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報道発表資料  2014年11月19日  環境局

よりクリーンな小規模燃焼機器の普及に向けて
低NOx・低CO2小規模燃焼機器認定基準の強化について

 東京都では、大気汚染対策及び地球温暖化防止対策として、東京都環境確保条例の規制対象外となるボイラー、ガスヒートポンプなどの小規模燃焼機器について、窒素酸化物排出量が少なく高効率でCO2排出量が少ない機器の認定制度を実施しています。
 このたび、窒素酸化物及びCO2の排出量を更に低減させるため、小規模燃焼機器の認定基準を強化しますので、お知らせします。

1.強化のポイント

ア)認定基準値の引き上げ

 窒素酸化物の排出濃度及び効率の認定基準値を、より優れた製品の水準に合わせて引き上げます。

イ)「超低NOx」基準値の導入

 窒素酸化物排出濃度が更に低い機器の開発を促すため、窒素酸化物排出濃度の基準も二段階にします。

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2.認定証票例(認定機器に貼付して販売できる)(デザインは変更する可能性あり)

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グレードAA認定証票 グレードA認定証票

3.施行日

 平成27年4月1日

 ※環境局公式ウェブサイト http://www.kankyo.metro.tokyo.jp/

問い合わせ先
環境局環境改善部大気保全課
 電話 03-5388-3492

〔資料〕

1.低NOx・低CO2小規模燃焼機器認定制度について

 平成元年3月から「小型ボイラー等低NOx燃焼機器認定制度」としてスタートした制度。当初は窒素酸化物濃度基準のみでしたが、地球温暖化対策のため、平成21年3月より、効率基準も加え、窒素酸化物濃度基準と両方の基準を満たす機器を認定する「低NOx・低CO2小規模燃焼機器認定制度」としました。
 対象となる機器は、窒素酸化物排出濃度の基準がある東京都環境確保条例対象機器(ボイラー類:伝熱面積10平方メートル以上、内燃機関類:燃焼能力重油換算1時間当たり5リットル以上)より小規模な機器です。販売台数は多いが窒素酸化物濃度の規制が無い小規模燃焼機器について、認定基準を満たす機器を認定して推奨することにより、その機器を普及させ、都内の大気環境の改善を図ることを目的としています。

2.対象機器

機器の種類 規模等
小型ボイラー類 ア 蒸気ボイラー 伝熱面積が10平方メートル未満であり、かつ、熱出力が35キロワット以上のもの
イ 温水ボイラー 伝熱面積が10平方メートル未満であり、かつ、熱出力が58キロワット以上のもの(ウを除く)
ウ 業務用給湯器 伝熱面積が10平方メートル未満であり、かつ、熱出力が58キロワット以上のもの(先止め式に限る)
エ 温水発生機 伝熱面積が10平方メートル未満であり、かつ、熱出力が35キロワット以上のもの
オ 冷温水発生機 伝熱面積が10平方メートル未満であり、かつ、熱出力が35キロワット以上のもの
内燃機関類 カ ガスヒートポンプ 燃焼能力が重油に換算した量で1時間当たり5リットル未満のもの
キ コージェネレーションユニット 燃焼能力が重油に換算した量で1時間当たり5リットル未満であり、かつ、発電出力5キロワット以上のもの
(原動機はガス機関に限る)

※ガスヒートポンプ……電気エアコンがコンプレッサーを電気で回しているのに対し、ガスエンジンでコンプレッサーを回して、熱媒を圧縮・膨張させて熱交換する設備。

※コージェネレーションユニット……原動機(この要綱ではガス機関のみ対象)により発電機を回して発電を行い、同時に原動機の廃熱を利用して水を加熱してお湯を作る設備。

効率とCO2の関係について

 機器の効率を向上させることにより、燃料消費量が削減され、CO2排出量が低減します。また、同時にNOx排出量も低減します。

3.基準値

一 窒素酸化物排出濃度(酸素濃度を0%に換算した値)

  ガス燃料 液体燃料
改正前 改正後 改正前 改正後
超低NOx 低NOx 超低NOx 低NOx
蒸気ボイラー 60ppm 40ppm 50ppm 80ppm 60ppm 70ppm
温水ボイラー
温水発生機
冷温水発生機
業務用給湯器 50ppm 60ppm
ガスヒートポンプ 12モード※ 100ppm 12モード※ 80ppm 12モード※ 100ppm
コージェネレーションユニット 150ppm 150ppm  

※12モード値…供試機の能力に応じた、冷房運転、暖房運転各6点、合計12点の窒素酸化物濃度測定試験結果を用いる方法。

二 効率

  超高効率 高効率
改正前 改正後 改正前 改正後
蒸気ボイラー(ボイラー効率) 伝熱面積5平方メートル以上 95% 97/96%※ 90% 90%
伝熱面積5平方メートル未満 95% 88/87%※ 90/89%※
温水ボイラー(熱効率) 90% 93% 82% 88%
業務用給湯器(給湯部の効率) 90% 95% 82% 90%
温水発生機(熱効率) 95% 95% 88% 88%
冷温水発生機(成績係数) 熱出力352キロワット以上 1.3 1.4 1.2 1.2
熱出力352キロワット未満 1.2 1.3 1.1 1.1
ガスヒートポンプ(期間成績係数) 熱出力35キロワット以上 1.94 2.19 1.86 1.95
熱出力28~35キロワット未満 1.74 1.84 1.67 1.69
熱出力28キロワット未満 1.48 1.64 1.42 1.49
コージェネレーションユニット(CGU発電端総合効率) 85% 85%

※「○/×%」という記載は、前者(○)がガス燃料の機器の基準、後者(×)が液体燃料の機器の基準を表す。

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