態学」(共立出版)がある。

【講演要旨】
 魚も配偶相手を選びます。そして、オスよりもメスの方がシビアに相手を選びます。なぜ、メスの方が選ぶ側なのでしょう? そして、どんなオスがメスにモテるのでしょう? しかし、メスにモテない魅力のないオスや、メスをめぐる他のオスとの競争に敗れてしまう弱いオスも、決してあきらめません。あの手この手を尽くして、メスと配偶しようとします。モテるオスを利用したり、メスのまねをしたり、弱いオス同士で群れを作って強いオスに対抗したり…。同じ種類の魚であっても繁殖の戦略は様々です。どんなオスがなぜメスにモテるのか、モテないオスがどのようにしてメスと配偶しようとしているか、メスとオスの間の多様な駆け引きを、例を挙げて紹介します。

第2部 タイトル「したたかなメス オスに対抗するメスの戦略」

 講師/佐藤綾氏(群馬大学教育学部講師)

【プロフィール】
 1983年生まれ。東京学芸大学連合学校教育学研究科博士課程修了、博士(学術)。東北大学 生命科学研究科 技術補佐員(COE)、東京学芸大学教育学部個人研究員を経て、現在、群馬大学教育学部講師。専門は行動生態、進化生態学。
 共著書に「魚類行動生態学入門」(東海大学出版会)がある。

【講演要旨】
 健やかなる時も病める時も、その命ある限り真心を尽くすことを誓いますか?魚の中には長い期間ペアを維持する仲間もいますが、繁殖のたびに相手を変える場合が一般的です。卵をつくり、時にはその卵を抱えるメスにとっては、一度の繁殖で残せる子の数にも、一生のうちに繁殖できる回数にも限りがあります。そのため、メスには限られた資源と機会を無駄にしないような様々な繁殖戦略がみられます。メスは繁殖の相手となるオスを選ぶだけでなく、どのようなオスとペアになったかということが「子を産むのか?」「何匹の子を産むのか?」さらには「息子と娘のどちらを産むのか?」といったことにまで影響します。今回はそのようなメスの驚くべき“産子戦略”を紹介します。

画像
”配偶者選択”中のグッピーのメス

3 場所

 葛西臨海水族園 本館2階 レクチャールーム

4 対象

 18歳以上

5 定員

 80名

6 応募方法

 Eメールで以下のとおりお申し込みください。
※応募者多数の場合は抽選を行い、当落にかかわらずお知らせします。

  •  Eメール
     osumesu(at)tokyo-zoo.netあてに、件名を「オスとメス」とし、本文に希望者全員の氏名(ふりがな)・年齢、代表者の住所・氏名・電話番号を記入してお送り下さい。お申し込みの際は、(at)tokyo-zoo.netからのEメールを受信できるよう、迷惑メールフィルターやメールソフトを設定してください。(特に、携帯電話からお申し込みの方はご注意ください。)

※迷惑メール対策のため、メールアドレスの表記を変更しております。お手数ですが、(at)を@に置き換えてご利用ください。

 【締切】平成28年2月7日(日曜)送信分まで有効

ご案内

【葛西臨海水族園】

  • <開園時間>
      9時30分~17時00分(入園は16時00分まで)
  • <休園日>
      毎週水曜日(祝日のときは、翌日)
      2月16日(火曜)、2月18日(木曜)は休園。
  • <入園料>
      一般:700円、65歳以上:350円、中学生:250円
     ※小学生以下及び都内在住・在学の中学生は無料

※開園日については東京ズーネットでご覧いただけます。 

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