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報道発表資料  2014年9月5日  福祉保健局

今春の飛散花粉数は昨春の約3割でほぼ予測どおり
平成26年度東京都花粉症対策検討委員会(第1回)検討結果

 東京都では、花粉症の予防や治療を適切に行うことができるよう、花粉飛散予測を実施するとともに、飛散花粉数の観測を行っています。
 昨日、東京都花粉症対策検討委員会を開催し、今春の都内スギ・ヒノキ花粉飛散状況の解析及び予測との比較検証等を行いました。

1 花粉飛散状況等
 今春のスギ・ヒノキの飛散花粉数は昨春の約3割であり、過去10年平均の約6割であった。

2 予測との比較
 飛散花粉数は9地点のうち5地点が予測範囲内であり、飛散花粉数の平均はほぼ予測どおりであった。
 都内のスギ花粉の飛散開始日は例年より早かったが、気象の影響により例年より遅くなった観測地点もあった。

1 花粉飛散状況等

今春の飛散花粉数は、昨春の約3割、過去10年平均の約6割(図1)

 飛散花粉数の平均(9地点※1)は、3,225個/平方センチメートルであり、昨春の約3割、過去10年平均(平成16~25年)の約6割であった。

図1 飛散花粉数の経年変化(都内9地点平均)
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※1 9地点:千代田、葛飾、杉並、北、大田、青梅、八王子、町田、小平

飛散花粉数が「多い」以上の日は、昨春の8割(図2)

 飛散花粉数が「多い」以上に分類※2(1日に30個/平方センチメートル以上観測)された日数は、平均で28日であり、昨春の35日と比べると約8割に減少しており、過去10年平均の26日より2日多かった。

図2 飛散花粉数が「多い」以上の日数の経年変化(都内9地点平均)
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※2 飛散花粉数の分類:「少ない:10個未満」、「やや多い:10~30個未満」、「多い:30~50個未満」、「非常に多い:50~100個未満」、「極めて多い:100個以上」(1日に観測された花粉数 単位:個/平方センチメートル)

花粉症患者数は、昨春の8割(図3)

 平成2年より調査している千代田区内の診療所(耳鼻咽喉科)における、今春の初診花粉症患者数は、昨春の約8割であった。

図3 飛散花粉数と花粉症初診及び再診患者数の関係
(千代田区内の診療所における事例)
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※初診:調査シーズン中に症状を出してから初めての受診
※再診:初診としてカウントした後の受診(延べ)

2 予測との比較

飛散開始日は、観測地点により2つの時期に分かれた(図4)

 スギ花粉の飛散開始日※3は千代田と大田が2月2日と早く、それ以外の観測地点では2月18日から26日に飛散開始を観測した。
 飛散開始日が2つの時期に分かれたのは、2月2日に2地点で飛散が開始した後、気温が一気に低くなり記録的な大雪が2度降るなど、気象の影響によるものと考えられた。

図4 平成25、26年及び過去10年平均のスギ花粉飛散開始日
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 ※3 飛散開始日:一観測地点で、1月以降に1平方センチメートルあたり1個以上のスギ花粉を原則として2日以上連続して観測した場合の最初の日(財団法人日本アレルギー協会 花粉情報標準化委員会の定義による)

飛散花粉数は、ほぼ予測どおりであった(図5)

 飛散花粉数は、予測を行った9地点中5地点で予測範囲内であった。
 花粉飛散数の平均(9地点)は3,225個/平方センチメートル(昨春の約3割)で、昨春の約3~4割とした予測の範囲内であった。

図5 平成26年春 スギ・ヒノキ花粉観測値と予測値との比較
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飛散花粉数が「多い」以上の日数は、ほぼ予測どおりであった(図2)

 飛散花粉数が「多い」以上に分類された日数は、予測では25日程度としていたところ、9地点の平均で28日となり、おおむね予測どおりとなった。

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