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報道発表資料  2015年11月17日  福祉保健局

食中毒の発生について
セミナーハウスに併設した飲食店が調理した食事により発生した食中毒

 府中市内のセミナーハウスに併設した飲食店が調理した食事で食中毒が発生しましたので、お知らせいたします。

探知

 11月10日(火曜)午後4時30分、府中市内の医療機関から多摩府中保健所に、「本日、下痢等を呈して来院した患者1名を診察した。状況を聞いたところ、11月9日(月曜)に府中市内のセミナーハウスで研修が行われ、受講者約50名のうち20名が下痢等を呈しているとのことであった。」旨、連絡があった。

調査結果

 多摩府中保健所は、感染症と食中毒の両面から調査を開始した。

  • 当該セミナーハウスには、研修施設及び宿泊施設の他、飲食店(給食施設)を併設しており、当該施設では、研修を受講する宿泊者等に食事を提供している。
  • 調査の結果、当該飲食店が11月9日(月曜)午後6時00分頃から食事を提供した研修受講のための宿泊者等の計9グループ239名のうち5グループ35名が、11月10日(火曜)午前6時00分から同日午後4時00分にかけて、下痢等の症状を呈していたことが判明した。
  • 患者全員に共通する行動はなく、また、患者全員に共通する食事は当該飲食店が調理し提供した食事以外になかった。

決定

 多摩府中保健所は、以下の理由により、本件を当該飲食店で調理し提供した食事を原因とする食中毒と断定した。

  • 患者の共通食は当該飲食店が調理し提供した食事の他にはない。
  • 患者及び調理従事者のふん便並びに検査のために保管していた食品からウエルシュ菌を検出した。
  • 施設内でおう吐があった等、感染症を疑う情報がない。
  • 本日、患者を診察した医師から食中毒の届出があった。

担当保健所 多摩府中保健所
患者関係 発症日時 11月10日午前6時00分から同日午後4時00分まで
症状 下痢等
発症場所 当該研修施設等
患者数 患者総数35名
 (内訳)
 男:24名(年齢:22~51歳)
 女:11名(年齢:22~48歳)
入院患者数 0名
診療医療機関数・受診者数 3か所 3名(男:2名、女:1名)

原因食品 当該飲食店が調理し提供した食事
病因物質 ウエルシュ菌
原因施設 屋号 ●●●
業種 飲食店営業(給食)
営業者 ●●●
代表取締役 ●●●
営業所所在地 東京都府中市●●●
本社所在地 東京都世田谷区●●●
連絡先電話番号 ●●●
措置 上記営業者は11月13日から当該飲食店の営業を自粛しており、東京都は11月17日から3日間の営業停止の処分を行った。

[備考]
主なメニュー 【11月9日の夕食(洋食)】
生ハムのサラダ、トマトクリームスープ、カレイのフリカッセ、合鴨のコンソメ煮ラズベリーソース、クリームチーズケーキ、パン又はライス、コーヒー又は紅茶
検査関係
11月17日現在
検査実施機関:東京都健康安全研究センター等
患者ふん便:18検体 検査中(6検体からウエルシュ菌を検出)
従事者ふん便:12検体 検査中(1検体からウエルシュ菌を検出)
拭き取り検体:20検体 1検体から黄色ブドウ球菌を検出
食品等:43検体 2検体からウエルシュ菌、4検体から黄色ブドウ球菌を検出

(参考)東京都における食中毒発生状況(ただし本事件は含まない)
  発生件数 患者数 死亡者数
1月1日~11月16日まで 133件 1,987名 0名
(昨年同期) (91件) (860名) (0名)
本年11月中(16日まで) 0件 0名 0名
(昨年同期) (3件) (7名) (0名)

※別紙 ウェルシュ菌について(PDF形式:160KB)

問い合わせ先
福祉保健局健康安全部食品監視課
 電話 03-5320-4405

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