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報道発表資料  2014年12月4日  福祉保健局

アジア大都市ネットワーク21(ANMC21)
アジア感染症対策プロジェクト
第6回共同調査研究会議の成果について

 平成26年11月18日から20日までの間、東京都において「アジア感染症対策プロジェクト 第6回共同調査研究会議」を開催しましたので、その成果をお知らせします。

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会議の成果

 東京(開催都市)、バンコク、ハノイ、台北、トムスクの5都市が参加し、HIV/AIDS、デング熱、エボラ出血熱等をテーマに、専門家による活発な議論が交わされました。

会議(1日目) 会議(2日目)
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(1) 各都市の感染症対策に係る意見交換(エボラ出血熱・デング熱含む)

 国立感染症研究所ウイルス第三部の竹田部長より、麻疹・風疹のアジアにおける流行について、トムスクから、ダニ媒介性脳炎等の感染症対策について、それぞれ報告を行いました。また、東京から、70年ぶりに国内感染例が報告されたデング熱の状況、及び日本と都におけるエボラ出血熱への対応状況について発表し、各都市からは、最近のエボラ出血熱への対応状況を踏まえ、活発な意見交換を行いました。

(2) アジアから学ぶ-デング熱の国内感染症例の発生を受けて-

 台北市ゾンゼン地区保健所長、シリン地区保健所長他より、デング熱の予防と対策に係る同市の経験について報告を行いました。台北では、東京と同じヒトスジシマカがデング熱を媒介していることから、臨床や公衆衛生等に携わる約40名の都内の専門家が熱心に聴講し、蚊の生態や駆除方法等について活発な質疑応答や意見交換を行いました。

(3) 共同調査研究について

1) 新型インフルエンザ・サーベイランス体制強化に係る共同調査研究

東京から、現行の新型インフルエンザに係る共同調査研究(平成24~26年度)のスキーム並びにジャカルタ及びマリキナ市(マニラ首都圏)で実施されたサーベイランスの状況について報告を行いました。また、本共同調査研究に係る最終報告書をまとめるため、今後、各都市の状況を調査票で回答することが合意されました。

2) HIV/AIDS共同調査研究に向けて

東京から、今年度実施した「感染症現状調査2014」の概要について報告を行うとともに、来年度から新たに実施する予定のHIV/AIDS共同調査研究について3か年のスキーム案を提案しました。スキームについては、参加都市間で協議を行い、合意を得ました。

3) 基調講演「アジアにおける抗レトロウイルス療法の長期的成功」

国立国際医療研究センター病院エイズ治療研究開発センターの岡センター長より、「アジアにおける抗レトロウイルス療法の長期的成功」をテーマとした基調講演が行われました。アジアにおける抗レトロウイルス療法の歴史やHIV感染の現状などについての説明があり、活発な質疑応答や意見交換を行いました。

4) HIV/AIDSの現状と対策について

 台北、東京、バンコク、ハノイから、それぞれのHIV/AIDSの現状と対策について報告があり、活発な意見交換を行いました。HIV/AIDSに係る課題は都市によりさまざまであり、共通の課題もあれば、各都市で固有の課題もあることが認識されました。

 HIV/AIDS共同調査研究については、来年2月にバンコクで開催されるアジア大都市感染症対策プロジェクト会議で具体的な内容を協議し、各都市の合意を得て実施される予定です。

問い合わせ先
福祉保健局健康安全部感染症対策課
 電話 03-5320-4482

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