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報道発表資料  2014年10月16日  労働委員会事務局

G事件命令書交付について

 当委員会は、本日、標記の不当労働行為救済申立事件について、命令書を交付しましたのでお知らせします。命令書の概要は、以下のとおりです(詳細は別紙)。

1 当事者

 申立人 X1ユニオン(東京都豊島区)
被申立人 Y1株式会社(東京都日野市)

2 事件の概要

 平成24年4月6日、組合は、会社に対し、3月30日に組合員X2が、上司との面談で伝えられた業務改善の指示についての説明を求める要望書を提出した。4月12日、組合は、会社に、団体交渉申入書を提出し、4月15日には協議事項を追加し、上記業務改善の前提とされるX2の23年の人事評価であるEMS評価やEMS評価を根拠に不支給とされた業績賞与についての協議を要求した。5月25日、組合と会社とは団体交渉を行い、会社は、組合が主張した事実について、調査し、文書で回答すると答えた。
6月28日、組合は、会社に対し、改めて、回答を要求したため、会社は、組合に対し、回答書を提出したが、7月19日、組合は、会社に対し、団体交渉の場での回答、業績賞与の不支給の再検討などを要求し、団体交渉を申し入れた。
しかし、7月26日、会社は、組合から回答を要望された事項は十分に説明したとして、組合が団体交渉により解決すべき事項を具体的に示すのであれば、団体交渉に応ずることを検討すると回答して、団体交渉に応じなかった。
本件は、7月19日に組合が申し入れた団体交渉について、会社が、解決すべき事項を具体的に示すよう文書で回答し、団体交渉に応じなかったことが、正当な理由のない団体交渉拒否に当たるか否かが争われた事案である。

3 命令の概要 棄却命令

<主文(要旨)>
本件申立てを棄却する。

4 判断のポイント

 会社が、組合に対して団体交渉により解決すべき事項を具体的に示すよう回答したにもかかわらず、組合は、X2のEMS評価のどの部分に誤りがあり、不当な点があるのかなどを明らかにしていない。その一方で、会社は、X2に送付されたX2の目標やX2の23年EMS評価に対する上司の修正点などの具体的な根拠を示し、説明していることを考慮すると、正当な理由のない団体交渉拒否には当たらない。

※別紙 命令書の概要

問い合わせ先
労働委員会事務局審査調整課
電話 03-5320-6987

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