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報道発表資料  2014年11月25日  建設局

恩賜上野動物園情報
ホッキョクグマの「ユキオ」よ やすらかに

 恩賜上野動物園(園長 土居利光)ではホッキョクグマの「ユキオ」が死亡しましたので、お知らせします。

1.死亡したホッキョクグマ

画像
最近のユキオ(2014年8月17日撮影)
  1. 死亡確認日
    平成26年11月25日(火曜)
  2. 名前
    ユキオ(雪夫)
  3. 性別
    オス
  4. 年齢
    26歳11ヶ月(死亡時点の国内飼育最高齢個体)
    1987年12月8日ドイツ・ミュンスター動物園生まれ
  5. 来園
    2000年6月12日 池田動物園
    (岡山県岡山市)より来園
  6. 死因
    急性膵炎

2.「ユキオ」について

 ドイツのミュンスター動物園で生まれ、1988年から岡山の池田動物園で飼育されていました。当園には2000年6月に来園し、「レイコ」(メス)(2012年2月24日死亡)と長年いっしょに暮らしていました。2頭はとても仲がよく、2002年には交尾行動も見られましたが、繁殖には至りませんでした。氷や餌のシャケを食べたり、遊具で遊んだりする姿は来園者に大変人気がありました。
 2011年10月には新施設「ホッキョクグマとアザラシの海」がオープンし、広い運動場で伸び伸びと暮らしていましたが、繁殖のために2012年4月に釧路市動物園へブリーディングローンで移動しました。釧路市動物園ではメス「ツヨシ」との間で2シーズンに渡り、繁殖を試みましたが成功せず、2014年4月に戻りました。当園では飼育されているメス「デア」(2008年12月2日 イタリア・ファサーノサファリ生まれ)との間で繁殖を試みる予定でした。

3.当園での飼育状況

 1頭(メス1頭)※今回死亡した「ユキオ」を除きます。
 メス 「デア」5歳11ヶ月
 2008年12月2日 イタリア・ファサーノサファリ生まれ
 2012年3月16日 上野動物園来園

4.国内の飼育状況(2013年12月31日現在)

 21園館 47頭(オス18頭、メス29頭) 資料:(公社)日本動物園水族館協会

【参考】ホッキョクグマ(食肉目 クマ科)ワシントン条約附属書2表、IUCNレッドリスト:VU(絶滅危惧2類)

  • 学名
    Ursus maritimus
  • 英名
    Polar Bear
  • 体長
    頭胴長 オス 2.2~2.5、メス 1.8~1.9メートル
  • 体重
    オス 500~600キログラム、メス300~400キログラム
  • 分布
    北極圏の海岸、氷山
  • 生態等
    北極圏に生息し、陸上で暮らす哺乳類では最も大きなからだの肉食動物です。毛色はクリームがかった白色で、毛が細かく透きとおり、太陽光線を透過し直接体を温めます。地肌は黒色です。また足の裏にまで毛が生えているので氷上でも滑りにくくなっています。野生ではアザラシやセイウチ、海鳥、カリブーの死肉や海藻、地衣類などの植物も食べます。動物園ではサツマイモ、リンゴ、アジ、馬肉、鶏頭、ソーセージなどを与えています。繁殖期以外は単独で生活し、行動範囲は広く、餌を求めて歩いたり、泳いだりして何百キロメートルも移動します。性成熟は生後4~8年で、初出産は5歳ぐらいです。オスはメスの臭いを嗅ぎつけ接近します。交尾期は2~8月で多くは4~5月に氷上で交尾をします。出産期は11月~1月で1~4頭(平均2頭)を出産します。妊娠期間は180~270日と幅があります。日本では、1902年(明治35年)に上野動物園で飼育されたのが最初です。過去の国内飼育の最高齢事例は、上野動物園で飼育し1993年に死亡した雪男(メス)の推定36歳です。

※ワシントン条約附属書2表、絶滅危惧2類の数字の正しい表記はローマ数字です。

問い合わせ先
(公財)東京動物園協会
【恩賜上野動物園】
 電話 03-3828-5171
建設局公園緑地部管理課
 電話 03-5320-5365

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