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平成27(2015)年6月29日更新

報道発表資料

産業

多摩川のアユの遡上について

 多摩川河口より11キロメートルの地点にてアユの遡上が確認されたそうですが、さらに上流まで遡上できるように、河川環境・魚道などを整備してほしい。

取組

 このたびは、貴重なご意見をいただきまして、ありがとうございます。
 多摩川は、平成3年に魚類の遡上・降下環境の改善を目的とした国土交通省の「魚がのぼりやすい川づくり推進モデル河川」に指定され、堰等への魚道の整備が進みました。
 東京都では、昭和58年から毎年、アユの遡上時期に多摩川の下流部(河口から約11キロメートル)でアユの遡上状況調査を行っており、その結果、近年では、東京湾から遡上するアユの数が調査開始時と比較して増加していることがわかってきました。
 平成19年度には、国土交通省と連携して、関係機関による「魚道管理連絡会」を設置し、魚道の点検・清掃など機能維持に関する取組を行っています。このような取組により、平成26年の調査では、下流部(河口から約11キロメートル)で標識をつけたアユが、青梅市の御嶽付近(河口から約70キロメートル)で確認されました。
 また現在、魚道を見つけられずに堰下に滞留したアユを上流に遡上させるため、土嚢等を用いた簡易魚道設置技術の開発や、滞留したアユを効率よく採捕し上流域へ放流する技術の開発を進めています。さらに、中・上流域におけるアユの遡上実態および生息環境調査も実施しており、より上流への遡上促進に活用していきます。
 今後も引き続き、アユの遡上環境の向上に向けた取組に努めてまいります。

(産業労働局)

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