ここから本文です。

報道発表資料  2014年11月28日  福祉保健局

食中毒の発生について
仕出し弁当により発生した食中毒

 中野区内の飲食店が調製した仕出し弁当で食中毒が発生しましたので、お知らせいたします。

探知

 11月19日(水曜)14時00分、杉並区内の医療機関より「本日、おう吐、下痢を呈した患者が8名来院した。患者はノロウイルス様の症状である。患者の話では、杉並区内で行われたセミナーに参加しており、数日前に会食が行われたとのことである。」旨、杉並区杉並保健所に連絡があった。

調査結果

 杉並保健所は、探知後ただちに感染症と食中毒の両面から調査を開始した。
 セミナーでは、11月17日(月曜)及び同月18日(火曜)に懇親会が行われ、その際に提供された仕出し弁当等を喫食した89名のうち複数名が発症していることが判明した。仕出し弁当は中野区内の飲食店で調製されていたため、中野区保健所が当該飲食店の調査を行った。

  • 患者は当該施設が調製した仕出し弁当を喫食したセミナー受講者及び講師計33名で、11月18日(火曜)22時から同月20日(木曜)12時00分にかけて、下痢、吐き気、発熱、おう吐等の症状を呈していた。
  • 患者は異なる勤務先に所属しており、患者全員に共通する食事は当該飲食店が調製した仕出し弁当以外にはなかった。
  • 患者ふん便及び当該飲食店の調理従事者のふん便からノロウイルスを検出した。

決定

 中野区保健所は、本日、以下の理由により、本件を当該飲食店で調製した仕出し弁当を原因とする食中毒と断定した。

  • 患者の共通食は当該飲食店が調製し提供した仕出し弁当の他にはない。
  • 患者が仕出し弁当を喫食してから発症するまでの潜伏時間、症状がノロウイルスによるものと一致していた。
  • 患者及び調理従事者のふん便からノロウイルスを検出した。
  • 患者を診察した医師から食中毒の届出があった。
担当保健所 中野区保健所
患者関係 発症日時 11月18日22時から11月20日12時00分まで
症状 下痢、吐き気、発熱、おう吐等
発症場所 自宅、宿泊先等 
患者数 発症者総数 33名
(内訳)
男:31名(年齢:24~69歳)
女:2名(年齢:24~36歳)
入院患者数 0名
診療医療機関数・受診者数 9か所 14名(男:13名、女:1名)

原因食品 当該施設が調製し提供した仕出し弁当
病因物質 ノロウイルス
原因施設 屋号 ●●●
業種 飲食店営業(一般)
営業者 ●●●
営業所所在地 東京都中野区●●●
連絡先電話番号 ●●●
措置 上記営業者は11月26日から当該飲食店の営業を自粛しており、中野区は11月28日から5日間の営業停止の処分を行った

[備考]
メニュー コールドビーフ、サンドイッチ、野菜とベーコンのグリル、ミートローフ、カレー風味春巻き、フライドポテト、シュウマイ、スモークサーモン、蒸し鶏(17日提供分のみ)、チキンサラダ(18日提供分のみ)
検査関係
11月28日現在
検査実施機関:東京都健康安全研究センター等
患者ふん便:29検体 検査中(26検体からノロウイルスを検出) 
従事者ふん便:2検体 2検体からノロウイルスを検出
拭き取り検体:9検体 陰性
食品:4検体 3検体から黄色ブドウ球菌を検出

(参考)東京都における食中毒発生状況(ただし本事件は含まない)
  発生件数 患者数 死亡者数
本年1月1日~11月27日まで 89件  827名 0名
(昨年同期) (71件) (1130名) (0名)
本年11月中(27日まで) 1件  1名 0名
(昨年同期) (5件) (9名) (0名)

問い合わせ先
福祉保健局健康安全部食品監視課
 電話 03-5320-4405

ページの先頭へ戻る