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報道発表資料  2016年1月19日  福祉保健局

食中毒の発生について
特別養護老人ホームで調理し提供された食事で発生した食中毒

 品川区内の特別養護老人ホームで調理し提供された食事で食中毒が発生しましたのでお知らせいたします。

探知

 平成28年1月14日(木曜)午前10時00分、品川区内の特別養護老人ホームから品川区保健所に、「1月13日(水曜)午後1時30分頃から、当施設の入所者、デイサービス及び配食サービス利用者、職員等約40名が、おう吐、下痢等を呈しており、発症者全員が、1月12日(火曜)の昼食を食べている。」旨、連絡があった。

調査結果

 品川区保健所は、感染症と食中毒の両面から調査を開始した。

  • 当該施設において、入所者等の食事の調理業務は外部業者に委託されていた。
  • 患者は、当該施設の入所者25名、ショートステイ利用者1名、デイサービス利用者9名の他、配食サービス利用者1名、職員15名、調理従事者3名の計54名で、1月13日(水曜)午後1時30分から同月14日(木曜)午後7時20分にかけて、おう吐、腹痛、下痢等の症状を呈していた。
  • 発症した調理従事者は、1月12日(火曜)の昼食を喫食していた。
  • 患者は、全員、当該施設で調理し提供された食事を喫食していた。
  • 患者のふん便からノロウイルスを検出した。

決定

 品川区保健所は、下記の理由により、本件を当該施設で調理し提供された食事を原因とする食中毒と断定した。

  • 患者の共通食は、当該施設で調理し提供された食事の他にはない。
  • 患者のふん便からノロウイルスを検出し、症状が同ウイルスによるものと一致していた。
  • 当該施設等においておう吐者がいないなど、感染症を疑う情報がない。
  • 患者を診察した医師から食中毒の届出があった。

担当保健所 品川区保健所
発症関係 発症日時 1月13日午後1時30分から同月14日午後7時20分まで
症状 おう吐、下痢、発熱 等
発症場所 当該施設内、自宅 等
患者数 患者総数 54名
(内訳)
男:9名(患者の年齢:42~92歳)
女:45名(患者の年齢:22~108歳)
入院患者数 0名
診療医療機関数・受診者数 7か所8名(男:1名、女:7名)
原因食品 1月12日の昼食として当該施設が調理し提供した食事
病因物質 ノロウイルス
原因施設 屋号 ●●●
業種 飲食店営業(給食)
営業者 ●●●
代表取締役 ●●●
営業所所在地 東京都品川区●●●
本社所在地 神奈川県横浜市●●●
連絡先電話番号 ●●●
措置 上記営業者は1月15日から当該飲食店の営業を自粛しており、品川区は同月19日から3日間の営業停止の処分を行った。

[備考]
メニュー 【1月12日の昼食】
鶏肉唐揚げ又は鰆西京焼、蒸し野菜(キャベツ、ニンジン、アスパラガス)、パンプキンサラダ、沢煮椀、ご飯、オレンジ
検査関係
1月18日現在
検査実施機関:東京都健康安全研究センター
患者ふん便:27検体 検査中(19検体からノロウイルスを検出)
従事者ふん便:8検体 検査中(2検体からノロウイルスを検出)
拭き取り検体:11検体 3検体からノロウイルスを検出
食品:6検体 陰性

(参考)東京都における食中毒発生状況(ただし本事件は含まない)
  発生件数 患者数 死亡者数
本年1月1日~1月18日まで  2件  38名 0名
(昨年同期)  (10件)  (151名) (0名)
本年 1月中(18日まで) 2件  38名 0名
(昨年同期)  (10件)  (151名) (0名)

※別紙 ノロウィルスについて(PDF形式:156KB)

問い合わせ先
福祉保健局健康安全部食品監視課
 電話 03-5320-4405

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