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報道発表資料  2014年12月9日  環境局,福祉保健局

今夏における光化学スモッグの発生状況

 東京都は、大気汚染防止法及び環境確保条例に基づき「東京都大気汚染緊急時対策実施要綱(オキシダント)」を定め、都内を8地域に分けて、光化学オキシダントの濃度が発令基準以上になった場合に光化学スモッグ注意報等を発令しています。
 このたび、今夏(平成26年4月~10月)における結果がまとまりましたので、お知らせします。

1 今夏の特徴

(1) 注意報の発令日数は昨年に比べて減少(別表、別図)

  • 注意報の発令日数は9日で、猛暑であった昨年の17日に比べ約半分に減少した。(過去10年間の平均は15.0日)
  • 今夏の注意報発令は5月末から8月上旬にかけて散発的に発令された。

【理由】上空に寒気が度々流入したこと、夏の太平洋高気圧が東に偏よったことで高気圧の縁を回る暖湿流が流入し大気が不安定になったこと、南風が吹きあげたことにより、光化学オキシダントが拡散したため注意報の発令基準に達する日が少なかった。

(2) 今年の光化学オキシダントの最高濃度は0.173ppm

  • 6月1日に区西部地域の練馬区北町局と区南部地域の渋谷区宇田川町局で、最高濃度0.173ppmを記録した。
    (昨年の最高濃度は、8月10日に多摩北部地域の武蔵野市関前局と多摩中部地域の小金井市本町局で、最高濃度0.197ppm)

2 健康被害状況

 光化学スモッグによると思われる健康被害の届出者はなかった(別表)。

 東京都は、光化学スモッグの主要な原因となる揮発性有機化合物(VOC)の濃度を低減するため、今後も、光化学スモッグ注意報等の発令の多い6月から9月を中心に、「VOC対策セミナー」の開催や、区市や近隣県市と連携したVOC排出抑制策の啓発を行うなど、事業者の排出削減の取組への支援を引き続き行っていきます。
 また、光化学スモッグの一層の改善を図るため、光化学オキシダント高濃度時のVOCの詳細な反応機構などについて調査・研究を進めていきます。

※別表 光化学スモッグ注意報発令日数と健康被害者数の推移
※別図 日最高気温と注意報発令日
※参考 光化学スモッグについて

問い合わせ先
(発令関係)
環境局環境改善部大気保全課
 電話 03-5388-3568
(健康被害関係)
福祉保健局健康安全部環境保健衛生課
 電話 03-5320-4491

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